- 【なぜ今消防レスキューの防災が必要なのか】
南海トラフ巨大地震や首都直下型地震、大型台風、集中豪雨、火山噴火、土砂災害などの大規模な自然災害が発生すれば、公助(消防や警察、自衛隊、海保)だけでは“すぐに”SOSを出す要救助者全員に対応ができない現状があります。また、自然災害だけでなく火災や急病、交通事故、子供の不慮の事故、水難事故、危険物事故、テロ災害、集団災害など多種多様の危険からも私たち国民は、自分の命と大切な人を守らなければなりません。
著者は、消防士としてあらゆる災害現場へ駆けつけるも、救えない命を目の当たりにし、何度も悔しい想いをしてきました。119番通報があってからでは、遅い。災害は、消防レスキューの到着を待たずして、一瞬で命も財産も奪っていきます。
・いつどこで急に、巨大地震等が発生するかわからない。
・いつどこで急に、大切な人が倒れるかわからない。
・いつどこで急に、自分の身に不幸が起こるかわからない。
だからこそ、消防の防災が必要になります。消防士は、危険な現場に立ち向かうために、十分な安全対策や安全確認を行うからこそ、人命救助ができます。その対応を知ることが、みなさんの命や財産を守ることにつながると確信しています。
今回出版した防災本には、「事が起こった瞬間」に何ができるか、子どもやおばあちゃんでもできる「命を守るカンタンな防災術」が書かれています。一家に一冊“もしも”に備え実践してみてください。
- 【消防訓練や救命講習では教えきれない】
消防署でも防災講演や救命講習、消防訓練など国民のみなさんと触れ合う機会はありますが、さまざまな災害や危険に対応するための知識や技術を教える時間は、業務上確保がしにくい現状があります。なぜなら、国民一人ひとりの生活環境や家庭環境、地形による災害リスクは異なり、講習や訓練時間内で“全員に”答えることが難しいからです。内閣府も「自らの命は自らが守る」という社会認識を持つことが大切だと公表しました。つまり、自ら災害の危険を知り、自ら緊急時には命を守る判断をとらなければならないということになります。
- 【本誌のポイント】
・緊急時にやってはいけないNG行動が分かる
・災害現場を知ることができる
・“もしも”に動ける防災術が身につく
・危険リスクを知ることができ対処法が分かる
・幼稚園生や小学生でも読みやすい(タイチョーとアニマルレスキュー隊員が解説)
- 【章立て】
- 【書籍の元となったRESCUE HOUSEは、命を守ることに特化した防災メディア】
・YouTubeチャンネル名:RESCUE HOUSE/レスキューハウス
レスキューハウスは、あらゆる災害や緊急事態から自分の命と大切な人の命を守る消防防災チャンネルです。 このチャンネルでは、元消防士がニュースに載らない災害現場のリアルな声と共に、防災への「気づき」を発信しています。(以下参考動画掲載)
・火災から命を守る方法
・【絶対NG】子供が40℃の高熱でけいれん…消防レスキューがみた絶対にやってはいけない親の行動とは
- 【プロフィール:タイチョー/兼平 豪】
・大阪市消防局で救助隊員/救急予備隊員/消火隊員を経験
・大阪市消防局救助代表選出(約3500名中80名選出)
・人命救助による功績表彰受賞
・大阪市消防局 退局
・株式会社VITA設立/代表取締役
・YouTubeチャンネルRESCUE HOUSE 開設
・日本民間防衛/最年少理事
・防災対応専門家/防災アドバイザー
・書籍「消防レスキュー隊員が教えるだれでもできる防災事典」出版社:KADOKAWA
・保有資格:防火,防災対象物点検資格者/消防設備点検資格者/応急手当普及員/防災士
- 【書籍情報】
出版社 : KADOKAWA
イラストレーター:みぞぐちともや
発売日 : 2022/8/26
言語 : 日本語
単行本 : 144ページ
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