佐賀県は、知事が県内各地で活躍されている人や団体を訪問し、その実情や想い、ニーズをより深く理解することで、「人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり」の実現に活かすことを目的とした、知事広聴事業「山口知事のさー行こう!!」を実施しています。
「山口知事のさーいこう!!」広聴事業第106回目に出演
本広聴事業第106回目の取材の中で、多久市まちづくり協議会が進めるソラシェアによる「空の道」開発と「空のまちづくり」について、協議会メンバーや当社代表の増本 衞が、佐賀県知事に説明を行いました。訪問の模様は県内のケーブルテレビ局で放送するほか、外部動画サイト(YouTube)でも公開される予定です。
(山口県知事と多久市まちづくり協議会かつやく隊メンバーによる記念写真)
【取材内容】
訪問先:多久市まちづくり協議会かつやく隊
開始時刻:2022年8月23日 13時00分
場所:宝満山公園(多久市西多久町大字板谷6200-4)
内容:配送ドローン飛行見学/知事によるドローン操縦体験、関係者との意見交換
ドローンを活用したまちづくりとして「空の道整備」を行う多久市まちづくり協議会かつやく隊を訪問し、ドローンの飛行見学や意見交換を行いました。
(写真左:トルビズオン代表 増本 衞、写真右:佐賀県知事 山口 祥義様)
(多久市の伝統野菜「桐岡ナス」のドローン配送実験)
(かつやく隊長の笹川氏よりドローン操縦体験を受ける山口知事)
- 【訪問団体概要】
・多久市まちづくり協議会かつやく隊 隊長 笹川 俊一(ささがわ しゅんいち)
・平成 21 年 7 月 多久市まちづくり協議会設立
・令和元年 5 月 多久市まちづくり協議会かつやく隊設立
かつやく隊は現在、高齢化や後継者不足、物流分野での人材不足などの地域課題を解決するため、ドローンを活用したまちづくりに取り組んでいます。多久市が令和2年7月にトルビズオンと連携協定を締結したことをきっかけに、かつやく隊による「ソラシェア」を活用した空の道構築事業は加速します。令和2年 10 月、第1本目の道「エンタメの道」として、多久の名産品「スッ ポン」と野菜をドローンで運ぶ実証実験を実施。その後も、ガイアの夜明けに取材されて一躍有名になった、介護施設を支援する「買い物の道」や薬を配送する「薬の道」、過疎地域等における無人航空機を活用した物流実用化事業などにおいて、現在までに 12 本の「空の道」を整備しました。令和4年度は操縦者の目の届かない距離でも市街地上空を飛ばせる「レベル 4」の実現を目指し、新たな取組を進めています。
【佐賀県のプレスリリースより】
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00387385/index.html
- ソラシェアとは?
トルビズオンが提供する「sora:share(ソラシェア)」は、2018年10月より開始したドローンが安全に空を飛行するためのサービスです。
トルビズオンはソラシェアにより、ドローンが飛ぶ地点を3次元のドメイン(住所)で管理し、「地権者合意」をつなぎ合わせることで、ドローン配送用の空の道をつくるプロジェクト「Sky:Road」及び、土地所有者とドローンユーザーをつなぎ、ドローン空撮・練習をするための空域をシェアする「Sky:Market」を提供しています。この事業活動を通して、2022年国が主導しているデジタル田園都市構想におけるドローン空路整備に不可欠な、空域のデジタルツインを構築することをミッションにしています。