CCCMKホールディングスが国際的なデザイン賞「Red Dot Design Award 2023」のブランド&コミュニケーションデザイン部門で「Best of the best」を受賞

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CCCMKホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:髙橋誉則)のCCCマーケティング総合研究所(所長:新橋実、以下「CCCマーケティング総研」)・クリエイティブチームがクリエイティブユニット“SPREAD”に依頼・制作した作品”Different Worlds”が、世界三大デザイン賞の一つである「Red Dot Design Award 2023」のブランド&コミュニケーションデザイン部門において「Best of the best」を受賞いたしました。

                        写真:神宮巨樹

                    写真:Red dot Design Award

「Red Dot Design Award」は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する世界トップクラスのデザイン賞です。「プロダクトデザイン」「ブランド&コミュニケーションデザイン」「デザインコンセプト」の3つの部門に分かれ、毎年世界70以上の国や地域の企業、組織、デザイナーが応募しています。その中でも「Best of the best」は部門最高賞として選出された名誉ある賞です。

CCCマーケティング総研は、2022年に「みらい長崎ココウォーク(株式会社みらい長崎)」よりの依頼を受け、フードコート改装の空間ディスプレイとアートプロデュースを行いました。フードコートらしさの既成概念を取り払い、「長崎らしさ・広場」をキーに、かつて長崎が日本と世界をつなげる貿易窓口として担っていた歴史的背景と自然とコミュニケーションが生まれるような広場の賑わいを特徴とした空間を企画し、作品のコーディネーションを行いました。

受賞した作品”Different Worlds”は、SPREADが発表している作品シリーズです。「みらい長崎ココウォーク(運営:株式会社みらい長崎)」フードコートでの企画がきっかけとなり、初公開されました。みらい長崎ココウォークに設置された作品は、全長7.8m×高さ2m、12万6732枚のタイルを用い、196個のQRコードは日本が認める世界中の政府サイトへとつながります。テクノロジーの進化により、人はスマートフォン1つでつながり、世界を広げることができることを、フードコートというパブリックな空間で問いかけています。オープンから1年経った現在、”Different Worlds”の周辺席はすぐに埋まってしまう人気席となりとても賑わっています。本受賞は、QRコード集積から世界を知る表現が高く評価され、作品のシリーズを通しての受賞となりました。

                       写真:神宮巨樹

今回の「Best of the Best」は、「みらい長崎ココウォーク」に設置されているタイルによる”Different Worlds”、富山県美術館の企画展『デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ』にてSPREADが発表したキャンパスプリントによる”Different Worlds”を合わせた展開での受賞となりました。

設置場所:富山県美術館、展覧会『デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ』展、写真:五十嵐 絢也

※すでに本展覧会は終了しております。

CCCマーケティング総研のクリエイティブ制作では、地域や企業の課題解決に対して、ブランディングからプロモーションデザイン、アーティストとのアート制作まで多岐に渡りクリエイティブプロデュースを行なっております。今後も、「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」のチカラによって皆さまの未来創造に取り組んでまいります。

  • 【「Best of the best」の受賞概要】

■受賞作品名:Different Worlds

■設置場所:みらい長崎ココウォーク 3F フードコートエリア(長崎県長崎市茂里町1番55号)

■営業時間:10:00~20:00

■ウェブサイト:https://cocowalk.jp/

■プロデューサー:渋谷舞(CCCマーケティング総合研究所 クリエイティブプロデューサー)

■受賞コメント:商業施設内のフードコートという多くの人が行き交う場の価値を再考し、時代性、社会課題や風土にあわせた作品を生み出せる作家としてSPREADを選定いたしました。”Different Worlds” を納品したことで、フードコートのようなパブリックスペースでも、自然と人と作品の間にコミュニケーションが生まれる空間づくりを実現できたことが、受賞できた理由の1つだと考えます。今後も課題を解決するだけでなく、価値を高められるような場づくりやクリエイティブ制作を行なっていきたいです。

■作家:SPREAD

■SPREADについて:山田春奈と小林弘和によるクリエイティブ・ユニット。長い時間軸で環境を捉えるランドスケープデザインの思考と鮮烈な印象を視覚に伝えるグラフィックデザインの手法を融合。環境・生物・物・時間・歴史・色・文字、あらゆる記憶を取り入れ「SPREAD = 広げる」クリエイティブを行う。主な仕事に「国立新美術館開館10周年」記念ビジュアル、Art Fair Beppu、工場見学イベント「燕三条 工場の祭典」(2013-2022)、コスメブランド「Celvoke」、ジャパン・ハウスロンドン展覧会「The Carpenters’ Line」。https://spread-web.jp

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