内陸からごみ削減を呼びかける 山並み100キロを走破!ウルトラマラソンでプロギングチャレンジ。

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9月25日(日)に仙北市角館-北秋田市鷹巣間の山並みを駆ける、北緯40度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソンが行われました。30回目を迎えたこのウルトラマラソンには、全国各地から1000人以上がエントリー。険しい峠や田園地帯を超えてゴールを目指し、3年振りに秋田の内陸路を駆け抜けました。あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会が実施したウルトラマラソンでのプロギングチャレンジは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一貫で開催されました。 

 

  • イベント概要

・開催概要  山並み100キロ走破!ウルトラマラソンプロギングチャレンジ
・日程    2022年9月25日(日) 
・開催場所  仙北市角館-北秋田市鷹巣間 100キロ
・参加人数  3000人以上 (参加ランナー910人+ボランティア、大会スタッフ 2000人以上)
・協力団体  100キロチャレンジマラソン事務局、仙北市、北秋田市、上小阿仁村、秋田放送 他

 

  • 大会に関わるすべての人達へ海洋ごみ問題の周知啓発活動を実施!

コロナの影響で3年振りの開催となった30回目の記念大会。ランナーやボランティアを含め、レースに関わるスタッフはおよそ3000人以上となります。この大会を通して「あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会」は、ウルトラマラソンでのプロギングを実施した他、ランナーのゼッケンを始め、スタートやゴールゲート、給水や休憩の為のエイドステーションなど様々な場所で「CHANGE FOR THE BLUE」ロゴの露出をしました。また、大会前に行われた前夜祭や後夜祭ではCFBブースを設置し、秋田の美しい海を守っていく為に、ごみの分別・ポイ捨てストップなどを啓発するチラシやごみ袋の配布などの海ごみ削減の啓発活動を行いました。

 

  • 自然に感謝!秋田に感謝!ますますあきたをきれいにしながら走りたい!

 険しい峠や田園地帯を超えてゴールを目指す100キロチャレンジマラソン。プロギングにチャレンジするランナーには、山並み100キロ走破を目指す過酷なレースの為、身体の事を第一に考え、無理のない範囲での100キロのプロギングチャレンジをお願いしました。山間といえどもコース上からは、車からポイ捨てされた、たばこの吸殻や空き缶、ペットボトル、お弁当の空き箱などのごみが道の片隅や、草むらから沢山回収されました。

【プロギングランナーの声】
■徳を積んでいる感じがして全然苦にはならない。
■キレイなので少しでもごみを拾って、ますますきれいにして走りたい。
■きれいな海につながりますからね

<団体概要>
団体名称  : あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL        : https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容  : 秋田県は、全長264キロメートルもの海岸線を有し日本海と接しています。また、秋田県を流れる河川は、雄物川、米代川といった計352河川があり、総延長は3,185kmにものぼります。最近の調査によりますと、海洋ごみの8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出していると言われています。本事業は、海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ、海ごみ削減を呼びかけ盛り上げていくものです。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成します。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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