このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
- イベント概要
・開催概要:CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会では、与論町で始まった海岸散策等で訪れた方が、少人数でも海岸清掃活動に取り組む事ができる『拾い箱』の活動を参考に、鹿児島県内海岸に「拾い箱」設置する活動を展開しています。現在、鹿児島県内4つの自治体(鹿児島市磯海水浴場、垂水市道の駅たるみずはまびら、南さつま市新川浜、姶良市振興海岸調整池付近)で運用しており、新たに、いちき串木野市でも運用を開始し、5月28日(土)にごみ拾い清掃活動を実施いたしました。
・日程:5月28日(土)
・開催場所:いちき串木野市白浜海岸
・参加人数:約40人
・協力団体:いちき串木野市・Ocean Diary・黎明羽島協議会・Bare Foot on Shore
- いちき串木野市オリジナルの拾い箱!「ボイジャーズポート」
今回設置した「拾い箱」は、「ボイジャーズポート」と呼ばれ、発起人であるOcean Diary代表の鮫島さんや地域おこし協力隊の原島さんをはじめ、地域住民の方々のアイデアが詰まったいちき串木野市オリジナルの「拾い箱」になっています。Voyager(ボイジャー)は航海者、Port(ポート)は港、長期期間大海原を漂い、旅をする海のごみを航海者と例え、航海者がたどり着く最終地「Port」に漂着ごみがたどり着くことを目的とする回収BOXとして「ボイジャーズポート」名付けられました。
- キックオフごみ拾い開始!
5/28(土)より白浜海岸でいちき串木野市オリジナルの拾い箱「ボイジャーズポート」の運用を開始するとともに、地域住民の方と一緒にキックオフ清掃活動を開催しました。清掃活動には、いちき串木野市の中屋市長をはじめ、地域住民の方など約40名が30分間ごみ拾いを行い、30Lのごみ袋およそ30袋分のごみが回収されました。参加した子供たちも、楽しみながらごみ拾いを行っている様子でした。終了後も率先して回収したごみの分別作業まで行い、海洋ごみ問題について興味を持った様子でした。
- 参加した保護者からの声
参加したいちき串木野市の方は「設置して終わりではなく、ここからどうやって活用していくかが重要だと思いました。今回設置していただいた『拾い箱』のデザインは、とても面白く、子供たちも楽しそうにごみを入れていました。これからも楽しくごみ拾いをしたいと思います。」「白浜海岸にはどんなごみが落ちているのかなど、ごみについても子供たちの勉強になったと思いました。子供たちの未来に、きれいな海を残していけるよう、ごみ拾いをもっと頑張ろうと思いました。」と話していました。
<団体概要>
団体名称 :CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会
URL :https://www.mbc.co.jp/event/umigomi/
活動内容:海ごみゼロウィークの期間を中心に、鹿児島の人々が海洋ごみへの好奇心を持ち、行動を起こすムーブメントを作ることを目指し「チェスト!FOR THE BLUE かごしま」を鹿児島市と連携して行う。また、その他の市町村とも連携し、ごみ拾い活動や海ごみシンポジウム、子供向けの「チェスト!FOR THE BLUE かごしま 海ごみ探検隊」を結成し、海岸への漂着物で作るアートや楽器のアクティビティを行っていく。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/