CIC Tokyoイノベーションキャンパスに東京都が入居 都庁横断チームがスタートアップと連携へ

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スタートアップの成長を加速するためのコミュニティとフレキシブルに働けるオフィススペース、そしてグローバルネットワークを提供する世界トップクラスのイノベーションキャンパス運営者のCIC(ケンブリッジ・イノベーション・センター)は、本日、CIC Tokyoに小池百合子都知事が訪問し、東京都がCIC Tokyoのオフィススペースに入居したことを発表しましたのでお知らせいたします。

東京都は、29.8平米、13席のオフィススペースに入居し、8月26日から都庁職員5名が常駐しています。オフィスには、都庁から複数の異なる部門の横断チームが常駐し、民間のイノベーションの担い手たちと交流しながら官民連携を促進するために活用されます。

CIC Tokyoでは、テーマ別にコミュニティが設立されており、例えば、日本初の環境エネルギー分野特化型のコミュニティである「環境エネルギーイノベーションコミュニティ」(https://jp.cic.com/news/announce/ee_community/)を運営しています。本コミュニティでは、東京都が主導する「東京ベイeSGプロジェクト」(https://www.tokyobayesg.metro.tokyo.lg.jp/)において東京都の実証試験フィールドの活用を目指すスタートアップのピッチを主催するなど既に協業しています。今後も、環境エネルギーも含めた複数の分野で、スタートアップを中心としたコミュニティを発展させ、イノベーションの創出を加速します。

また、本日はCIC Tokyo内で、小池知事および宮坂学副知事と経団連副会長でスタートアップ委員長の南場智子氏がスタートアップ支援について語るトークセッションが開催されました。その後、DX推進に寄与した都庁職員に贈られる「都庁DXアワード」の表彰式が行われています。トークセッションでは、南場氏より、経団連の提言「スタートアップ躍進ビジョン~10X10Xを目指して~」(https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/024.html)(2022年3月公表)が小池知事に手交されるとともに、スタートアップ振興を加速させるための官民連携について、意見が交換されました。

CICは、スタートアップ・エコシステムのプレイヤーの集積拠点として、今後もスタートアップの成長を支えるとともに、多様性あふれるイノベーションコミュニティの拡大を目指します。

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CIC(ケンブリッジ・イノベーション・センター)について
CICは、スタートアップの成長を加速する強力なコミュニティとフレキシブルに働けるオフィススペース、そしてグローバルネットワークを提供する世界トップクラスのイノベーションキャンパスを運営しています。現在、世界4ヵ国・8都市に拠点を構え、1999年の創業以来、世界中で8,400を超えるスタートアップ関連企業や団体が入居しています。1999年から2021年の約20年でCIC入居企業がベンチャーキャピタル等から調達した資金は約140億ドル(約1.9兆円)に上ります。

CICには国内外の様々なスタートアップ、ベンチャーキャピタル、大学・研究機関、政府・自治体、弁護士・会計士等が集まっています。イノベーションの創出を通じて社会にインパクトを与えるという信念のもと、スタートアップの成長を加速するエコシステムの構築を目指しています。加えて、姉妹団体であるVenture Cafeは、毎週木曜日のフラッグシップイベントである、Thursday Gatheringを通じてイノベーションコミュニティを支援しています。

2020年には、虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの15-16階に(合計約6,000平米)、アジア初、日本で最初となるイノベーションキャンパスであるCIC Tokyoを開業しました。現在では、200社を超えるスタートアップ企業に加え、それを支援する企業や団体などが入居し、日本におけるイノベーション創出の中枢として、スタートアップを支援しています。

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