今までの樹脂製防護柵は、水が内部に充填されてはいるものの連結部が弱く、通行車両が樹脂製防護柵を突破する可能性がありました。
しかし、今回の『ウォーター・ケーブル・バリアー』は、本体に内蔵したワイヤーを簡易に連結する事により、通行車両の追突による防護柵の突破を防止します。すでに米国連邦高速道路局(FHWA) MASH規格に合格しており全世界で使われています。
【Webページ】https://www.nipponliner.co.jp/
- 『ウォーター・ケーブル・バリアー』販売開始の背景
樹脂製防護柵は交通量が多い現場で作業員の安全を守るために設置されます。
しかし、これまでの樹脂製防護柵は水を本体内に充填されてはいるものの連結部が弱く、車両衝突時に本体が破損、もしくは本体同士が分裂し、進入車両が樹脂製防護柵の反対側へ進入する可能性がありました。
これまでの樹脂製防護柵では防ぎきれなかった作業現場での事故を防ぐため、『ウォーター・ケーブル・バリアー』の販売を開始しました。
- 『ウォーター・ケーブル・バリアー』について
『ウォーター・ケーブル・バリアー』は水充填式の樹脂製防護柵です。
水を充填するだけでなく、本体にワイヤーが3本内蔵され、連結部分には金属製の接続パイプを使用し本体同士の連結を強固にしています。
水で車両衝突時の衝撃を吸収し、本体が破壊されても内蔵されたワイヤーがロープ代わりになり車両の逸脱を防ぐことで、反対側への進入を止めることができます。
・高い衝突安全性能を実現
本体に内蔵されているワイヤー3本と金属製の接続パイプで本体同士を強固に連結し、一体化させることで、車両衝突時に本体が破壊されてもワイヤーにより反対側への侵入を防ぎます。
本体内部でワイヤーケーブルをモールド加工しているため、本体を破壊しない限り取り外すことはできません。ワイヤーケーブルの端部はプラスチックで覆われ、防水対策も施されています。
・最大30度まで曲げられる
連結した『ウォーター・ケーブル・バリアー』は最大30度の角度まで曲げることができ、複雑な曲線部にも対応が可能です。最小4メートルの設置半径を実現しています。
・設置・撤去が簡単
仮設規制材1つあたりの重さが約49kgなので、大人2人で運ぶことが可能です。
接続は接続パイプで連結し、接続パイプと抜け止めピンを差し込んで吸水するだけで設置が完了するため、少人数で短時間の設置・撤去が可能です。
・耐光性に優れている
本体の材質はポリエチレンを採用しており、汚れにくく耐光性にも優れています。反射シートを張り付けることで夜間の視認性も高めることができます。
『ウォーター・ケーブル・バリアー』はすでに米国連邦高速道路局(FHWA) MASH規格に合格しておりしており、2トンの車両が時速70キロで衝突しても突き抜けることなく、ドライバーの安全も保障できました。
また『ウォーター・ケーブル・バリアー』は国土交通省が運営する「新技術情報提供システム(略称:NETIS)」へ登録されており、公共工事などに活用された場合、総合評価落札方式や工事成績評定で加点の対象になります。
【導入実績】
交通量が多い現場で作業員の安全を守るため、多くの作業現場に設置されています。
・新東名高速道路 御殿場JCT ~ 長泉沼津IC間6車線化工事
・東京TB車線シフト工事
・東名高速道路 名古屋管内維持修繕業務
■サービス概要
Webページ:https://www.nipponliner.co.jp/productslist/water-cable-barrier
資料ダウンロード:https://prtimes.jp/a/?f=d105661-20221115-e912228ee5808be3713cbd7bedbc9754.pdf
商品紹介動画:
■サービスに関するお問い合わせ
会社名:日本ライナー株式会社
担当部署:営業本部 商品グループ
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Email: product-info@nipponliner.co.jp
- 日本ライナー株式会社について
当社は道路インフラの分野から、豊かなクルマ社会の実現を目指しております。
【概要】
会社名:日本ライナー株式会社
本社:〒135-0007 東京都江東区新大橋1-8-11 大樹生命新大橋ビル7階
代表者:代表取締役社長 石田 薫
設立:1965年8月
電話番号:03-5638-7433(代表)
URL:https://www.nipponliner.co.jp/
事業内容:路面標示施工事業、橋梁メンテナンス事業、安全資材の販売ほか