【兵庫県川西市2023】「川西市地域福祉市民フォーラム」を開催

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 9月24日、川西市と川西市社会福祉協議会が主催で「第16回川西市地域福祉市民フォーラム」を開催した。今年度は「誰もが自分らしく住み続けられる地域共生社会に向けて」をテーマに福祉委員や民生委員・児童委員など257人が参加した。

川西市地域福祉市民フォーラム川西市地域福祉市民フォーラム

 当日は、市地域福祉課が第6期地域福祉計画策定に向けての取り組みについて、令和4年度に市が実施した市民意識調査の結果や、小学校区ごとに地域福祉活動の課題と改善点についての意見交換を行ったワークショップの結果を報告した。

そのほか、民間事業者やボランティア活動と連携した地域福祉活動について、2つの事例報告が行われた。

 【事例報告1】障がい者相談支援事業所の相談員として地域福祉活動に参加した取組事例として、地域福祉活動に相談支援を担う事業所が参加することで、障がい者が暮らしやすい地域づくりにつながる可能性についての報告をした。

 【事例報告2】アロマセラピーを通じたボランティア活動に関する取組事例として、だれもが自分の趣味や好きなことを通して地域福祉の向上につながる可能性があることについての報告をした。

 また、パネルディスカッションでは、事例報告者の2名に加え、市社会福祉協議会の職員がパネリストとして参加。事例報告の内容についてさらに議論を深め、参加者とともに理解を深めた。

 来場者アンケートでは、「地域の事業所をまきこんだイベントの開催は、自分たちでは出てこないアイデア」「個人の趣味から地域の大きな人の輪を作るというところがすばらしい」といった意見が寄せられ、地域福祉活動のさらなる推進に向けた関心の高さがうかがえた。

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