「JTプロ公式戦」いよいよ開幕!佐藤康光九段 対糸谷哲郎 八段 明日6月25日(土) 夢メッセみやぎ(宮城県仙台市)  

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本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下JT杯)一回戦第一局(東北大会)開幕戦は4年ぶり出場の佐藤康光九段と2年連続出場の糸谷哲郎八段の戦い。会場は宮城県仙台市の夢メッセみやぎ。公開対局として、事前抽選で当選した観戦者や同会場で開催される「こども大会」の参加者等の目の前で対局が繰り広げられる。またその模様は15時10分からABEMAでも生中継される。
一回戦第一局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/CcBDWs8akBu6Du

 

    

佐藤康光九段佐藤康光九段

 

糸谷哲郎八段糸谷哲郎八段

■対局のみどころ
両者の対戦は過去11局で、糸谷八段の8勝3敗。佐藤九段は、「名人に定跡なし」を地で行く独特の力強い指し回しが特徴。戦型はオールラウンドに指しこなすが、最近では棒銀ではなく「暴銀」と呼ばれるような驚愕の手順を見せることもある。対する糸谷八段は、早見え早指し。居飛車党で角換わりを得意とするが、形にこだわらない奔放な一面があり、道なき道を行くような力戦はむしろ望むところである。糸谷八段は、早指し得意のイメージがあるが「JT杯」では過去4回出場で2勝4敗と本来の実力が発揮されているとは言い難い。それに対し佐藤九段は24回目の出場で、優勝2回、準優勝1回の実績を誇る。「JT杯」の舞台においての対戦は今回が初となる。どちらが序盤でペースをつかむのか、戦型の行方を含めて注目である。

■注目の対局を盛り上げるのはこの3人
 

解説/中村 修 九段 聞き手/真田彩子 女流三段 読み上げ/和田あき 女流初段解説/中村 修 九段 聞き手/真田彩子 女流三段 読み上げ/和田あき 女流初段

大盤解説は中村修九段。80年代当時の若手俊英「花の55年組」の一人で、六段、23歳で初タイトル「王将」を獲得した。今年還暦を迎えるが、順位戦ではB級2組の地位を堅持しているのは見事というほかない。棋士会会長を務める立場から現在の将棋界の状況、情勢を語ってもらいたい。

■「JTプロ公式戦」トーナメント表
 

■ABEMAでの生中継スケジュール
 

※放送開始時間はイベント運営の都合により変更(15時10分以降)となる場合があります。
※ABEMAについて:ABEMAは無料動画配信サービスです。パソコン、スマートフォン、タブレットから
ご視聴いただけます。視聴に関わるデータ通信料はユーザーのご負担となります。https://abema.tv/

■大会協賛趣旨(JTグループ)
将棋日本シリーズは、今年で43回目の「JTプロ公式戦」と、21回目の「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。「ひとのときを、想う。JT」は、日本の伝統文化である将棋を通じて、一人ひとりに新しい体験をお届けし、将棋を愛するすべての人の心が豊かになるようにとの思いから、大会を応援しています。

■大会名義
主  催/公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後  援/文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協  賛/JT、テーブルマーク

■大会公式ホームページ
https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html

お問合せ
「将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290 E-mail/info@jt-shogi.jp
〒104-6038東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟㈱I&S BBDO内
※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします

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