途上国の貧困削減に取り組むケア・インターナショナル ジャパン、創立35周年記念イベント「35年の歩み、過去、現在、未来」開催

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東ティモールやタイで活動する国際協力NGO「ケア・インターナショナル ジャパン」は、9月3日、JICA地球ひろばにて、長谷川祐弘・元国連事務総長特別代表(東ティモール担当)らを招き、東ティモールと中継して開発支援活動にジェンダーの視点をとり入れる重要性について考えるイベントを開催する

途上国の「女性や女子」の自立支援活動を行っている公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン(理事長:目賀田周一郎 事務局:東京都豊島区)は、財団創立35周年を記念して、2022年9月3日に、記念イベント「35年の歩み、過去、現在、未来」を開催する。

2022年5月11日に、当財団は、その全身となる「ケア・ジャパン」創立から35周年の節目を迎えた。

同財団は、これまでの多大なる支援への感謝の気持ちを表し、またこれからのビジョンを示し、今後の活動について参加者と一緒に考える機会として、記念イベントを開催する。

【イベント詳細】
■日時:2022年9月3日(土)13:30~15:30(13:00会場、入退室自由)
■会場:JICA地球ひろば セミナールーム600(オンラインのみの参加も可)
東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内)
https://www.jica.go.jp/hiroba/about/map/index.html

■プログラム:

・ケア・インターナショナル ジャパン事務局長による報告
(ケア・インターナショナル事務総長ソフィア・スプレッチマンからのビデオメッセージ披露等)

・イリディオ・シメネス・ダ・コスタ駐日東ティモール民主共和国大使によるご挨拶

 ・長谷川祐弘氏による基調講演
京都芸術大学 特別教授・京都国際平和構築センター センター長
元国連事務総長特別代表(東ティモール担当)
「東ティモールの開発支援において、NGOが留意しておくべき国家の指導者たちの志」

・支援事業の現場(東ティモール・ディリ)からのレポート&パネルディスカッション
「開発支援事業においてジェンダー視点を取り入れる重要性について」

パネリスト:
―田中由美子ケア・インターナショナル ジャパン理事(城西国際大学 特命連携教授、JICAシニアジェンダーアドバイザー)
―伊藤洋子ケア・インターナショナル ジャパン東ティモール現地事業統括(東ティモールから中継にて参加)
―増田颯人ケア・インターナショナル ジャパン元職員(元JICA海外協力隊員 農業専門、ルワンダ派遣)

・ケア・インターナショナル ジャパン理事長 閉会の辞

■参加費:無料(どなたでも参加可)
■申し込み期限:2022年8月26日(金)
■申し込み方法:
以下のアドレスまでメールにて申し込む。
申し込み先アドレス:info@careintjp.org
件名を「9/3 周年イベント参加申し込み」とし、
名前、所属(任意)、参加方法(来場orオンライン)、連絡のつくメールアドレスを記載。
*オンライン参加には、申し込み後、事務局より詳細を連絡する。

■留意点:
イベントの実施にあたっては、今後の新型コロナウイルス感染状況によってはオンラインのみの開催に変更の可能性あり。その場合は、遅くとも実施の2週間前までに、申し込み者に事務局より連絡する。

【参考情報】
国際協力NGO「CARE」について
CAREは、1945年から100か国以上で人道支援活動を実施してきた世界最大級の国際協力NGOです。現在、9,300人の高度な専門性をもつスタッフが、100か国以上において年間6,300万人に対し、自立のための支援を行っています。戦後ヨーロッパの被災者へ「CAREパッケージ(ケア物資)」を送ることから始まった貧困の根絶に向けた活動は、国連や各国政府の高い評価を得ています。

 公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパンについて
世界100か国以上で活動する国際協力NGO「CARE」の一員。第二次大戦後、米国市民が欧州の親戚らに緊急物資の詰まった「CAREパッケージ(ケア物資)」を届けたことが団体発足のきっかけ。ケア物資は、日本にも届き、1,000万人の日本人が支援を受けました。その支援を受けた人々が次は世界に恩返しをと、1987年5月、現在のケア・インターナショナル ジャパンを設立。災害時の緊急・復興支援や「女性や女子」の自立支援を通して貧困のない社会を目指しています。本年、創立35周年を迎えました。

以上

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