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第13回 日本美容外科手術手技研究会
⼀般社団法⼈⽇本美容外科⼿術⼿技研究会(以下、JAPSA)は2023年10⽉27⽇(金)、⼤阪市北区にて今回で13回⽬となる「⽇本美容外科⼿術⼿技研究会」を開催し、過去最多となる計26名の医師が日本全国から参加しました。今回は、JAPSAの理事を務める東邦大学医療センター大森病院 形成外科 荻野晶弘教授による「重症肥満患者減量後のbody contouring surgery」、大分大学医学部附属病院 形成外科 清水史明教授による「顔面神経麻痺患者の整容再建」の講演が行われました。
本研究会は、美容医療の最新の知見を共有するとともに医師全体の手術手技レベルの向上のために定期開催しています。
当日は、座学とライブ手術見学の2部構成で開催されました。座学では荻野教授と清水教授の講演、1名の医師による発表が⾏われ、それぞれの専門知識と手術手技を共有しました。また、発表内容に基づき術前プランニングの方法やポイントなどについて意見交換が活発に行われました。
ライブ⼿術⾒学では、全員が細かな手技まで確認し不明点を質問できるよう、⼿術室と研究会会場のモニター・⾳声をつなげて⼿術を実施しました。低侵襲の鼻形成術や切開法による目の下のたるみ取り、切らない目の下のクマ取り・たるみ取り、二重埋没法、脂肪注入、糸リフトの手術をリアルタイムに供覧しながら、寺西代表理事らが手術の要点や留意事項を解説しました。
【講演・発表内容】
■重症肥満患者減量後のbody contouring surgery
講演者:東邦大学医療センター大森病院 形成外科 荻野晶弘教授
■顔面神経麻痺患者の整容再建
講演者:大分大学医学部附属病院 形成外科 清水史明教授
■スレッドリフト施行症例への3D画像解析装置の使用経験についての報告
発表者:TCB梅田大阪駅前院 古賀愛子副院長
参加した医師からは、「大画面で術野を見ることができ、施術を見ながらリアルタイムで注意すべき点や各々の工夫を意見交換できるのは大変有意義であった。」「なかなか経験できない手術見学ができた。また、他のドクターと意見交換もでき非常に参考になった。」「名医の手術を間近で見られて良い経験になった。今後の診療で早速活かしていきたい。」などの声が上がりました。
昨今、SNSの普及により美容医療のニーズは多岐にわたり、美容外科医はその多様なニーズに応えるため高いレベルの手術手技を習得する必要があります。本研究会を通じて、より多くの医師が最新の技術を共有することで日本の美容外科業界全体における技術の底上げとなるように尽力してまいります。
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一般社団法人日本美容外科手術手技研究会(JAPSA) 概要
JAPSAは、美容医療業界をリードする医師の育成、全国の美容外科医の技術向上に取り組んでいます。美容医療の最新情報や、手術手技の知見を共有する研究会を開催し、美容医療のさらなる発展に尽力しています。
名称:一般社団法人日本美容外科手術手技研究会(JAPSA)
代表理事:寺西 宏王
所在地:〒105-0003
東京都港区西新橋3-16-11 8F
オフィシャルサイト:https://japsa.or.jp/
■本件に関するお問い合わせ
一般社団法人日本美容外科手術手技研究会
stas@japsa.or.jp