(11 月8 日)」に向け、歯周病について正しい知識や治療の大切さを知っていただくための疾患啓発サイト
「歯周病治療ナビ」を10 月19 日(水)に開設しました。
サイトの開設を記念して、「歯周病予防・治療」の重要性や最新治療法について解説するプレスセミナーを同
日に開催しました。
(写真左から)科研製薬 取締役 松浦、三四郎さん(小宮さん・相田さん)、大月先生
当日は、歯周病治療の聖地ともいわれるスウェーデンへの留学経験もある歯周病のスペシャリスト、「DUO デ
ンタルクリニック」院長の大月基弘先生をお招きし、歯周病の予防や治療の重要性について解説をしていただい
たほか、歯に関するエピソードを多数お持ちのお笑いコンビ・三四郎さんをゲストに迎え、自身の経験や立場か
ら歯に関する悩みや普段意識していることについて語っていただくトークセッションも実施しました。
■国民皆歯科健診の導入が検討され、関心が高まる「歯周病予防・治療」
「歯周病」治療の最前線を医師が解説
大月基弘先生にご登壇いただき、知っているようで知らない「歯周病」の基礎知識をはじめ、その実態や最新
治療法の解説をしていただきました。
「歯周病は、日本人が歯を失う原因の第一位となっており、35 歳以上では8 割以上の人が罹患しているとさ
れている、無視できない国民病の1 つです。今年6 月、政府の骨太の方針に『国民皆歯科健診』が検討事項とし
て打ち出されたことを受け、歯周病の予防・治療に関心が高まっています。一方で、海外に比べ日本は治療費が
安く、保険制度が他先進国と比べ恵まれすぎているゆえ、歯の調子が悪くなってから歯科に行ったり、かかりつ
けの歯科がなかったりと、歯への意識が低いのが現状です。」(大月先生)
「近年の研究では、歯周病は放置すると糖尿病など、全身の健康へも影響を及ぼす可能性が指摘されていま
す」と、歯周病予防・治療を今一度意識する必要性について、警鐘を鳴らします。
また、歯周病の最新治療法として、日本発・世界初の歯周組織再生医薬品「リグロス」についても紹介がありました。「リグロスは、適応を満たせば保険診療で使用できる医薬品です。リグロスによる歯周組織再生療法で、重度の歯周病でも歯を抜かずに治療できる可能性があります。」(大月先生)
「健口は健康のもとであるため、『国民皆歯科健診』が導入され、しっかりとした歯や歯間部の清掃や定期的な歯科受診を行うことで、健康寿命の延伸に繋がることを期待しています。」(大月先生)
■お二人の歯の状態を徹底解剖!?三四郎さん×大月先生のトークセッションも開催
セミナーの後半には、お笑いコンビ・三四郎さんをゲストに迎え、大月先生と3名で、歯についてのエピソードや、普段から意識していること、さらには歯周病セルフチェックから現在の三四郎さんの歯の状態についてのトークセッションが行われました。
小宮さんは以前、事故により前歯を損傷してしまったことから、インプラントを入れており、歯には人一倍気を遣っているそうです。当時の写真を振り返りながら、「ラーメンが好きなのに食べられなかったり、ハンバーガーを食べても上部分だけ残ったり…。あと食レポのお仕事は一切来なかったです!」と苦労されたエピソードが紹介されました。
そして、歯周病セルフチェックをお二人に行っていただいたところ、お二人とも4つチェックが入り、「歯周病の疑いあり」という結果に!結果を受け、大月先生から日頃のブラッシングや食生活について改めるようお二人にアドバイスがありました。
Q. 現在三四郎のお二人は、歯に関して意識していることや、悩んでいることはありますか?
相田さん:中学生の時に矯正をしていたのですが、まだ八重歯があって、効果があったのかが不安です。
小宮さん:前歯がなかった分、奥歯を酷使していたので、今は奥歯ケアに力を入れています。また歯間ブラシを毎日使って、定期的に歯科医にも通い、汚れが落ちづらい部分をチェックしに行っています。
大月先生:毎日歯間ブラシをされているのは100点ですね!非常に歯を大事にされているのが伺えます。
Q. 歯周病セルフチェックシートを実践!
大月先生:朝晩2回しっかりとご自身でケアし、時間を作って定期的に歯科受診することが重要です。仕事が忙しくて歯科医に行けない方も多いのですが、歯は“忙しい”を待ってくれません。
歯周病が重症化すると糖尿病が悪化するリスクが高まるといった研究結果もあるため、体と口はつながっているという意識を持つことが大事です。
トークセッションの最後では、「歯」や「歯周病」に悩む方々に向けメッセージを発信していただきました。
相田さんは「自分も虫歯にならない方で、正直あまり歯科医に行くことがなかったです。ただ、体の病気にもつながる可能性もあるので、自身が安心するためにも、まずは歯科医に行ってみようと思いました」。
小宮さんは「痛みや症状がなくても、定期的に歯医者に行ってほしい。歯は待ってくれないので!」と語り、トークセッションを締めくくりました。
今回のセミナーは、より多くの人に「歯周病」に関する正しい知識やその治療意義を知っていただき、日常的な予防や歯科医院での適切な治療を受けるよう意識していくことが重要だと再認識するイベントとなりました。
<プレスセミナー概要>
名 称:生涯自分の歯で過ごすために 知ろう!治そう!「歯周病」プレスセミナー
開催日時:2022年10月19日(水)13:00~14:00 開催形式:会場開催およびオンライン配信
主 催:科研製薬株式会社
登 壇 者:DUOデンタルクリニック院長 大月基弘 先生
三四郎さん
<登壇者プロフィール>
DUOデンタルクリニック 院長 大月基弘 先生
ヨーロッパ歯周病学会 (European Federation of Periodontology) 認定歯周病/インプラント専門医、日本歯周病学会専門医、日本臨床歯周病学会認定医、歯周インプラント認定医
日本臨床歯周病学会、日本歯周病学会、日本口腔インプラント学会に所属し、ITIメンバーであり、歯周病治療の聖地ともいわれるスウェーデンへの留学経験もある、歯周病のスペシャリスト
三四郎さん
マセキ芸能社所属のお笑いコンビ。
ツッコミ担当:小宮浩信さん(左)、ボケ担当:相田周二さん(右)
中学時代の同級生であり、2005年結成。
THE MANZAI2013、2014 認定漫才師50組であるほか、M-1グランプリ2016、2017準決勝に進出している。小宮さんの滑舌の悪さや、独特な発想によるボケが特徴。相田さんの美声を生かした歌ネタ(漫才)も多い。
■疾患啓発サイト「歯周病治療ナビ」を10月19日(水)に開設
歯周病についての正しい知識や治療の大切さを知っていただくために、科研製薬は疾患啓発サイト「歯周病治療ナビ」を10月19日(水)に開設しました。サイトでは、歯周病に関する基本知識から歯周病が全身に及ぼす影響、最新の治療方法やセルフチェックシートを公開しています。
URL:https://shishubyo-navi.jp/
科研製薬は、歯周病に対する新たな情報だけでなく、歯周病の治療に必要な情報を提供することで、より多くの患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献してまいります。