昭和村と吉本興業ホールディングス(株)が地域振興における包括連結協定を締結

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この度、昭和村と吉本興業ホールディングス株式会社は、地域振興における連携強化を目的とした包括連携協定を結ぶ事となり、2022年8月10日(水)群馬県利根郡昭和村の昭和村公民館にて、包括連携協定締結式を執り行い、締結式には、昭和村村長 堤盛吉様、昭和村議会議長 藤井貞充様、吉本興業ホールディングス株式会社大﨑洋 代表取締役会長が登壇し、それぞれ挨拶をさせていただきました。

司会を務めたのは、群馬県住みます芸人のガッツいわせと、チョッキGT5000。登壇者のご紹介に続き、今回の包括連携協定に至った経緯と協定の内容についてご説明させていただきました。

【協定を結ぶこととなった経緯】
地方創生を重要課題として認識し積極的な推進を図る両社において、更なる地域振興を目的に連携を強化していけるよう、地方創生に資する連携協定を結ぶことができないかと、堤村長と大﨑会長による会談がなされたことがきっかけとなりました。

【連携協定の実施内容】
① 昭和村内の施設において、年1回以上のお笑いライブの開催

村内の公共施設等において村民を対象とした無料の吉本お笑いライブを実施。村民に笑いを届ける事で笑顔が溢れるまちづくりに寄与する。

② 昭和村内の小中学生を対象とした漫才ワークショップの開催
村内の小・中学生を対象に吉本のお笑い芸人が講師となり漫才のワークショップを実施。漫才というツールを通じて普段接したことが無い者同士がコミュニケーションを育み、また漫才を村民の前で披露する事で地域の一体感を醸成する。

③ 昭和村食材を使用した特産品の開発
昭和村産のトウモロコシやこんにゃくなどを料理が得意な吉本の芸人がプロデュースし、オリジナルの特産品を開発。
やさい王国としての知名度を更に拡充させる。

④上記の取り組みを、今年3月に開局したBSよしもと(無料放送ch265)にてPRを行う

堤村長と大﨑会長による協定書の締結が行われると、登壇者の3名からご挨拶をさせていただきました。
ご挨拶の内容は以下の通りとなります。

(昭和村村長 堤盛吉様 ご挨拶内容)
昭和村の将来の村づくりや、村内の現状についてご相談をさせていただき、吉本興業の皆さまにご来村いただくなど、交流を深めていく中で、今回のような連携協定を結ぶことができました。昭和村の抱える課題を、吉本興業様の力を借りて、笑顔で楽しく地域振興ができればと思います。

(昭和村議会議長 藤井貞充様 ご挨拶内容)
世の中がギスギスした雰囲気が漂っている中、“笑う門には福来る”という言葉の通り、笑いが健康につながるものだと感じております。吉本興業様によって、昭和村がもっともっと芸人気になることを期待しております。

(吉本興業ホールディングス株式会社大﨑洋 代表取締役会長 ご挨拶内容)
日本有数の農業名産地である昭和村様と、このような形で締結できることは心より喜ばしいことと感じております。
弊社のタレント、社員が東京や大阪などで、日々、視聴率が勝った、負けたという仕事に追われる日々だけを送るのではなく、昭和村に通い、村民の皆さんとご一緒することで、明るく分かち合える幸せや農業の収穫の喜びなどを教えていただきたいと考えております。昭和村が誇る農作物をより広く、日本中、アジア各国に知っていただくために、笑いの力も少しはお役に立てられればと思っております。

また、大﨑会長より群馬県住みます芸人のガッツいわせと、チョッキGT5000という芸名は覚えづらい名前とし、
「昭和太郎と昭和二郎に改名させます」と会場の笑いを誘いました。

 

参考資料
【群馬県昭和村】
昭和村は、群馬県利根郡の最南端にあって赤城山の北西麓に位置し、東西10.8Km、南北9.8Kmの扇状の形態で、標高は260mから1,466m、面積は64.14k㎡、500mから800m付近まではゆるい傾斜をなす赤城高原地帯です。主幹産業は農業で、広大な赤城高原を活用し、多種にわたる野菜を栽培しており「やさい王国」「首都圏の台所」と呼ばれています。昭和33年に久呂保村と糸之瀬村の合併により「昭和村」が誕生。昭和36年に大字生越が境界変更により昭和村となり現在に至ります。以来、自主自立の村として「みんなでつくろう元気な昭和村」を将来像に掲げ、特色のある村づくりに努めています。

 

 

 

 

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