『スポGOMI甲子園・長野県大会』を開催 激闘を制したのは松代高校「オラ東京さ、いぐだ」参加者全35人で24.41Kgのごみを集めました!

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一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、大会は3人1組のチームを結成した長野県内の高校生による全12チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2022・長野県大会』を10月8日(土)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

 

  • イベント概要

・日程:2022年10月8日(土)9時30分~12時30分
・開催場所:長野市権堂イーストプラザ広場 (〒380-0833 長野市鶴賀権堂町2201-20)
・参加人数:1チーム3名×12チーム=35人 (当日1名欠席)
 

  • 優勝はチーム名からも意気込みが伝わる松代高校「オラ東京さ、いぐだ」

全12チームが参加した長野県大会。昨年よりも参加者が多く、オリジナルグッズやこの日のために作ったお揃いのTシャツやコスチュームで参加する学校が多く見られました。参加者は、裏路地や自動販売機の裏などを入念に確認しながら、前日の雨で濡れて重くなったごみを苦労しながら集めていました。
初参加となった松代高校は、段ボールで作った背負えるごみ入れを持参し、この日のために制作したオリジナルTシャツを着て参加。ペットボトルや吸い殻、傘などを拾っては背負ったごみ入れに集めていきました。一見、ごみは落ちていなそうに見える長野市の中心市街地である権堂エリアですが、よく見ると垣根の中や、自動販売機の周りには缶やペットボトルなどが隠すように捨てられていました。試合の結果、「オラ東京さ、いぐだ」チームが、ごみ総量4.24kg/934.5ポイントを獲得し優勝。12月26日に東京で開催予定の全国大会への切符を手にしました。

松代高校「オラ東京さ、いぐだ」チームのコメント
想像以上に街にごみがあることに驚いた。見える場所でなく、あえて見えない場所に捨てているように感じた。長野県の代表として全国大会でも勝ちたいです。

 

  • 長野県大会で集められたごみの総量は24.41kg

長野県は海には面していませんが、豊かな川があり、その川が海とつながっています。町や河川敷などのごみは雨により運ばれ、川にたどり着きます。最終的にごみは川を流れ、海まで運ばれることにより海を汚染する原因となります。
スポGOMI甲子園の会場となった長野市の権堂周辺は、一見町中にごみが落ちているようには見えませんが、良く見渡してみるとあちこちにポイ捨てごみがありました。特に目についたのは、ペットボトルや缶などです。ごみはごみ箱へという当たり前の事ができていないという現状を目の当たりにし、改めて上流県からポイ捨てという行為や、ごみを減らしていかないといけないということを実感しました。
本大会は参加者の検温、マスク着用、消毒の徹底など新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で開催しました。

<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」が推進しているプロジェクトです。
海の豊かさを守り、海にごみを出さないという強い意思で日本全体が連帯し、海に関心を持つ人を増やし、海の未来を変える挑戦を実現していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

 

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