本コンテストは、健康寿命の延伸と、高齢者の生活の質向上(QOL)への貢献を目標とするジョンソン・エンド・ジョンソンの取り組み「スマート・ヘルシー・エイジング・イニシアティブ(SHAI)」**の一環です。人生100年時代において、一人ひとりが健康で充実した日常生活を長きにわたって送ることができる「スマート・ヘルシー・エイジング」社会の実現は大きな課題です。本コンテストではその実現の一助になるよう、①ビジョン(眼科) ➁オンコロジー(がん領域) ③整形外科(変形性関節症を含む)④デジタル手術 ⑤脳血管系疾患の5つのエリアにおけるイノベーションのアイデアを募集します。ジョンソン・エンド・ジョンソンではグローバルレベルでクイックファイアー・チャレンジを行っています。
2050年には、アジア太平洋地域の4人に1人が60歳以上となり、高齢者人口は2010年から2050年の間に3倍の約13億人になると予想されています*1。世界トップクラスの長寿国である日本では*2、すでに65歳以上の高齢者人口が全人口の30%近くを占めています*3。しかし、日本における平均寿命と健康寿命には約10年の差があるとされ *4、65歳以上の高齢者の約63%が、複数の慢性疾患を併せ持つ「多疾患罹患」であると言われています*5。多疾患罹患は、身体機能の低下、QOLの低下、さらには死亡率の上昇につながることが報告されています。*6 複数の慢性疾患を抱えた高齢者の増加により、今後さらに社会保障費の増加が予想される中*7、人々の健康寿命の延伸は大きな社会課題です。
こうした状況を受けて、医療機器(眼科用医療機器含む)・医療用医薬品・消費財の知見を持つジョンソン・エンド・ジョンソンでは、「スマート・ヘルシー・エイジング」社会の実現に向けた取り組みを、産官学の連携を通して推進しています。その一環として、本コンテストでは健康寿命の延伸に貢献するアイデアを広く求めています。
本コンテストの受賞チームには、ジョンソン・エンド・ジョンソンより、最大総額30万ドルの助成金が提供されます。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンのインキュベーションラボであるJLABS@上海での1年間の専用デスクを含むジョンソン・エンド・ジョンソン イノベーション – JLABS アジア太平洋コミュニティへのバーチャルアクセスやジョンソン・エンド・ジョンソンのエキスパートによるメンター制度もご利用いただけます。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、SHAIおよび本コンテストを通して生み出される日本発のイノベーションがモデルケースとなり、世界的課題である健康寿命の延伸に貢献することを目指しています。
Japan Smart Healthy Aging QuickFire Challenge実施概要:
応募期間:2022年9月 14日(水)~12月2日(金)
受賞発表:2023年3月(正式日程は後日決定)
主催:ジョンソン・エンド・ジョンソン イノベーション
協力:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 (メディカル カンパニー及びビジョンケア カンパニー)、エイエムオー・ジャパン株式会社、ヤンセンファーマ株式会社
対象領域:①ビジョン(眼科) ➁オンコロジー(がん領域)③整形外科(変形性関節症を含む)④デジタル手術 ⑤脳血管系疾患の5つのエリア
実施形式および選考方法:書類審査および、社内外の審査員に向けたプレゼンテーションなど
応募資格:どなたでも応募可能です。
参加方法: 2022年12月2日(金)までに必要事項を記入のうえ、ご応募ください。
応募はこちらから: https://jnjquickfire.secure-platform.com/a/solicitations/67/home
クイックファイアー・チャレンジについて(英語): https://jnjinnovation.com/innovation-challenges/japan-smart-healthy-aging-quickfire-challenge
クイックファイアー・チャレンジについて(日本語): https://www.jnj.co.jp/story-innovation/quickfire-challenge-2022
*ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループについて:
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社(コンシューマー カンパニー、メディカル カンパニー、ビジョンケア カンパニー)、ヤンセンファーマ株式会社、エイエムオー・ジャパン株式会社等で構成。
**スマート・ヘルシー・エイジング・イニシアティブ(Smart Health Aging Initiative:SHAI)について:
高齢化の世界的進行に伴う医療課題は大きな機会でもあります。高齢化先進国の日本では、65歳以上の人口が3割に迫り、現在も拡大しています。日本の平均寿命は長いものの、高齢期におけるクオリティオブライフ(QOL)の低下により、健康寿命と平均寿命の間には約10年の差(失われた10年)があります。
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループでは、この失われた10年を縮めることに貢献するため、消費者向け製品、医療機器や医療用医薬品を扱うトータルヘルスケアカンパニーとしての技術力と知見を集結させ、健康な高齢者と高齢者患者両方のニーズに取り組む「スマート・ヘルシー・エイジング・イニシアティブ(SHAI)」を立ち上げました。
SHAIは高齢者のQOL改善のために、主要大学や研究病院、民間企業、データプロバイダなどの社外パートナーとの連携や協業を通じて、複数の疾患領域でのインサイト創出とソリューション開発に取り組み、また、幅広いエコシステムの構築を目指しています。
SHAIについてはこちら https://www.jnj.co.jp/smart-healthy-aging
【ジョンソン・エンド・ジョンソンについて】
私たちジョンソン・エンド・ジョンソンは、健康こそが豊かな人生の基盤であり、地域社会の繁栄と、発展を促す原動力であると考えています。 この信念に基づき、130年を超える長きにわたり、私たちはすべての世代の、人生のあらゆる段階の人々の健康を支えてきました。今日、世界最大級で広範な拠点を有するヘルスケア企業としての強みを最大限に活かし、世界中の誰もが、どこにいても、心身の健康と健全な環境を享受することができるよう、私たちは適正な価格でヘルスケアにアクセスできる、より健全な社会の実現に向けて努力しています。ジョンソン・エンド・ジョンソンは、私たちのこころと科学の力、画期的な発想力を融合させ、ヘルスケアを飛躍的に進化させるべく取り組んでいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【出典】
*1 国際連合人口基金HP https://asiapacific.unfpa.org/en/topics/ageing-6
*2 財務省統計局「Statistical Handbook of Japan2021」 https://www.stat.go.jp/english/data/handbook/c0117.html
*3 財務省統計局「Statistical Handbook of Japan2021」 https://www.stat.go.jp/english/data/handbook/c0117.html
*4 厚生労働省「健康寿命の令和元年値について」 https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000872952.pdf
*5 Physical multimorbidity patterns and depressive symptoms: a nationwide cross-sectional study in Japan
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7032897/#:~:text=A%20study%20that%20was%20conducted,those%20aged%2065%20or%20older.
*6 The associations of multimorbidity with the sum of annual medical and long-term care expenditures in Japan
https://bmcgeriatr.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12877-019-1057- 7#:~:text=and%20LTC%20systems.-,The%20occurrence%20of%20multimorbidity%20(i.e.%2C%20the%20coexistence%20of%20multiple%20chronic,even%20higher%20mortality%20%5B6%5D.
*7 Japan Health Policy NOW http://japanhpn.org/en/demographic/
Cautions Concerning Forward-Looking Statements
This press release contains “forward-looking statements” as defined in the Private Securities Litigation Reform Act of 1995 related to [a new collaboration and product development]. The reader is cautioned not to rely on these forward-looking statements. These statements are based on current expectations of future events. If underlying assumptions prove inaccurate or known or unknown risks or uncertainties materialize, actual results could vary materially from the expectations and projections of [Janssen Biotech, Inc., Janssen Research & Development, LLC, Johnson & Johnson Innovation, LLC] and/or Johnson & Johnson. Risks and uncertainties include, but are not limited to: the potential that the expected benefits and opportunities related to the collaboration may not be realized or may take longer to realize than expected; challenges inherent in new product development, including the uncertainty of clinical success and obtaining regulatory approvals; competition, including technological advances, new products and patents attained by competitors; uncertainty of commercial success for new products; the ability of the company to successfully execute strategic plans; impact of business combinations and divestitures; challenges to patents; changes in behavior and spending patterns or financial distress of purchasers of health care products and services; and global health care reforms and trends toward health care cost containment. A further list and descriptions of these risks, uncertainties and other factors can be found in Johnson & Johnson’s Annual Report on Form 10-K for the fiscal year ended January 2, 2022, including in the sections captioned “Cautionary Note Regarding Forward-Looking Statements” and “Item 1A. Risk Factors,” and in Johnson & Johnson’s subsequent Quarterly Reports on Form 10-Q and other filings with the Securities and Exchange Commission. Copies of these filings are available online at www.sec.gov, www.jnj.com or on request from Johnson & Johnson. [The Janssen Pharmaceutical Companies, Johnson & Johnson Innovation, LLC] and Johnson & Johnson do not undertake to update any forward-looking statement as a result of new information or future events or developments.