テラモーターズとakippaは全国の個人宅駐車場オーナーを中心にTerra Chargeの設置を推進していきます。これによりTerra Chargeが設置されたakippa駐車場を予約するドライバーは、駐車中にEV充電器の利用ができるようになります。
国内におけるEV充電器の設置普及への貢献を目指すほか、EVユーザーの利便性向上を目指します。
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提携の背景
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、EV車およびEV充電設備の拡充が進められています。経済産業省はEV充電設備の設置数を2030年までに現在のおよそ10倍となる30万口とする目標を掲げました。また設置場所に関しては自宅等での「普通充電」、移動中の「経路充電」に加え、滞在先での「目的地充電」を組み合わせた「重曹的な充電インフラ整備」が重要としています(※1)。
このような社会的背景を受け、Terra Chargeは、初期費用・ランニングコスト無料による充電インフラの提供を実現し、日本全国にEV充電器の設置を進めています。
一方akippaは、移動の困りごとの解決は駐車場サービスだけでは解決しないと考えており、自動運転時代に向けて全国の駐車場へのEV充電器の設置・シェア、さらにその先には自動運転EV車のカーシェアを行い、誰もが移動しやすい世の中をつくり、人と人とがリアルに会う体験を残し続けたいと考えています。このビジョンの実現に向け、現在は全国に予約可能な駐車場を増やしています。
両社が提携することにより、EV充電が可能な駐車場を全国に増やし、EVの普及に貢献できるのではないかと考えています。
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提携内容
akippaとテラモーターズは、akippaの駐車場オーナーに対しTerra Chargeの設置を推進していきます。
akippaの駐車場オーナーは、工事費用や初期費用や月額費用などが無料でEV充電器を駐車場に設置、Terra Chargeを通じて充電設備を提供することが可能になります(※2)。まずは東名阪エリアを中心に全国の個人宅への連携を進めていきます。
全国のakippa駐車場へのTerra Charge設置が進めば、EVユーザーは、Terra Chargeの設置されたakippa駐車場を予約・利用することで、待ち時間等なく充電設備を利用することができるようになり利便性向上が見込めます。イベント参加やスポーツ観戦時、旅行先など目的地での駐車中の充電はもちろん、住宅地に駐車スペースが豊富なakippaの強みを活かして自宅近くの充電スポットの日常使いも想定しています。
今回の提携により、テラモーターズは全国のakippa駐車場への設置の可能性が広がるほか、akippaの抱える累計350万人の会員へEV充電の活用を広く知らせる機会につながります。
一方akippaは、中長期で目指す「駐車場へのEV充電器の設置」の第一歩となり、ドライバーへの付加価値の提供につながります。
両社はEVのさらなる普及、そしてカーボンニュートラルの実現に向けて連携してまいります。
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各社代表のコメント
akippa株式会社 代表取締役社長 CEO 金谷元気氏
この度、日本のEV充電インフラをリードするテラモーターズさまと提携できることを嬉しく思います。
パンデミックでイベントが無くなり、帰省や旅行も一時期は減少していました。
リアルで人と人が会う、人と体験が会うことは「不要不急」ではなく「必要不可欠」なことであると再認識しました。
akippaのビジョンは『リアルの“あいたい”を世界中でつなぐ』です。
「イベントがあるけれど、子供がいて車でないと行けなかったので、akippaの予約駐車場があってよかった」
「akippaがあったから、孫の運動会に行けた」
などさまざまな嬉しい声をいただいております。
駐車場があることで、会いたい人に会う手助けができると実感しております。
ただ、駐車場だけで、人と人が会う手助けをしきれるとは考えておりません。
免許を返納したが、その後バスの路線が廃止され、1社しかないタクシー会社が後継者不足で廃業し、唯一の楽しみだったショッピングモールに行く体験ができなくなった人もいます。
akippaは移動の困りごとを解決し、誰もが「好き」に会いに行ける世の中をつくる使命があります。
まずは駐車場で困らない世界をつくり、その駐車場にEV充電器を設置し、最終的にはそこにEV型自動運転車を設置してシェアする構想です。
今回、テラモーターズさまの充電器をakippaの駐車場に設置できることを大変嬉しく思います。
エリアによってはEV充電スポットが不足しているため、EVユーザーの困りごと解決にもつなげられればと思っております。
Terra Chargeは基礎充電(住民専用)だけではなく、公共・民間施設、ホテル、道の駅などのパブリック充電にも力を入れておられます。
そのためakippaの駐車場でTerra Chargeの充電を利用した人は、目的地に向かうまでの途中の施設や目的地についた後もTerra Chargeの充電を利用できます。そのようにシームレスに充電環境を提供できるTerra Chargeに提携の価値を見出しました。
今後もビジョン『リアルの“あいたい”を世界中でつなぐ』に向けて努力してまいります。
Terra Motors株式会社 取締役会長 徳重徹
この度、駐車場シェアリング業界のリーディングカンパニーであるakippaさまと提携できることを嬉しく思います。
EV充電インフラサービスのTerra Chargeでは、目的地充電だけではなく、集合住宅に設置する基礎充電に力を入れてきましたが、日本における基礎充電としてのEV充電インフラには課題が残っています。
一方、akippaさまは、個人宅の車庫・空き地などの空きスペースを有効活用する駐車場のシェアリングサービスを提供しています。
住宅街にあるakippaの提携駐車場にテラチャージのEV充電器を設置することは、自宅に充電器を設置できないEVユーザーが利用できる基礎充電の代替としてポテンシャルがあります。
また、例えば一時的に実家へ帰省されたご家族や遊びに来られたご友人がEV車を利用される場合、EV車を停める場所をakippaで探すことができ、さらにはその駐車場でTerra Chargeの充電を利用することが可能になります。
akippaの提携している駐車場にTerra ChargeのEV充電器を設置することは、誰でも使える基礎充電設備の増加に繋がり、社会的にも非常に価値のある提携となります。この度の提携により、両社の事業シナジーの最大化を目指して取り組んでまいります。
※1 経済産業省「充電インフラ整備促進に向けた指針」2023年10月18日発表資料より
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/charging_infrastructure/pdf/20231018_1.pdf
※2 akippaとTerra Chargeが提示する一定の条件を満たした場合に無料となる予定です。
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akippaとは
駐車場のシェアリングサービス。月極駐車場の未契約区画や個人宅の車庫・空き地・商業施設など空いている場所を時間貸し駐車場としてスマホから簡単に貸し出せ、ドライバーはWebまたはアプリから事前予約・事前決済して利用できる。スペースの貸出や会員登録は無料。全国に常時3万5000件以上予約できる駐車場を確保しており、スポーツ観戦やイベント・通勤・帰省・旅行などさまざまな用途での車移動時に利用されている。これまでに30以上の自治体・スポーツクラブと連携し、交通渋滞や駐車場不足などの困りごと解決に取り組んでいる。また駐車場をシェアすることは、遊休資産の活用、排出ガス削減につながることからSDGsにも貢献できる。現在の会員数は累計350万人(2023年10月時点、貸主は含まない)。
akippa株式会社について
本社:大阪府大阪市浪速区(東京オフィス:東京都千代田区)
代表者:代表取締役社長 CEO:金谷元気
設立:2009年2月2日
資本金:20億円(資本準備金含む)
事業内容:駐車場予約アプリakippaの運営
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EV充電インフラ「Terra Charge」とは
「Terra Charge」は、2022年4月より提供を開始した電気自動車(EV)向けの充電インフラです。EVの普及率が低い状況で「費用がかかる充電設備導入の合意形成が難しい」という社会課題を解決すべく、初期費用無料・ランニングコスト無料というソリューションを実現しています。
サービスHP:https://ev-charge.terra-charge.com/lp-general/
Terra Motors株式会社について
2010年、日本で創業をして以来、EV関連事業を展開しています。2022年4月、世界的に後れを取る日本のEV化課題を解決すべく、EV充電インフラ「Terra Charge」事業をスタートしました。EVをもっと身近に感じていただける環境構築に取り組んでおります。
代表者:取締役会長 徳重徹 / 代表取締役社長 上田晃裕
設立:2010年 4月
URL:https://terramotors.co.jp/
■EV充電事業についてのお問い合わせ
EVインフラ事業部
MAIL:info@terramotors.co.jp TEL:03-6823-4959