ドバイで開催される「GITEX NORTH STAR 2022」へ日本から注目のスタートアップ17社が出展

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日本貿易振興機構(ジェトロ)は、UAE・ドバイにて開催される中東・アフリカ最大のIT展示会「GITEX」に併設されるスタートアップ専用展示エリア「GITEX North Star 2022」にジャパンパビリオンを設置します。同パビリオンへは、J-Startup企業(注1)にも選出されているAGRIST株式会社、HoloEyes株式会社、メロディ・インターナショナル株式会社、株式会社センシンロボティクスをはじめとした日本のスタートアップ17社(注2)が中東・アフリカでの商機を得るべく出展します。

 

2021年の出展の様子(JETRO撮影)2021年の出展の様子(JETRO撮影)

「GITEX North Star」は、UAEをはじめ中東各地から各国政府高官、グローバル企業の地域責任者、域内財閥企業等が多数来場するスタートアップ向けイベントで、10月10日~13日にDubai World Trade Centreにて行われます。同イベント内で毎年注目を集めるピッチイベント「Supernova Challenge」では、最大USD200,000の賞金をめぐり、書類選考を通過したスタートアップによる熱いピッチバトルが繰り広げられます。


UAE政府の強力な取り組みにより、イノベーションハブとして急成長を遂げているドバイ。新技術・大型実証試験の場として、また中東・アフリカビジネスのエントリーゲートとしても世界のスタートアップから注目を集めています。この機会を生かすべく、ジェトロは参加企業に対して、展示会出展支援に加えイベント前後を通じたメンタリングやビジネスマッチングのサポート、英語コミュニケーショントレーニングやドバイ概況のレクチャー等を実施するなど、豊富なメニューで参加企業を支援しています。また、会期最終日である10月13日には、株式会社IDDK及び株式会社ワープスペースによる、日本UAEでの宇宙開発協力事例等スペーステックについてのパネルディスカッションも行われます。
参加スタートアップは下記のとおりです。
(社名・WEBサイトURL・サービス内容)

*株式会社IDDK (https://iddk.co.jp/app-def/S-102/iddk_wp/)
コア技術であるMicro Imaging Device(MID)を用いた宇宙でのバイオ実験ラボを提供。

*AGRIST株式会社 (http://agrist.com/)
自動収穫ロボットにより労働力不足を解消し、ロボットが取得したデータを活用して再現可能な「儲かる農業」を実現。
 
*AZUL Energy株式会社 (https://www.azul-energy.co.jp/)
独自の電極触媒AZUL Catalystはレアメタル代替として燃料電池や水電解装置等でコスト削減、出力安定性向上などが可能。

*株式会社ARK (http://ark.inc)
小型・分散型のCRAS(Closed Recirculating Aquaculture System)と呼ばれる閉鎖循環式陸上養殖システム「ARK」の開発・販売。

*株式会社Sydecas (https://www.sydecas.jp/)
蒟蒻由来の植物性次世代「バインダー(結着材)」ニンジャペーストと、それを使ったヘルシー食品群NinjaFoodsの開発・販売。

*ケイナン・アドバイザーズ株式会社 (https://www.canaanadvisors.com/) 
高い投資利回りを期待できる新興国の不動産を対象とする、ブロックチェーンを活用した投資プラットフォームを構築。

*株式会社魁半導体 (https://sakigakes.co.jp/)
あなたの設備を遠隔操作!コロナ禍での安定した工場の稼働や人員削減に。

*株式会社スタンデージ (https://standage.co.jp/ja)
世界の経済を支える貿易の領域で未来の貿易インフラを創るブロックチェーン企業。革新的なビジネスの創造を通じて、世界を豊かにすることを目標にグローバルにサービスを展開。

*SPACECOOL株式会社 (https://www.spacecool.jp/)
世界最高レベルの放射冷却素材で、エネルギー消費の無い新しい冷却方法を提供。

*株式会社センシンロボティクス (https://www.sensyn-robotics.com/)
企業や社会が抱える課題を、ドローンをはじめとするロボティクス技術で解決する社会インフラDXのリーディングカンパニー。産業用ドローン、カメラ、スマートデバイス等を活用した業務ソリューションの提供を行う。

*タッチエンス株式会社 (http://touchence.jp/)
世界最先端の自社オリジナル触覚センサにより、お客様の生産性とQoLの向上に貢献する。新製品として歩行解析のデータコストを劇的に下げる触覚センサシューズをリリース。

*blueqat株式会社 (https://corp.blueqat.com)
新しい原理で動く量子コンピュータ向けのアプリケーション開発環境をクラウドで提供。物理やプログラミングの知識がなくてもアプリが作れるノーコードツールも提供。

*HoloEyes株式会社 (https://holoeyes.jp/)
VR技術を用いた医学教育、手術支援、臨床研修サービスを展開する。

*メロディ・インターナショナル株式会社 (http://melody.international)
お腹の中の胎児の健康をいつでもどこでも計測可能な医療機器「iCTG」の提供。
遠隔医療で、医療過疎地での安心安全な出産や、医療従事者の感染対策をサポート。

*LocationMind株式会社 (https://locationmind.com/)
空間情報工学の第一線を研究してきた東京大学の柴崎亮介研究室の技術ベンチャー。人流データの「調達から分析・可視化」までの一気通貫したサービスを提供。

*株式会社ONE ACT (http://www.oneact.jp)
世界初、AIによる動的価格管理を搭載したソースコードマーケットプレイス「PieceX」を提供。世界中の誰もが新しいサービスを迅速に開発することを可能にするWEBインフラとなり、世界に新たな経済を生み出す。

*株式会社ワープスペース (http://warpspace.jp)
小型衛星を活用した、宇宙空間での光通信ネットワークサービス「WarpHub InterSat」の開発に取り組む。2025年までに、光通信端末を搭載した3基の中継衛星を中軌道に配備し、地球観測衛星事業者に対してリアルタイムに近い通信サービスの提供を目指す。

注1:世界と戦えるスタートアップ企業を作り出すことを目的に2018年に経済産業省・NEDO・JETROにより運営されている企業支援プロジェクトJ-Startupに認定された企業。トップベンチャーキャピタリスト、大企業のイノベーション担当、アクセラレーターなど企業成長のプロフェッショナルからの推薦を受けた企業のみが選出される。https://www.j-startup.go.jp/

注2:2022/10/4 時点

 

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