第22回「あかりの日」全国小学生ポスターコンテスト816点の応募作品から最優秀賞が決定

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「あかりの日」委員会(委員長:鹿倉 智明)は、第22回「あかりの日」全国小学生ポスターコンテストにて応募のあった816点の中から、御殿場市立朝日小学校3年生 尾林 芽衣子(おばやし めいこ)さんの作品を最優秀賞として選出いたしました。それに伴い、10月15日(土)に東京スカイツリーにて表彰式を行うほか、優秀賞10点(スカイツリー賞1点含む)、入選作品30点を含む入賞作品を、「あかりの日」ホームページ及び東京スカイツリー5階「Beautiful NIPPON」コーナーにて展示いたします。

​(最優秀賞作品と優秀賞作品10点)​(最優秀賞作品と優秀賞作品10点)

当委員会では、毎年10月21日を「あかりの日」と定め、あかりのもつ意義をあらためてご確認いただくとともに、正しい照明知識の普及と啓発推進の一環として「あかりの日」全国小学生ポスターコンテストを開催してきました。

今年度は、全国から816点の応募をいただき、多数の優れた応募作品の中から御殿場市立朝日小学校3年生
尾林 芽衣子(おばやし めいこ)さんの作品を最優秀賞として選びました。その他、優秀賞10点(スカイツリー賞1点含む)、入選作品30点を選出いたしました。(入賞者一覧、最優秀賞・優秀賞写真一覧/別紙参照)

  • 山﨑宣由 審査委員長総評

今年もたくさんの応募がありました。色彩豊かで、工夫とアイデア、様々な技法や表現にあふれ、どれもユニークで独創的で、我々大人たちに新しい感動と気づきを与えてくれる作品ばかりでした。気づけば様々な地域からの応募があり、その地域ごとに「あかり」という ”象徴” が異なっていることもわかります。家の中の照明だけではなく、また、町の街灯やビルの明かりだけでもなく・・・。岬の灯台や船舶や列車、星空にホタル、季節感のある花火や焚き火など。地域と時節の馴染みのあるモチーフが描かれ、子供たちが普段の暮らしの中にそれを感受性豊かに感じているという様子を強くうかがい知ることができました。

普段私たちは、どのくらい身の周りの何気ない事柄に意識を持って接しているのか、過ごしているのか、と考えてしまいます。「当たり前になった便利」や「いつの間にか無くなった風景」を改めて思い返し、意識と無意識について考えてみることも大切ですね。

「あかりの日」と聞いて、改めて ”あかり” に対する普段からの無意識に気づかされます。それだけ染みついた無意識の存在でもあるわけです。今までも、”あかり” は電気やエネルギーの象徴であり、文明の進歩と未来のシンボルでもありました。今、世の中では様々な不和も起こり、何事もあたりまえではないという危機感も生まれました。こういう時こそ、小さな一つの「あかり」に向き合い、その価値を考え、新たな意識で日々を過ごしていかなければいけないのかもしれません。

今回のポスター応募で子供たちは、普段の生活と環境の中に多くの喜びと感動を見つけています。それを更なる想像と表現で描き、大人たちへの「問い」を投げかけてくれていると感じます。想像と表現は本当に自由です。色は光(あかり)がなくては見えませんし、この色彩豊かで自由な表現こそ、あかりがもたらす穏やかな平和と健やかなくらしへの願いでもあるのです。

また今回の表彰に伴い、最優秀賞及びスカイツリー賞受賞者をお招きして表彰式を執り行います。その他優秀賞、入選を含む入賞作品41点は、「あかりの日」ホームページ及び東京スカイツリー5階「Beautiful NIPPON」 コーナーにて展示します。
 

  • 入賞作品発表

第22回「あかりの日」全国小学生ポスターコンテストの最優秀賞1点、優秀賞10点(内1点:スカイツリー賞)、
入選30点の各作品を次のホームページ上に掲載すると共に、東京スカイツリー5階「Beautiful NIPPON」 
コーナーにて掲示いたします。
〇「あかりの日」ホームページ https://akarinohi.jp/  掲載開始 9月30日(金)より
〇東京スカイツリー5階「Beautiful NIPPON」コーナーに掲示
 東京都墨田区押上1-1-2
 掲示期間 10月1日(土)〜10月31日(月)

【主催】
「あかりの日」委員会 (一社)日本照明工業会 (一社)日本電気協会 (一社)照明学会

【協賛】
(一社)電気倶楽部


以下の資料を本URLよりご覧いただけます。
・審査員長の総評(全文)
・入賞作品一覧
・入賞者紹介
・受賞作品画像
https://bit.ly/3E2AlS3

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