目からウロコ!90分で学べる株主総会との付き合い方 複眼経済BizシンポVol.1「株主総会革命シンポジウムー株主が行きたくなるような株主総会とは?」全貌リポート

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株式投資から経済の構造までを学びたいビギナーからプロフェッショナルまで、全国で約1,300人が学ぶ集団「複眼経済塾」が満を持して主催したシンポジウムには、全国から160人の企業IR担当者や塾生が参加。株主が行きたくなるような株主総会を考え、企業と株主のあるべき姿を考えました。ゲストはマネックスグループ代表執行役会長の松本大さん、カディラキャピタルマネジメントのCIO清水裕さん、巻頭ビデオメッセージはテンポスホールディングスの森下篤史社長です。ライターの中村麻美さんが取材・構成してくれた報告書が、10月15日にまとまりました。濃い90分のエッセンスお届けします。
  • 株主総会に、参加型エンタメ要素を盛り込んでほしい!

シンポジウムは、前半と後半の2部構成。モデレーターを務める「複眼経済塾」取締役・メディア局長の小笹俊一の挨拶からスタート!

小笹:「本日(8月22日)、産経新聞で『株主総会、様変わり。夕方開催へ』という記事が掲載されました、複眼もコメントしています、正に今、旬のテーマです。https://www.sankei.com/article/20230822-OMU3RCW65RAFFNQ34QNSFQJCL4

現在、複眼経済塾では、株主総会の変革を応援する活動をしているのですが、株式総会は、形式主義に陥りがちです。数多くの株主総会に出席した複眼が総会の在り方を変えたいと思っていた時に、『テンポスホールディングス』森下篤史社長にインタビューさせていただく機会があり、今回のイベントのコンセプトとぴったり合致したので、動画をご紹介したいのです。森下社長は、総会は形式にとらわれず、株主との対話を大事にし、エンタテインメント性も盛り込みたいと言っています。

今年のテンポス総会では自らの葬式パフォーマンスで若手が成長していることをアピール今年のテンポス総会では自らの葬式パフォーマンスで若手が成長していることをアピール

テンポスHDの奇想天外で真剣な取り組みに会場がわく中、基調講演が始まりました。

  • 基調講演1:カディラキャピタルマネジメント清水裕CIO「インベストメントチェーンを繋ぎたい!」

カディラキャピタルマネジメント清水裕CIOカディラキャピタルマネジメント清水裕CIO

清水:「本日は、個人投資家の方と企業IRの方がご参加という事で、両方の目線からお話をさせていただこうと思います。私自身、ファンドマネージャーをして参りましたが、ファンドマネージャーは厳密に言うと株主ではないので株主総会にはほとんど参加しません(信託銀行が株主)。

私は、大学を卒業してから、25年間ずっと株式市場に携わってきまして、サステナブル投資という性格上、これまでヨーロッパの投資家から評価を受けてきました。11年間で平均年率リターンは15%です。つまり、100万円預けていただいたら、500万円になる実績を積んで参りました。今年から、サステナブル投資に特化した資産運用会社『カディラキャピタルマネジメント』に移籍したところです。

本日は、『長期投資』『インパクト志向の対話』『長期投資家視点での株主総会のポイント』の3つのポイントに絞ってお話させていただきます。

先ず『長期投資』。保有期間でなく投資態度で区分すると実態がつかみやすいと思います。株価上昇を短期、経営改善を中期、インパクト創出が長期、という事です。

次に、株における『インパクトとは何?』と考えた場合、ざっくり言うとSDGs的な投資と考えていただければいいです。インパクト投資は、岸田政権でも度々出ているワードで最近とても注目されています。これは、組織が環境や社会に対して及ぼす変化で、社会課題の複雑化や政府財政の圧迫要因によって、民間企業によるインパクトへの期待が高まってきている背景があります。金融庁が、インパクト投資のガイドラインを現在作っているのですが、これは、長期投資家との対話の最重要テーマ。インパクト志向が強い企業は、ROEが高く投資リターンも高い傾向があります。では、『具体的に、どのように活用されているのか?』というと、『インベストメントチェーン』にスポットを当てます。投資家と企業と運用会社の3つがしっかり働いている状態を『インベストメントチェーン』が繋がれている理想像なのです。

3つ目の『長期投資家視点での株主総会のポイント』ですが、株主総会を良い場にする為には、3点が必要です。投資家と企業双方に長期ビジョンを議論する『姿勢』、投資家が議決決定権に『責任』を持つ、企業は投資家との『対話』を充実させる、が必須で、これらを一貫して行なう事が望ましいと考えます。とりわけ重要な点!それは、『対話』です。対話は、投資後に行うものと認識しがちですが、投資前にもしっかりと行う事をお薦めします。

 弊社『カディラキャピタルマネジメント』の使命は、世の中の課題解決に投資を通じて貢献する為に『インベストメントチェーン』を繋ぐ役割を担いたいと考えております。では、社会全体が豊かになるには、どうしたらいいでしょう?『丸井』さんのケースをお話させて下さい。いつも先進的な取り組みをしておられ、インパクト投資についてのリポートも出されています。私は丸井とスタートアップ企業が提携して発行している「ヘラルボニーカード」の考えに共感して利用しています。障がいを持つアーティストの絵を使ったデザインで、利用額の一部が福祉活動に還元されるシステムです。丸井の青井浩社⻑は、ことあ るごとに色々な場で「ファンドマネージャーでもヘラルボニーカードを使っている人がいる 」とおっしゃっておられるようです。

使うカードひとつ選ぶ行為ですが、このような連鎖がささやかながら『インベストメントチェーン』に繋がり、会社の発展、ひいては豊かな社会に寄与していくのだと思っております」

  • マネックスグループ松本大代表執行役会長「トップとの友好的エンゲージメントスタイルで余剰リターンと社会インパクト創出を狙う」

マネックスグループ松本大代表執行役会長マネックスグループ松本大代表執行役会長

松本「何年か前のお正月にTVのインタビュアーが日本最大規模の証券会社の社長に『今年の株価見通しは?』と質問したところ、『まあ、今年の株は、横ばいだろうねぇ』と答えました。頭にきました!証券会社の代表ならば、株が上がるように貢献すべき。日本企業が豊かに潤うように尽力すべきじゃないか?と憤りを感じたわけです。そんな時、個人投資家が集まる800人規模のイベントを開催したら、ものすごい熱気を肌で感じました。私自身、それまで25年近く株の仕事をしてきたなかで、こんな感覚は全く初めての経験で鳥肌がたちました。そこで、自分が投資家と企業との関係を近しくしなきゃ!と一念発起して、『マネックス』内に『カタリスト投資顧問』の会社を設立したのです。

『カタリスト投資顧問』は、「啐啄同時(そったくどうじ)」という禅の言葉を念頭にスタートしました。啐とは、雛が殻を割ろうとして内側から突く音。啄は、親鳥が殻を割る為に外側から突く音。この啐と啄が同時に起こると、雛鳥がふわっと外の世界へ出ていける事を表します。エンゲージメント活動が、変わろうとしている企業や担当者に、正しいやり方を教えたい。それも悠長に10年かけて行なうのではなく、短い期間で変える=利益を出して差し上げたいのです。

最近のAIは急速に進歩しているので、企業からデータが出た時点で動くのでは、もう遅い。スピード感覚が加速しているので、データになる前段階で、会社にアクションを起こさせる行動が重要だと思います。それが『余剰リターン』になると考えています。

日本市場について。人、モノ、金について、最適な配置がなされていない。理由として、年功序列や男性優勢であったりが障害となっている気がします。能力主義で考えるべき。例えば、ある商品を、上場企業がアメリカでは2社、でも日本では5社も製造している、みたいな現象。日本は、生産性が分散してしまっている。とはいえ、日本はGDP3位の立ち位置。つまり、鉄下駄をはいて徒競走で走っている様相ですよね。だから、適正配置をすれば、もっと生産性が上がると考えているのです。

私自身のポリシーについては、個人の資産をお預かりしているので、『エンゲージメントスタイル』を貫いています。それは、私と企業の社長が1対1で対話するという事。トップしか決められないならば、私はトップとしかお会いしません。事実、他の方とは1対1では面会しない企業の社長も、松本となら1対1で会うよ、と言って下さる社長が多いのも事実です。『ジャコフグループ』豊貴伸一社長からは、『松本会長との議論の積み重ねや、カタリスト投資顧問のご提案で、株主還元策を決断する大きなきっかけとなりました』と、コメントが寄せられております。つまり私は、目先の利益にとらわれる事なく、仕事や業務を超えて、投資家の資産を増やす事をライフワークとしているのです」

  • パネルディスカッション「企業も投資家も楽しい株主総会とは」

後半では、このイベントの企画・構成を手掛けた「複眼経済塾」取締役・メディア局長の小笹俊一をモデレーターに、松本さんと清水さんと複眼経済塾塾長渡部清二によるトークセッションをスタート。

右から清水さん、松本さん、渡部、小笹右から清水さん、松本さん、渡部、小笹

小笹:「ここからのトークセッションでは、前半パートで『企業の変化』。後半パートで『株主総会』についてお話いただきます。コロナ禍を経て、世界情勢が激変しましたが、日本企業は、どのように変化したと見ていらっしゃいますか?」

松本:「ずばり!世代交代しました。コロナが面白い効果をもたらしたと見ています。私は今59歳で、野村証券の奥田健太郎社長が同級生で、今まさに同世代が社長になっている世代です。社会人になってから、世界は飛躍的に成長しているのに日本は変わらず、というのを実感している年代でもあります。働き始めてからというもの、昭和に繰り広げられた成功体験を見てきていない。それに加えて、先輩の存在が大き過ぎて人的パワーに繋がらなかった。ところが、コロナ禍になり、先輩方が外に出なくなったのです。ここ1年は顕著で、そこで日本は、やっと歯車が変わり始めたというわけです」

小笹:「松本さんは、今年、JPX(日本取引所グループ)の株主総会で初めて質問されたと伺いました。企業の社長と1対1で対面されておられる松本さんが、わざわざ総会で質問する意味は何なのでしょうか?」

 松本:「総会で質問をした時、実は、とても緊張しました。指名委員会の委員長にお目にかかってお話出来る意義が大きいですね。そこで私は、『来年は、投資家を社外取締役に入れた方がいいのではないでしょうか?』と発破をかけたのですが〈笑〉」

渡部:「個人投資家、経営者、委員会議長と、それぞれ立場や役割は異なると思いますが、見え方ってどのように変わるものでしょうか?」

松本:「個人投資家を排除する、という行為は言語道断だと思います。私の会社は2000年に上場して2001年から株主総会を開きましたが、先ず考えたのは、株主の皆様が出席しやすいように、株主総会を土曜日に開催しました。社員や、お目付け役的な信託銀行からは『やめてくれ』と懇願されましたが、私は聞く耳を敢えて持たなかった〈笑〉。今、両方の立場を経験して分かった事もあります。『マネックス』は、これまで株主優待制度を設けていなかったのですが、やはりあった方がいいな、と考えを改めたところです。株価が安定する可能性があるからです」

  • 有能な社長は、謙虚に他人の話に耳を傾ける!

 渡部:「清水さんは、『スパークス・グループ』でファンドマネージャーというポジションで活躍されていらっしゃいましたが、企業のトップと数多く会った時に何を感じましたか?」

清水:「有能な社長は、他人の話に耳を傾けるという事です」

小笹:「一方で、総会中、社外取締役の話を聞きたいのに、話を一向に振ってくれず自分だけで喋る社長は、減点対象だと思います。先程、松本さんから世代交代のお話が出ましたが、最近は、従来の株式総会を変革しようと取り組んでいる企業も多く見られます。このシンポジウムの冒頭で流した動画の『テンポスホールディングス』の葬式パフォーマンスのように、総会のエンタメ化するところ。参加しやすい午後や夜に開催するといった時間帯をずらす『トレンダーズ』や『サインド』。また、『石井食品』は、総会前に事業説明会を開いて、議案説明をする丁寧な仕組みを実施しています。基準日をずらして開催する『ジョイフル』や、主要都市で一年中、説明会を行なっている『ピエトロ』など、株主総会の取り組みは、企業の姿勢をはっきりと表すものといえます。

では、総会の評価は、どこにポイントを当てて見たらいいのでしょうか?7つの評価要素をここでスコアリングしました。①第一印象は? ②社長は、自分の言葉で話していたか? ③社長の説明内容は、分かりやすかったか? ④事業に対する社長の熱意は感じられたか? ⑤主催者側の雰囲気はどうか? ⑥居心地のいい空間だったか? ⑦演出・開催日時に工夫はあったか? これら各項目の満点を2〜3点と加算し、15点満点として点数評価したAランクの会社がこちら(下記の表)です。

そこで、企業側に提言したい事をまとめてみました。それは、『事前』に、開催日時を早く教えて欲しい、企業同士で日時調整をして欲しい、社内で横断的組織を作って欲しい。『当日』は、撮影タイムを作って欲しい、有価証券報告書を事前に提出して欲しい。『常時』新しい事にチャレンジする場合は私たち含むステイクホルダー全体に知らせて欲しいです。意欲的な取り組みを応援し、企業の担当者にも自信をもってほしいからです」

  • 株主総会の1日だけでなく、企業と株主との対話は365日が理想

松本:「確かに!私は、常々社員に『株主総会は、一年で1番大切な日』だと言っておりまして。総会当日は、社内放送を使って、しっかり対応するように、念押しするほどです(笑)」

清水:「株主優待についてはあまり詳しくありませんが、最近ミーティングをしたある企業では「寄付」を優待の選択肢の一つにするという面白い取り組みを行っていて、それが予想を超える人気になっているとのことです」

松本:「弊社の総会では、株主にプレッシャーを与えないように、質問を受ける場合、入場番号やお名前を伺わない事にしているのですよ」

渡部:「株主総会が画一的で同じスタイルになってしまう原因のひとつに、裏で信託銀行があれこれ口を出す、という問題があるのでしょうか?」

松本:「信託銀行だけでなく、顧問弁護士からあれダメ、これダメ、と言われる事もありますね。先日、ある委員会に出席したのですが、錚々たる大学教授や大企業のCEOや弁護士などが、実務について間違った意見を言った上に、机上の空論を展開していました。個人投資家の発言権が制限される雰囲気で。そんな雰囲気は良くないと思います。日本は、364日、株主と企業とで対話がなく、ただ一日の総会だけが企業の本当の姿を知り得る最後の手段だというのに」

  • 株主総会に行こうよ!

7月出版の「株主総会を楽しみ、日本株ブームに乗る方法」(ビジネス社)7月出版の「株主総会を楽しみ、日本株ブームに乗る方法」(ビジネス社)

渡部:「弊社は、株主総会に行こう!と提案する書籍を出版するなど、株主総会に足を運ぶ事を提案しているのですが、驚く事に、2000人の株主がいた場合、10〜20人しか総会に行かないというデータが出ています。これは、非常にもったいないな、と思います。株主総会は、株式会社の最高決定機関。これを超える機関は、存在しません。IRや決裁説明会は、その会社のアピールポイント。だからこそ、株を持っている以上、総会は、必ず行った方がいいです。いや、行くべきでしょう。株主総会とは別に決算説明会がありますが、参加する方に違いはありますか?」

松本:「違いはないですが、ここ10年間で感じた事。それは、株主からの質問内容が格段にレベルアップしました。株主としての質問でもユーザーとしての要望でも、弊社は、総会後に懇親会を設けて、どんな質問も受ける体制をとっておりますが」

小笹:「そのスタイル、とてもいいですね!株主総会を主催する会社全てに取り入れて欲しいと思います」

渡部「:ここで強く提言させていただきたい事が2点あります。ひとつは『株主もマーケットを勉強しないといけない』という事。『なぜ配当を出さないのか?』という一点ばりで3回も4回も詰め寄る株主がいますが、背景を勉強してから質問した方がいいと思います。ふたつ目は、株価に関する質問。これは、市場が決めるので、どうしようもない。この点を指摘する方は、学習していないのが一目瞭然で、逆に恥ずかしい質問だと思います」

松本:「株価の質問について、私は違う考え方です。株価にも企業の責任が存在するのだと思うから。株主は王様。だから、どんな些細と思えるような質問でも企業側は、丁寧に答えるべきです。弊社では、総会での質問時に、お名前を名乗らなくてokというシステムをとっています。服装ひとつとっても、参加して下さる株主の印象は変わります。株主総会は、一様に無難が故に黒い服をきている社員が多いのですが、『黒服の社員が入口に立っていて怖いイメージだった』なんて声が聞こえる位、株主のメンタルは繊細なので」

清水:「決算説明会と株主総会は雰囲気が違うというのは、確かにあると思います。決算説明会はアナリストの内輪の集まりのような雰囲気があるので決算数値のことを聞かなければいけないような圧があります。対して株主総会では「御社の商品が好きです」という応援メッセージから質問が始まることもあります。私自身が発言する場合、先ず相手の良い点から伝えます。そこから本当に疑問に感じている質問をしたならば、相手は、自分を敵と思わないで共有している仲間だと認識して、前向きな話へと進むからです」

松本:「清水さんの講演で『インパクト志向』のお話が出ました(下図)。これは実話なのですが、空のペットボトル回収ボランティアをしている大学生がいました。この若者が株主になり、飲料メーカーの総会で質問したのです。『ペットボトルを提供するだけして、回収しないのですか?』と。そこで、社長は、ハッとして『ちゃんと取り組もう』と思い直した。株主総会は、そういった醍醐味があるのです」

  •  世界19番目のマスターカードの株主総会出席者が10人しかいない理由

 小笹:「松本さんは、アメリカの『マスターカード』の社外取締役をなさっていますが、そこで気がついた事は、ありますか?」

松本:「『マスターカード』は、時価総額で世界19番目のメガ企業です。ところが、株主総会を開くと株主が10人ほどしか出席しないんですよ。〈ここで、会場のざわめきが!〉なぜ10人しか出席しないかというと、『マスターカード』は、一年中、株主と対話しているから、株主は、わざわざ総会に出席しなくてもコミュニケーションが取れているのです。ところが、日本は、365日あって、企業と対話出来るのは、株主総会の1日だけ。だから、『対話』が重要となってくるのです」

渡部:「一定レベルの知識を有する方々が参加されている株主総会で、業績にばかり質問が偏ってしまう。そんな時のノウハウを伺えますか?」

清水:「総会だけでなく、決済説明会も参加者の文脈を共有する事が大切だと思います。ファンドのマーケティング活動でヨーロッパの投資家と議論を重ねる経験をして、改めて感じるのは、日本語で議論することの難しさです。そこで私は言語も含めて『コーチング』を学習しました。相手を認めたうえで、自分の意見を発信する。それが、とても大切になってくるのではないでしょうか」

  • 株主総会参加で「新しい資本主義」を自分ゴトにして日本社会の生産性向上にも役立ちたい!

小笹:「最後に、一言コメントをお願い致します」

清水:「今日は、ありがとうございました。『インベストチェーン』をこれからもやっていくという事です」

松本:「個人投資家は主役であり、総会では王様です。100円から株を買える時代だからこそ、株に挑戦して欲しい。それが日本社会に於ける生産性向上に繋がるのだから」

小笹:「上場企業の社長が、全て松本さんのようなお考えならいいなと思いました。また、清水さんのような愛のある投資家目線があれば、社会が循環されるとも。日本は素晴らしいマーケットだと再認識出来ました。従来の形式的な株式市場を打ち破って良くしていくのは、個人投資家の皆様です。我々が、その一旦を担っていければと、改めて身が引き締まりました。本日はありがとうございました」

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