【みんなの介護】コロナ禍のQOLアップに貢献「カラオケあり」の老人ホーム割合ランキング。1位「茨城県」理由は県民性!?

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掲載施設数No.1(※)の⽼⼈ホーム検索サイト「みんなの介護」を運営する株式会社クーリエ(本社:東京都渋⾕区、代表取締役 安⽥ ⼤作)では、サイト運営で得た知⾒を基に介護事業の課題や社会的事象を調査・研究しています。今回は、カラオケが利用できる介護施設に関するレポートです。
  • カラオケ可能な介護施設数の割合の1位は茨城県

「カラオケ」は介護施設で人気の高いレクリエーションのひとつです。

「みんなの介護」では約50項目の「こだわり・特徴」から施設を検索できるサービスを提供しておりますが、実際「カラオケあり」で検索するユーザーが、急速に増加しています。現在、「みんなの介護」掲載施設のうち「カラオケあり」の施設は全体の1割ほどですが、入居者のQOL向上の鍵として、カラオケ機器のニーズは高まっています。

そこで、「カラオケあり」の施設数を県別に算出し、各県の掲載施設数に対する割合でランキングを作成しました。その結果、1位は茨城県(52.86%)という結果になりました。最下位の山形県(13.41%)と比べると、実に4倍にもなります。

なぜ、茨城県が1位なのか?そして、カラオケの導入でどんなメリットが期待できるのか?

実際に、通信カラオケが利用者からも好評だという、茨城県の介護施設の方にお話を伺いました。

―茨城県が1位になった理由はどのような点にあると思いますか?
「そもそも介護施設にはカラオケが必須という認識でしたので、むしろ茨城県が1位ということに非常に驚いています。一概には言えませんが、集まって歌ってコミュニケーションを取ることが大好きという県民性が下地にあるのかもしれません」

―カラオケはどのような効果が期待できるのでしょうか?
「歌うことはレクリエーションとしてだけでなく、認知症の予防や身体機能維持にも繋がります。コロナ禍では感染対策を徹底した上で、入居者の皆様に楽しんでいただいております」

―やはり入居者の皆様は、歌うことが好きな方が多いのでしょうか?
「そうですね、入居者様同士のコミュニケーションの一環としてもカラオケは欠かせません。歌うだけでなく思い出話に花を咲かせ、入居者の皆様がいきいきとされているのを見ると私たちも嬉しくなります。また、私どものカラオケ機器では、機能訓練コンテンツなども利用できるので、歌以外にも多面的に利用して、QOLの向上に役立てています」

-コロナ禍での感染対策について教えていただけますか?
「マイクカバーやマイクの消毒をその都度行うことはもちろん、部屋の換気を十分に行った上で、できるだけ距離を取る飛沫対策も重ねて行っています。コロナ禍で外出レクや外部からのボランティアが制限される中、できるだけ施設内でも充実した生活を送っていただきたいという思いから、感染対策を徹底しています」
(介護付有料老人ホーム らいふアシスト・泉ヶ森 三光楼 康さん)

以下、47都道府県のランキング(掲載施設数に対するカラオケ可能な施設数の割合)
1位:茨城県/52.86%
2位:山梨県/52.83%
3位:和歌山県/49.00%
4位:埼玉県/46.45%
5位:大分県/44.74%
6位:奈良県/44.54%
7位:栃木県/43.75%
8位:千葉県/42.88%
9位:新潟県/42.41%
10位:佐賀県/42.22%
11位:岐阜県/41.48%
12位:長野県/41.14%
13位:大阪府/40.74%
14位:群馬県/40.11%
15位:三重県/40.00%
16位:愛知県/39.04%
17位:神奈川県/38.72%
18位:京都府/38.55%
19位:香川県/38.30%
20位:沖縄県/37.21%
21位:東京都/36.12%
22位:静岡県/35.99%
23位:福岡県/35.83%
24位:富山県/35.37%
25位:島根県/35.29%
26位:兵庫県/35.26%
27位:鳥取県/34.48%
28位:徳島県/34.48%
29位:北海道/33.80%
30位:宮崎県/32.98%
31位:滋賀県/32.32%
32位:熊本県/31.69%
33位:岡山県/30.22%
34位:岩手県/29.85%
35位:宮城県/28.29%
36位:福井県/27.78%
37位:石川県/27.59%
38位:愛媛県/27.17%
39位:長崎県/26.83%
40位:秋田県/26.67%
41位:鹿児島県/26.11%
42位:青森県/25.00%
43位:山口県/24.80%
44位:広島県/23.23%
45位:高知県/23.08%
46位:福島県/18.95%
47位:山形県/13.41%

【調査概要】

  • 調査期間:2022年6月1日~2022年6月30日
  • 調査対象サイト:「みんなの介護」https://www.minnanokaigo.com/
  • 調査対象:「みんなの介護」に掲載している49,836件の介護施設
  • 調査機関: みんなの介護(株式会社クーリエ)
  • 算出方法:各都道府県の掲載施設数に対する、カラオケ可能な施設数の割合

※主要な老人ホーム検索サイトを対象に掲載施設数の調査を行った結果、みんなの介護がNo.1を獲得しました。

【掲載施設数についての調査概要】

  • 調査期間:2022年4月7日~4月11日
  • 調査方法:自社調べ
  • 調査対象サイト:みんなの介護、LIFULL介護、探しっくす、オアシスナビ、シニアのあんしん相談室、MY介護の広場、有料老人ホーム情報館、いい介護
  • 施設数の計上方法:調査対象サイトについて、調査期間中における各都道府県の施設掲載数(訪問介護事業所を除く)の積み上げ値を比較。各都道府県の施設掲載数については、調査対象サイトの都道府県のインデックスページに記載されている検索結果数について、実際の掲載数との整合性を確認の上、当該結果数の数値を採用。

  • 株式会社クーリエについて

株式会社クーリエでは、「きちんとした情報があれば、⼈はもっと良い選択ができる」という考えのもと「確かな価値を多くの⼈へ」という企業理念を掲げ、デジタルプラットフォームビジネスを展開し、新たな価値創造を追求しています。

〈関連ウェブサイト〉
介護情報の総合ポータルサイト「みんなの介護」
https://www.minnanokaigo.com/
介護の⼈材採⽤メディア「みんなの介護求⼈」
https://job.minnanokaigo.com/
連載コンテンツ「みんなの介護ニュース」
https://www.minnanokaigo.com/news/
介護福祉⼠ 国家試験対策ツール「ケアスタディ」
https://job.minnanokaigo.com/carestudy/
介護スタッフ広場「みんなの介護コミュニティ」
https://job.minnanokaigo.com/community/

〈公式SNS〉
「みんなの介護」Facebookページ
https://www.facebook.com/minnanokaigo/
「みんなの介護」Twitter公式アカウント
https://twitter.com/minnanokaigo/
「みんなの介護」 Instagram公式アカウント
https://www.instagram.com/minnanokaigo/
「みんなの介護」YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/minnanokaigo/
「みんなの介護求人」YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCWaUESoZ1t_e29FciH5btKg

【会社概要】
株式会社クーリエ
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー17F
代表取締役 安田 大作
コーポレートサイト
https://www.courier.jpn.com/
 

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