「アンバサダーパレスホテル台北」2028年 開業予定

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國賓大飯店股份有限公司(本社:台湾台北市中山北路二段63號、董事長:許 育瑞)と株式会社パレスホテル(本社:東京都千代田区丸の内1-1-1、代表取締役社長:吉原 大介)は、台湾・台北市に位置する老舗ホテル・台北アンバサダーホテルの建て替えに際し、ホテルマネジメント契約を締結し「アンバサダーパレスホテル台北」を2028年に開業いたします。

外観イメージ外観イメージ

 國賓大飯店股份有限公司による台北アンバサダーホテルは、1964年に開業し台湾初の民営5つ星ホテルとして60年近くの歴史を持ち、台湾を代表するホテルとして日本のビジネスマンや観光客から長年にわたり愛されてきました。本年9月に建て替えのため閉館したホテルは、美術館やレストランの集まる台北で最も活気のあるエリア中山区に位置し、株式会社パレスホテルとのパートナーシップのもと、新しいコンセプトで最上質のラグジュアリーホテル並びにレジデンスを備えたツインタワーとして生まれ変わります。

 

 両社には多くの共通点があり、創業者がそれぞれの創業の地でホテル事業をスタートした後、独立系ホテルとしてのDNAを、世代を超えて受け継いできました。國賓大飯店股份有限公司 董事長 許 育瑞は、2012年に3年半の建て替えを経て生まれ変わったパレスホテル東京に一ゲストとして度々足を運ぶ中で、そのデザインやサービスに感銘を受けただけでなく、お互いのバックグラウンドに深く共感。今回のパートナーシップ締結に際し、許 育瑞と株式会社パレスホテル 代表取締役社長 吉原 大介はともに、「我々には多くの共通点があり、そのケミストリーに運命を感じた」とコメントしています。双方のホテル会社としての矜持を尊重し、ホテル名は両社の名を連ねた「アンバサダーパレスホテル台北」といたしました。
 

 台北は2023年以降外資系のラグジュアリーホテルが多数参入し、建設が計画されています。パレスホテル東京は2016年、世界的に権威あるトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」のホテル部門にて日系ホテルとして初めて5つ星を獲得。日本に多くの外資系ラグジュアリーホテルが進出を続ける中、世界基準のサービスを実現しながらも「最上質の日本」を提供し、日本の独立系ホテルとしてのアイデンティティを確立してきました。この度、ともにエリアを代表するホテルとして歴史を紡ぎ、ホスピタリティ業界を牽引してきた両社が手を取り、台北に新たなラグジュアリーホテルを創造いたします。

(左から)國賓大飯店股份有限公司 董事長 許 育瑞、株式会社パレスホテル 代表取締役社長 吉原 大介 (左から)國賓大飯店股份有限公司 董事長 許 育瑞、株式会社パレスホテル 代表取締役社長 吉原 大介

國賓大飯店股份有限公司 董事長  許 育瑞(きょ いくずい)のコメント
アンバサダーホテルは、台湾初の民営による5つ星ホテルであり、60年近くに渡り国内外の多くのVIPの記憶に残り続け称賛を受けてまいりました、色褪せない輝きを放つ唯一無二の存在です。この度の建て替え事業では、伝統を継承しつつ、ハード面・ソフト面を更に向上させてまいります。また、日本のトップクラスのラグジュアリーホテル、パレスホテルがパートナーとなりますことを大変光栄に思います。双方の強みを最大限に発揮し、更なる高みを目指し、歴史の新しい1ページを創り出すことを期待しております。

株式会社パレスホテル 代表取締役社長 吉原 大介(よしはら だいすけ)のコメント
2012年にパレスホテル東京がグランドオープンし10周年を迎えた節目の年に、國賓大飯店股份有限公司とパートナーシップを結べますこと、大変光栄に存じます。ともに半世紀以上の歴史を背景に持ちながらも挑戦を恐れず、新たなブランドを一から作り上げていく同志として、素晴らしいコラボレーションを実現できると感じております。互いに培ってきた歴史と文化が共鳴することで新たなホテルが誕生し、世界中のお客様をお迎えできる日を心より楽しみにしております。「美しいこころで、感性をゆさぶる。」の企業理念のもとでこのご縁を繋ぎ、スタッフの日々の弛まぬ努力によって築き上げお客様に育てていただいた「パレスホテル」ブランドを、これを機に丸の内以外の地においても展開してまいります。

正面玄関イメージ正面玄関イメージ

ホテル概要

■名称: アンバサダーパレスホテル台北
■開業: 2028年予定
■所在地: 台湾台北市中山北路二段63號
■構造: 鉄骨造、地下6階・地上23階  (ホテルフロア:1階~22階、レジデンスフロア:1階~23階)
■延床面積: 37,878.76平方メートル(11,458坪)
■所有者: アンバサダーホテル(國賓大飯店股份有限公司)
■設計: 株式会社三菱地所設計
■施工: 中鹿營造、大陸建設
■デザイン: テリー・マクギニティ(G.A Group)
■客室数: 106室(スイート含む)
■客室の広さ: 50平方メートル~240平方メートル
■料飲施設: オールデイダイニング、ベーカリー&ペストリーショップ、中華レストラン、日本料理、鮨、ステーキハウス、スカイバー
■その他: 宴会場、ガーデンラウンジ、スパ、プール、フィットネスジム ※別途レジデンスあり(73室)
■アクセス: MRT 雙連駅徒歩 5 分、鉄道台北駅より車で約10 分またはMRT で 2 駅、台北松山空港より車で約15 分、台北101、台北世界貿易センターより車で約 20 分、桃園国際空港より車で約40 分 

アンバサダーパレスホテル台北について
1964年開業の台北アンバサダーホテルが6年の歳月をかけて建て替えを実施し、株式会社パレスホテルの運営のもと「アンバサダーパレスホテル台北」として2028年に開業予定。広さ50平方メートル~240平方メートルの106室の客室とともに、ガーデンラウンジやスパ、フィットネスジム等を備えたラグジュアリーホテルに生まれ変わります。また、ホテル最上階に位置するバーや日本料理、ステーキハウス含め全7つのレストラン&バーがオープンいたします。インテリアはパレスホテル東京と同じく、テリー・マクギニティ率いるG.A Groupが手掛け、シンプルでありながらもエレガントさを大切にした、時代を超えても愛されるデザインを目指します。パレスホテルブランドが大切にしてきた世界観を、台北においても提供いたします。

國賓大飯店股份有限公司(アンバサダーホテル)について
1962年台北市に創業、1964年国内屈指の国際観光ホテル「台北アンバサダーホテル」を開業し、1981年の「高雄アンバサダーホテル」、2001年の「新竹アンバサダーホテル」と続けて台湾政府観光局認定のファイブスターホテルを主要都市に展開。数十年にわたり、「顧客第一のおもてなし」をモットーに、国内外の数多くのゲストに宿泊、食事、宴会、レジャーサービスを提供してきました。その土地ごとの文化を重んじた繊細なサービスと抜群の料理は、多くのゲストに愛され続けています。

株式会社パレスホテルについて
1960年に千代田区丸の内1-1-1に創業し、半世紀以上の歴史を歩んできたホスピタリティカンパニー。1961年にフルサービス型ホテル「パレスホテル」を開業、建て替えを経て2012年にグランドオープンしたラグジュアリーホテル「パレスホテル東京」は今年で開業10周年を迎えます。2020年には大阪・堂島浜に新ブランドである宿泊主体型ホテル「Zentis Osaka」を開業。ホテル事業を中心に、その他「パレスビル」運営の不動産事業、外販事業や館外施設での運営受託を行う。「美しいこころで、感性をゆさぶる。」を企業理念に、人びとのこころを満たしていく“The Hotel”を目指します。

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