国試によく出題される薬剤の重要ポイントだけを単語帳のようにまとめ、「⾃分で抜き出す⼿間が省ける!」と薬学⽣に好評だった第1版発売から2年。本書はその間に実施された薬剤師国家試験の内容を反映した改訂版です。今後出題が見込まれる新薬などに加え、新型コロナウイルス感染症の治療薬についても、「薬剤師国家試験で出題されるなら?」という観点から掲載しています。
■本書の特長と使い方
- 約800の医薬品を薬効別に掲載。薬理の出題基準に沿い、「一般名」「適応」「作用機序」「主な副作用」など重要事項にしぼって解説。
- 過去10 年間(第98回~第107回)の薬剤師国家試験の出題頻度を基に、重要度を3段階に分けてマーク付け。
- 特に重要な情報には下線を付け、重要語句は⾚字にするなど、効率よく学ぶために⼯夫を凝らした紙⾯。
- 第16章では、本書に記載されている医薬品の作用機序などの記述をより深く理解できるよう、薬学用語を解説。
- 掲載している医薬品の「一般名」「商品名」それぞれの索引付き。
■書籍概要
書名 薬剤師国家試験のための薬単 試験にでる医薬品暗記帳 第2版
著者 木元 貴祥
定価 2,530円(税込)
発売日 2022年6月28日
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4798065129
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17149497/
■もくじ
第1章 自律神経系に作用する薬
第2章 体性神経系に作用する薬
第3章 中枢神経系に作用する薬
第4章 循環器系に作用する薬
第5章 泌尿器系に作用する薬
第6章 呼吸器系に作用する薬
第7章 消化器系に作用する薬
第8章 内分泌系に作用する薬
第9章 代謝系に作用する薬
第10章 血液系に作用する薬
第11章 眼に作用する薬
第12章 抗炎症薬
第13章 免疫系に作用する薬
第14章 感染症の薬
第15章 抗悪性腫瘍薬
第16章 医薬品の理解に必要な薬学用語
■著者紹介
木元 貴祥(きもと たかよし)
株式会社PASSMED 代表取締役
1986 生まれ。大阪薬科大学卒。薬剤師・講師。
大学卒業後、外資系製薬メーカーにMR 職で入社。2009年下半期には、骨粗鬆症治療薬のセールスランキングが社内1 位に輝くなど順調な企業生活を送るが、学生時代に憧れた講師職への未練を断ち切れずに薬学ゼミナール講師に転職、薬理学を担当する。予備校内の講義に加え、関西圏の大学薬学部での講義も経験するうちに、臨床医療に携わりたい思いが湧き上がり、調剤薬局に転職。多店舗勤務のラウンド薬剤師、施設担当での在宅業務、ドラッグストア勤務などで薬剤師として臨床の腕を磨く。並行して、Skype を利用した家庭教師業をスタート。現在は、看護師国家試験対策予備校WAGON で講師を行う傍ら、薬剤師国家試験対策(パスメド薬学部試験対策室)や薬学生の就活支援(薬学生プレミア)、新薬情報オンラインなど、薬剤師・薬学生向けの情報発信を行う『パスメド-PASS MED-』の運営と執筆業務に取り組んでいる。薬のことを「わかりやすく」伝えることを専門とする。共著に『薬剤師国家試験のための病単 試験にでる病気まとめ帳』(秀和システム)、『同効薬おさらい帳』(じほう)。
【著者による解説】
https://passmed.co.jp/pharmacy/archives/1533
■姉妹本情報
書名 薬剤師国家試験のための病単 試験にでる病気まとめ帳
著者 ⽊元 貴祥・岩⽚ ⼀樹(著)、奈良 信雄(監修)
定価 2200円(税込)
発売⽇ 2022年3⽉29⽇