メタル、さど、会喜で在籍型出向研修「マワレ」の事業成果報告会を開催

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2023年8月20日(日)、東京都品川区にあるLIVE&CAFE BAR ROCKYにて『第1回 マワレFESTIVAL 2023』を株式会社メタルファーマシー(代表取締役 川野 義光)、さど調剤グループ(代表取締役 光谷 良太)、会喜地域薬局グルーブ(代表 馬場 祐樹)の3社共同で開催しました。今年1月に発足した“マワレ”の試運転を無事に終え、その報告会を夏らしくフェス形式で行いました。会場には予定よりも多い31名(うち薬学生7名)が参加し、フェスらしい熱い1日となりましたのでお知らせ致します。

  • 実施内容

マワレFESTIVAL 2023
日時:2023年8月20日(日)
会場:LIVE&CAFE BAR ROCKY
東京都品川区西五反田1-18−1
開場:15:00
開演:15:30
終演:20:00

  • 実施概要

はじめに総合プロデューサー原田晃誠より開会宣言!その後、“マワレ”の説明を始め、主催企業3社の紹介。実際に“マワレ”に参加した、会喜地域薬局グループの五十嵐雄からはビデオレター(会津→佐渡)を、株式会社メタルファーマシーの榎 恭将(京都→会津)からの手紙を発表し、今回出演者として、さど調剤グループの西澤 諒が登壇。彼は、佐渡から京都へマワりました。

司会はこの方司会はこの方

座談会の様子座談会の様子

“マワレ”に関する座談会では、会場からの質問に答えるなど、この取り組みに対して参加者も真剣に耳を傾けていました。薬学生からの「薬剤師になったら参加したい!」という意見が聞けたことが大変うれしく、運営もより一層気持ちを引き締めてまいります。(体験者の発表内容は下記をご参照ください)
また、現在3社で運営していた“マワレ”に新しく参加する企業の発表もありました。新たに仲間となるのは、株式会社メディカルリンク(代表取締役 楢井慎)です。早速、現地視察を行う予定です。

新規企業参加発表新規企業参加発表

そして、フェスといえばバンド!ということで、この日のために結成された「竜巻旅鴉」が登場すると、会場のボルテージは一気に上がりました。メンバーは、Dr.ドルチェ研吾、G. きたくん、バラキ、B. おっす社長、Vo.はらでぃーの4名。全員薬剤師という異例のバンドです。おっす社長が“マワレ”のテーマソングだと熱く語る曲から誰もが知っている曲など3曲を披露。会場は音楽に合わせてペンライトを振り、とてもきれいな光景となりました。

竜巻旅鴉竜巻旅鴉

マワレFESTIVALは第2回目も予定しています。参加企業も増えて、今よりもパワーアップしますので、開催の際にはぜひご参加ください。

  • “マワレ”体験報告

会喜地域薬局グループ 五十嵐 雄(ビデオレター)
マワレフェスにお集まりの皆さま、こんにちは、会喜地域薬局の五十嵐雄です。私はマワレのテスト運用第一弾として、1週間、さど調剤グループ様のお世話になりました。マワってみた感想は、楽しくて勉強になることがたくさんありました。
私が行った時には、血圧と握力測定の店舗イベントがあったり、佐渡の多職種の方々と お話しできるカフェイベントに参加したりできて、とても濃い内容の研修だったと思います。普段とは違う新しい刺激をもらえるので、皆さまも是非、マワレに参加してみてください。

株式会社メタルファーマシー 榎 恭将(手紙)
行こうと思った決め手は、私自身が自社での経験しかなかったので視野を広げたかったからです。初めての会津若松で、多少地図とかは調べたりしましたが、変な先入観なく臨みたかったのであまり調べずに飛び込みました!
患者さんは変わらず優しい方ばかりでした。ただ、地域柄もあるのか、患者さんとスタッフ、そしてスタッフ同士と距離が近いと感じました。その関係性ができている上での業務なので、連携が非常にスムーズに感じました。自社でも取り入れたい、負けたくない部分です。
会喜さんでの研修で、「自分から発信すること」を学ばせていただいたので、それを活かして、社内研修としてマワレについての発表をさせていただき、参加する各ミーティングの中でも少しずつ発言できるようになってきたのかなと思っています。
マワレが素晴らしい取り組みであることは間違いないですが、参加への一歩目、ハードルが少し高い部分があるのかなと思っています。参加すれば何物にも代え難い経験になることは間違いないので、みんなに気軽に参加してもらえるように知ってもらうことが大切かなと思っております!
最後に、マワレは参加者によっては人生の転換点となりうる素晴らしい取り組みだと思っています。ここにいるみなさんをはじめとして、もっともっと盛り上げていきましょう!

さど調剤グループ 西澤 諒(登壇)
最初は行く気はなかったけれど、社長や薬局長の後押しもあり、参加してみることにしました。在宅やお弁当屋さんの取組、ドラッグストアを併設しているとのことだったので、踏力販売者さんの活躍を見てみたいと思いました。不安な点は、関西の話のテンポについていけるか、勤務時間の長さ(関西は病院の夜間診察に合わせて薬局もOPENしている)、慣れない電車通勤、とありましたが、経験してみたら意外と慣れることがわかりました。
関西は特に話好きの患者さんが多く、話の中で処方もれに気付くこともあり、助けられました。方言もわからないことはなく、研修中に不便を感じることもありませんでした。また、面薬局(不特定多数の医療機関の処方箋を扱う調剤薬局のこと)だったので、様々な診療科の処方箋を見ることができ、特に小児の薬は取り扱う機会が少なかったので、散剤やシロップなど勉強になりました。
在宅業務は各店舗60名ほどの患者さんを請け負っていて、多い時には1日10件以上も訪問するそうです。薬剤師一人では対応できないため、サポートしてくれる「セーラームーン」と呼ばれる事務さんと一緒に訪問するのが特徴的でした。セーラームーンの皆さんは、1日のスケジュールを立てたり、薬のセットをしたりするだけでなく、患者さんとも積極的にコミュニケーションをとって、より患者さんの話しやすい環境を作っていました。
金太郎弁当は管理栄養士と薬剤師監修のもと1日の摂取カロリーや塩分量を計算して提供しており、日替わり弁当は100種類以上もあることに驚きました。一番驚いたことは、お弁当を配達するだけではなく、患者さんの状態を確認し、薬局と情報共有していること。私も実際にお弁当作りを体験し、配達へ行ったのですが、受け取る患者さんはみんな笑顔で地域とのつながりを感じました。
自社に在籍しつつ他社の良いところや地域ならではの空気を感じることができる、とても良いプロジェクトであると実感しています。慣れない土地での研修は不安もありますが、確実に自身にとって良い経験になるので積極的に参加してほしいです。

  • 関連リンク

マワレの詳細 https://www.notion.so/0248be641c664e0cae974d11cafa426e?pvs=4
当日の模様 https://note.aiki-ph.co.jp/n/na9080755bc5b
過去のリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000064693.html

  • 企業情報

 ​名 称 株式会社メタルファーマシー
 U R L https://metal-pharmacy.com/
 所 在 地 京都府京都市伏見区越前町602-2
 代 表 者 川野義光
 電 話 番 号 075-604-4155
 連 絡 先 n.yoriko@metal-pharmacy.com(担当:中澤) 

名 称 さど調剤グループ
 U R L https://www.sado-yakuhin.com/
 構 成 企 業 有限会社佐渡薬品、株式会社アイサ
 所 在 地 新潟県佐渡市下新穂94-2
 代 表 者 光谷正美、光谷良太
 電 話 番 号 0259-22-2770
 連 絡 先 sado-med@olive.plala.or.jp 

名 称 会喜地域薬局グループ
 U R L https://www.aiki-ph.co.jp/
 構 成 企 業 株式会社会喜・株式会社薬樹
 所 在 地 福島県会津若松市大町1-1-16
 代 表 者 馬場祐樹
 電 話 番 号 0242-29-5252
 連 絡 先 koho@aiki-ph.co.jp(担当:高橋)

集合写真集合写真

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