MICIN、国立がん研究センター東病院と、大腸がん患者の術後早期回復を目指し、周術期管理アプリを用いた探索的臨床研究を開始

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株式会社MICIN(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:原聖吾、以下 MICIN)は、国立研究開発法人国立がん研究センター東病院(病院長:大津 敦、以下 国立がん研究センター東病院)と、大腸がん患者の術後の早期回復を目指し、PHR*1を活用した周術期管理アプリを用いた探索的臨床研究を開始いたしました。
これまで、 MICINと国立がん研究センター東病院は、大腸がん患者の周術期管理アプリの開発に向けた共同研究を進めてまいりました*2。
今回、これまでの研究結果をもとに開発をした周術期管理アプリをお使いいただき、国立がん研究センター東病院で大腸がんの手術を受ける患者に対し、探索的な臨床研究を実施し、セルフケアの状況や業務負荷への貢献度、またユーザーの利用に関するする総合的な評価を行います。このアプリには、患者に術前から情報提供を行う機能や、在宅環境で傷口や排便の記録などをふくむPHRを取得・モニタリングできる機能、医療者と患者がビデオ通話を使ってコミュニケーションを取る機能が搭載されています。これらにより、患者に入院前から退院後の生活の中でセルフケアを促すことで、患者負担の軽減や日常生活へのスムーズな復帰が実現可能かについても検証を行います。

MICINは、外科手術を受ける患者向けの周術期ケアアプリ「MedBridge(メドブリッジ)」*3を開発しています。今回の共同研究を通じて、外科手術を受ける大腸がん患者向けの周術期ケアに貢献できるよう、更なる改良や開発を進めて参ります。

*1:Personal Health Record、患者が自らの医療・健康情報を収集し一元的に保存するしくみ
*2:2021年7月19日プレスリリース https://micin.jp/news/5089
*3:MedBridge(メドブリッジ)HP https://medbridge-micin.com/

【国立がん研究センター東病院 概要】 
国立がん研究センター東病院は、1992年に設立され、年間9,000人を 超える新患の方が訪れる国内トップクラスのがん専門病院です。世界最高レベルのがん医療の提供と新しいがん医療の創出をミッションに掲げ、国の「臨床研究中核病院」、「がんゲノム医療中核病院」などに選定されています。併設する先端医療開発センター(NCC-EPOC)とともに、国際的なネットワークを基盤とした研究開発の拠点として、先進的ながん治療薬・医療機器開発やゲノム医療をはじめとした最先端の個別化治療を推進し、多数の実績を上げています。
ホームページ:https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/index.html

【株式会社MICIN 会社概要】 
会社名:株式会社MICIN 
所在地:東京都千代田区大手町2-7-1 TOKIWAブリッジ12階
設立:2015年11月26日 
代表者:代表取締役 原 聖吾 
事業内容:オンライン医療事業、臨床開発デジタルソリューション事業、デジタルセラピューティクス事業、保険事業 等
コーポレートサイト:https://micin.jp 
 

 

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