日本と欧州のスタートアップへの投資と新市場展開支援を行うNEXTBLUEアジア初、女性のウェルビーイングにフォーカスしたファンド設立

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NEXTBLUE2号有限責任事業組合(所在地:東京都港区、代表パートナー:井上 加奈子、郡裕一、ヴィンセント・タン)は、女性のウェルビーイングの領域でサービスを提供するスタートアップ、及び女性起業家への投資を目的としたNEXTBLUE2号投資事業有限責任組合(以下、「NEXTBLUE 2号ファンド」)を設立いたしました。

女性の活躍とともに、ペイン・ニーズが深刻化しているにも関わらず現在未開拓である女性のウェルビーイング領域への投資を通じて、大きなリターンを目指すとともに、本ファンドの出資者様の協力のもとDEIB(Diversity Equity Inclusion and Belonging)の実現を通じて、日本全体の女性のウェルビーイング向上にむけた社会的インパクトを創出いたします。当ファンドは、総額50億円を目標にファンドレイズを開始し、2024年12月31日(日)にファイナルクローズを予定しています。

【NEXTBLUE2号ファンド設立の背景】

NEXTBLUEは、全ての人々が自分の居場所を見つけ、生き生きと活躍できる社会作りの一端を担うことを掲げ、その実現に向けた第一歩として、女性の“ウェルビーイング”向上を位置づけています。

“ウェルビーイング”とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態であることを示しますが、女性の社会進出が加速度的に進む現代の日本において、女性特有のヘルスケア課題は社会問題の一つであると言われています。経済産業省によると、女性特有の体調不良による経済損失は、年間約4,900億円に上るという試算※1も出ています。

欧州では昨今DEIB(Diversity Equity Inclusion and Belonging)という考え方が提唱され、DEIにさらに一歩踏み込んだ、一人ひとりの自尊心を育むことで生まれる“Belonging=帰属意識”が注目されるようになりました。米国ハーバード大学のリサーチ※2によると、組織がBelongingの概念にコミットすることで、業務パフォーマンスは56%改善し、離職率は50%、病欠も75%減少したという結果がでています。なかでも、組織が行った施策のうち最も“Belonging”を感じた取組みは、マイノリティ向けのヘルスケアサービスの導入であると言われています。現在のヘルスケアサービスの多くは男性を基準として作られたものが中心となっており、女性のヘルスケアに割り当てられる資金は全体の2%に留まります。しかしこの2%こそが、組織がDEIBを実現する中で不可欠な
1片であり、ESGの観点を踏まえて企業価値向上を目指す組織が増える今、今後女性のヘルスケア/ウェルビーイング領域の市場は大きく成長すると期待されています。

NEXTBLUEはグローバルに投資を行うベンチャーキャピタルとして、国内外の女性のウェルビーイング・ヘルスケアに貢献するスタートアップに投資を行うことで、高いリターンの追求だけでなく日本社会が抱える“経済損失”を「生産性向上」に転換し、女性のウェルビーイングの実現を目指します。

※1出典:健康経営における女性の健康の取り組みについて(平成31年3月経済産業省ヘルスケア産業課)

※2出典:Harvard Business Review “The Value of Belonging at Work “ https://hbr.org/2019/12/the-value-of-belonging-at-work

【パートナープロフィール】

井上加奈子

慶應大学卒。大手法律事務所を経てGCAサヴィアンでM&Aアドバイザリー事業に従事。Kellogg School of Management卒業後ボストンコンサルティンググループ、D4Vを経てNEXTBLUE設立

Vincent Tan

米国コロンビア・ロースクール卒業後、BCGに入社。2017年からD4Vでポートフォリオディレクターとしてベンチャーキャピタル業務に従事した後、NEXTBLUE設立。ニューヨーク州弁護士資格取得、CAIA取得

郡 裕一

一橋大学卒。株式会社エフ・コード、RenRenの日本市場ソーシャルゲーム・プラットフォームのPMを経て2010年にOtsumu株式会社を創業。複数の事業会社のアクセラレータを支援。2017年よりVC「REALITY ACCELERATOR」立ち上げを経てNEXTBLUE設立

【出資者様からのコメント】

株式会社JERA 

副社長執行役員 酒入和男様

国籍、ジェンダー、育った環境、キャリアなど、異なるバックグランドや価値観を有する社員一人ひとりが、自らの考えを自由に発信し、能力を最大限発揮できる環境を迅速に整えることのできない企業に未来はなく、やがて淘汰されていくでしょう。当社は、日本人男性が中心となって作り上げてきた年功序列に代表される「男の縦社会」を、フラットで風通しの良い職場環境に変革し、グローバル企業と伍して戦える企業体を形成していくことを目指しています。NEXTBLUEが組成するファンドへの出資によって、女性のウェルビーイング向上・能力発揮の基盤づくりを加速させるとともに、役職員をはじめとする当社のステークホルダー全員のマインドセットの変革を進めて参ります。

株式会社JERA 

執行役員 藤家美奈子様

D&Iを推進する上で、女性のエンパワーメントは大きなテーマです。日本においても各社がこの課題に取り組む中、今まで当事者に委ねられていた女性のウェルビーイング向上の諸課題を、テクノロジーで解決しようというこのファンドは、女性のエンパワーメントを大きく後押しするものであり、そこに出資参画できることは、D&I推進に取り組む当社にとって大変価値のあることです。このファンドで女性のウェルビーイングが向上し、ジェンダーエクイティが加速することを期待し、当社もD&I推進に力を尽くしていきます。

株式会社サニーサイドアップグループ 

代表取締役社長 次原 悦子様

We’re all the same, because We’re all different.

海外ではあたりまえの概念として浸透している“ダイバーシティ”という言葉。残念ながら日本は諸外国から遅れをとっています。日本女性の「ウェルビーイング」を向上させるため、全ての人のバイアスを取り除き、これまで女性が抱えてきた多様なストレスを解き放つため、サニーサイドアップグループは、今回のNEXTBLUEへの参画を機に、教育やテクノロジーをはじめとしたあらゆる手段を通じて、個人が自分らしく活躍できる社会の実現を応援します。

【会社概要】

会社名 : NEXTBLUE2号有限責任事業組合

組合員 : 井上 加奈子、Vincent Tan、郡 裕一

所在地 : 東京都中央区日本橋三丁目1番3号 xBridge-Global 2階

設 立 : 2023年5月11日

事業内容 : 起業家支援、投資事業有限責任組合の運営管理、欧州企業の日本への誘致、日本企業の欧州への誘致

U R L : https://nextblue.com/

【本件に関する問い合わせ先】

NEXTBLUE2号有限責任事業組合PR事務局

持麾、中野(090-9953-9796)

press@nextblue.com

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