大学生のファッションに関する実態調査<ガクセイ協賛>

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株式会社ガロア (GALOIS Inc.、本社:東京都港区、代表取締役CEO:浅井亮祐、以下当社)は、日本全国の学生を対象にファッションに関する調査を行いました。調査の背景、調査結果の概要および詳細は以下の通りです。
■背景
当社は、2014年にサービスを開始した大学生専門の協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」事業を皮切りに、人材・不動産・エンターテイメント・医療など 10カテゴリの事業領域でインターネットを活用した送客プラットフォーム事業を展開しております。
「ガクセイ協賛」の導入団体は現在では600大学5500団体を超えており、当社は、多くの学生の声を直接集めることができる強みを生かし、現代の学生の実態を通して新しい視点をご提案することを目的に調査事業を行っております。

■調査概要
調査期間:2023年02月21日(火)~2023年02月23日(木)
調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約600の学校の学生
調査方法:インターネット調査
回答者数:4年制・短期大学・専門学校を含む学生500名(女性:348・男性:150・未選択:2)

■質問項目
Q1.洋服・ファッションに興味はありますか?
Q2.洋服をどこで買いますか?
Q3.実店舗に行く目的は?
Q4.よく使うネットショップは?
Q5.ネットショップを選ぶ際に最も大事なポイントは?
Q6.洋服を買う頻度は?
Q7.洋服を買うときに重要視するポイントは?
Q8.1か月あたり洋服に使うお金の金額はどれくらいですか?
Q9.その日のコーディネーションを決める時に重視するもの上位3つを教えてください。
Q10.骨格診断やパーソナルカラー診断をしたことがありますか?
Q11.骨格診断やパーソナルカラー診断の結果は服装を決める時に参考にしますか?

■大学生のファッションに対する興味関心

まず初めに、洋服やファッションに対して2023年現代の大学生たちがどの程度興味関心を示しているのかを調べるために、「Q1.洋服・ファッションに興味はありますか?(n=500)」と質問をしてみた。

結果は、興味があると回答した方が85%と、多くの大学生が洋服に対して興味を持っていることがわかった。また、男女別の数値だと女性は90%、男性は71%と男性よりも女性の方がファッションに対する感度が高いようだ。

個人個人のあり方や多様性が大事にされる現代の若者。ファッションという文化は、自己表現の場として好まれているのかもしれない。

■大学生が洋服を購入する手段【店舗/ネット】

次に、大学生が普段どのような場所で洋服を購入しているのかを調査すべく「Q2.洋服をどこで買いますか?(n=500)」と質問をしてみた。

近年のインターネット環境の進歩や、若者というイメージから「ネットショップ・EC」が浸透してきているイメージが強かったが、結果は「商業施設」が最も多い回答となった。

上記の質問では、商業施設の他にも、アウトレットや古着屋など実店舗のサービスを利用するという方は一定数いた。

●実店舗で洋服を購入する理由
 

「Q3.実店舗に行く目的は?(n=457)」という質問をしてみた結果、実店舗を利用する理由が、サイズや素材で「失敗しないため」であることがわかった。

また、男性よりも女性の方がサイズや素材を手にとって確認することに重要性を感じており、細かなディティールを気にする傾向があるようだ。

そのほかにも、洋服を買うことが友人との遊びの目的となることもあるようだ。

■大学生に人気のネットショップ

店舗とは反対に、ネットショップを利用していると回答した方に「Q4.よく使うネットショップは?(n=330)」と質問をしてみた。

圧倒的な1位は男女ともに「ZOZOTOWN」であった。SNSを活用したマーケティングなど若年層に対する認知が広く進められているのだと感じる。

2位以降は男女で違いが生まれており、女性の場合は「SHEIN」、男性の場合は「UNIQLO」などのオンラインショップを利用している方が多いようだ。

あまりにも数が多く「その他」として統括したが、女性の方が「ネットショップ利用者が多い」+「固定ではなく色んなお店を使っている」傾向があり、多くのネットショップの名前が回答として集まった。

●ネットショップを選ぶポイント

同様にネットショップを利用したことがある人に対して「Q5.ネットショップを選ぶ際に最も大事なポイントは?(n=330)」と質問をしてみた。

結果は1位が「値段」、2位が「セール・クーポン」であった。とくに値段に関しては圧倒的である。

このことから、大学生がネットショップに求められているのは「お得さ」であることがわかる。

3位以降は、「商品数の多さ」「ブランド数」「トレンド」など、取り扱いに関する回答が多く集まった。

■大学生の洋服・ファッション事情

・購入頻度
・購入時に重視するポイント
・1ヶ月の消費金額
・コーディネートで重視するポイント

本調査では、大学生の「洋服・ファッション事情」として、上記の4つの項目を質問してみた

●洋服を購入する頻度

「Q6.洋服を買う頻度は?(n=500)」と質問したところ、「2〜3ヶ月に1回(48%)」という回答が最も多かった。

興味関心が高いからといって、毎月洋服を購入するのではなく、あくまで現実的に2−3ヶ月(ワンシーズン)に1回程度の購入頻度であることがわかった。

●洋服を購入する際、重視するポイント

「Q7.洋服を買うときに重要視するポイントは?(n=500)」という質問に対しては、「デザイン」と「値段」という回答が多く集まった。

洋服に限らず、ものを購入する際に重要視されるポイントが「大学生×ファッション」というジャンルでも変わらず上位となった。

洋服ならではのポイントとしては、「サイズ感」「自分に似合うかどうか」を重視されることだ。洋服に対して自分らしさの表現、コンプレックスを隠せることなどが求められているのではないだろうか。

●1ヶ月で洋服に消費する金額

「Q8.1か月あたり洋服に使うお金の金額はどれくらいですか?(n=500)」という質問をしてみた。結果、ひと月の洋服購入金額の平均は「1万円以下」である大学生が多いようだ。

ここまでをまとめると、多くの大学生は洋服に対して興味関心を持っている。しかし、購入頻度や使用金額が非常に高いというわけではなくあくまで現実的な範囲で買い物をしている。
だからこそ、1回1回の買い物の際に、値段や本当に自分にあっているデザインなのかを考慮し、失敗しないようにしているようだ。

●コーディネートで重視するポイント

「Q9.その日のコーディネーションを決める時に重視するもの上位3つを教えてください。(n=500)」と質問をしてみた結果、回答は購入時に考慮するポイントと同様に、「自分に似合うかどうか」が焦点となっていることがわかった。

反対に「最近のトレンドを取り入れる」の意識は低く、みんなと一緒だと安心・流行りものを着ていれば安定的という時代から、自分ならではのものを着る時代への変化を感じる。

■骨格診断やパーソナルカラーの利用率
【骨格診断とは】
体型や骨格などから、より自分をキレイに見せるデザイン(サイズ感や素材感)を導き出す方法。「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3つのグループに診断され、タイプごとにオススメのアイテムがある。
【パーソナルカラーとは】
肌や瞳、唇、髪などの色からその人に合った色を導き出す方法。一般的には「春」「夏」「秋」「冬」の4つのグループに診断され、タイプごとにオススメのカラーがある。
 

自分に合った洋服を取り入れたいという傾向が強く見られたことから、「Q10.骨格診断やパーソナルカラー診断をしたことがありますか?(n=500)」という質問をしてみた。

サイトやアプリでも利用可能な診断だが、結果は意外にも低く「ある」と回答したのは23%程度であった(女性は26%、男性は17%)。
 

また、診断をしたことがある人に対して、実際に活用しているかを調査するために「Q11.骨格診断やパーソナルカラー診断の結果は服装を決める時に参考にしますか?(n=116)」という質問をした。

結果は、女性は80%、男性は64%が参考にしている(「時々する」以上)と答えた。

骨格診断やパーソナルカラー診断は大学生の洋服選びの悩みを解決する方法の1つである。実際に、診断をしたことがある人からは多くの支持を得ているようだ。しかし、現状ではあまり認知されていないために、診断をしたことがないという方が多いようだ。

【今回の調査について】
ガクセイ協賛では、学生や協賛に関する記事やアンケート調査などについて発信しております。
「【大学生のファッション】洋服の値段・平均費用や選び方のコツを徹底解説」のより詳しい記事はこちらから確認できます。
https://www.gakuseikyosan.com/media/?p=3327
ファッションセンスが磨けるアパレルのバイトの実情に関する記事はこちらで確認ができます。
https://gigabaito.com/media/?p=183

【株式会社ガロアについて】
所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17F
創立:2014年4月1日
代表者:代表取締役CEO 浅井 亮祐
事業内容:インターネットを活用した送客プラットフォーム事業
プライバシーマーク登録番号:21001310(02)
企業サイトURL:https://www.galoisjapan.com/

【ガクセイ協賛とは】
大学生がいつでもどこでもアプリで協賛金を集められる大学生専門の資金調達アプリです。
導入団体数600大学5500団体突破し、大学研究室・部活サークルなどの団体だけではなく個人利用としてもご利用可能です!
学生にピンポイントでアプローチが可能で、協賛・プロモーション・アンケート調査など学生ターゲットの様々な施策を行うことができます。
下記より、学生集客や学生への協賛などお気軽にご相談くださいませ。
ガクセイ協賛 法人ご相談窓口:
https://ac.adlion.jp/7e175Gb3e8d79e20/cl/?bId=51ee0993&acd=media&part=prtimes_1&gcd=202303_fashion

学生が集まらない企業の特徴と効果的な集客方法はこちらをご参考ください。
https://www.gakuseikyosan.com/media/?p=458

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