目指せキングオブゾウオロジスト! 豊橋総合動植物公園が8月28日からアジアゾウの特別講座を開講 初回のテーマは保健

この記事は約3分で読めます。
アジアゾウを究めようー。愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は、「のんほいゾウオロジー特別講座」と題し、アジアゾウやゾウの飼育などを学ぶ全5回講座を授業仕立てで始めます。1時限目は8月28(日)で「保健」。ゾウの健康状態の見方などについてお話します。夏休み最後の日曜日を親子でという人、動物好きの皆さん、出席してみてはいかがでしょう。
のんほいパークでは、ゾウの習性に適した「群れ飼育」が可能な国内最大級の広さを誇る放飼場とプールを備え、アジアゾウ6頭を飼育しています。

そこで、講座を通じ、のんほいパークがアジアゾウのために実施している取り組みなどを楽しく学んでもらおうという趣旨で、この特別講座を企画しました。
 

 

プールに入るアジアゾウを見ることができるプールに入るアジアゾウを見ることができる

8月から毎月開講し、ゾウオロジー、つまり「ゾウ学」を勉強してもらいます。12月の最終回は、ゾウにまつわるクイズ大会で「キングオブゾウオロジスト」を目指します。

28日の1時限目「保健」は午前11時から始まり、「みんなでゾウの健康チェック!」です。目視でゾウの健康を評価する「ボディーコンディションスコア」についての解説を聞き、実際に評価します。ゾウの健康状態の見方、意義について話があります。約1時間の内容です。

当日は、ゾウを間近で観察できるアジアゾウ舎ビューイングシェルター付近に集合します。

小学生高学年以上向けの講座になりますが、事前申し込みは不要で、人数制限もありません。参加費は無料(入園料、駐車代は必要)。5回の講座に必ずしも参加しなくてもいいので、気軽に出掛けてみてください。
 

広々とした放飼場で生活するアジアゾウ広々とした放飼場で生活するアジアゾウ

2時限目以降の概要は次の通りです。詳細は開催月にのんほいパークのホームページでご案内します。

【9月】2時限目「生物」
アジアゾウの飼い方ーハズバンダリートレーニングとゾウの飼育方法=準間接飼育の解説と柵越しに行うゾウの日常ケアの様子をYouTubeで生配信します

【10月】3時限目「遠足」
飼育のココロは親心ー採餌エンリッチメントと飼育員の努力=梅田川河畔まで散歩し、葦の採取と外来種の有効活用について解説。おいしい餌を用意するための涙ぐましい努力について話します

【11月】4時限目「体育」
なりきり大運動会!ーアジアゾウや飼育員になってみよう=飼育員の作業やゾウの生態にちなんだ種目を開催。“ゾウメダル”は誰の手に

【12月】5時限目「テスト」
あなたもゾウオロジスト!ーゾウにまつわる大クイズ大会=過去4回の講座の内容を中心に出題します。目指せ、キングオブゾウオロジスト
 

市内外の人に親しまれているのんほいパーク市内外の人に親しまれているのんほいパーク

のんほいパーク
動物園と植物園、自然史博物館が併設の国内でも数少ない総合公園です。子どもからお年寄りまで市内外の人に親しまれています。動物園では、130種類以上の動物が飼育されています。
https://www.nonhoi.jp

タイトルとURLをコピーしました