PJP Eye が 北九州市で行われるエコライフステージに、Cambrian™バッテリーを搭載したパワーバンクシステムを展示。

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エコライフステージは2022年11月19日(土)20日(日)に開催される西日本屈指の環境イベント。九州大学内に研究室を持つPJP Eyeは、新しいパワーバンクを使ったエコシステムの展示を、縁のある福岡県北九州市を皮切りに開始。COP27招聘直後の日本国内初のデモンストレーションを実施します。

 

PJP Eye社は、エジプトのシャルム・エル・シェイクにて開催されるCOP27(国連気候変動枠組条約第27回契約

 

国会議)に参加するため、日本国外務省との帯同によりエジプト訪問。脱炭素企業として持続可能社会を支えるカ

ーボンオフセットおよびカーボンネガティブの牽引役として日本企業としての確固たるプレゼンスを表現し続けています。

今回はCOP27の開催時期に合わせて、eモビリティから取り外せてパワーバンクになるモデルを製作。COP27終了直後の北九州市のエコライフステージの展示では、ATM(現金自動預払機)という消費電力の大きな機器の電源として成り立つことをお見せします。ライフサイクル(充放電寿命)が8000回を超える、環境に良い安全な電池が、電動バイクにもパワーバンクにも兼用で使用でき、バッテリーを基盤としたエコ社会の新しいインフラの姿となります。

当日は北九州市勝山大芝生公園の電源(コンセント=グリッドからの電力供給)の無い場所での、完全にオフラインでの稼動を、Cambrian™バッテリーで実現する姿がデモンストレーションされます。加えて、電力供給はその場に設置される太陽光発電パネルからに限定し、オフラインでの駆動をさせます。開発途上国での電気インフラが届いていない地域での使用や、グリッドからの電源供給に不安のある停電の多い地域でも、ATMサービスが世界中のどの地域でも運用できることを実証します。ATMでのオフライン設置運用は、ATMサービスの対象地域拡大の利便性向上の大きな意義に加え、電力供給が無くても世界中のどこでも様々な電気製品が不自由無く使える可能性を実証するものでもあるのです。

なお、当日展示されるeモビリティはE-スクーター、E-BIKEで業界をリードする株式会社プロト、ATM(現金自動預払機)は世界最大手シェアを持つ日本を代表する日立チャネルソリューションズ株式会社、その他連携企業の全面協力を得て実際に稼動させ、来場する方々にお使いいただく予定です。

エコライフステージ2022

北九州エコライフステージは、日頃から環境活動に取組む市民・企業・学校・自治体などを支援し、「市民環境力」を向上させる取り組みです。具体的には、ポータルサイトを活用した環境活動の情報発信・交流に加え、毎年秋に環境シンボルイベント「エコライフステージ」を実施。このシンボルイベントには、毎年多くの団体が出展し、15万人が来場しており、北九州市が誇る西日本最大級のイベントとなっています。ここでは、各団体が日頃の環境活動紹介に加え、エコ工作やワークショップなど、趣向を凝らしたブース出展をするとともに、ステージではライブやダンス、活動発表などを行い、楽しみながらエコライフを伝える取組を行なっています。これにより、環境活動を行う団体にはモチベーションアップを、市民には

 

新たなエコライフの発見をお届けする、環境未来都市・北九州市ならではの取り組みとなっております。

■PJP Eye 株式会社に関して

 

2017年に起業家 仁科 浩明によって設立された会社であり、Cambrian(TM)バッテリーの普及に邁進するベンチャー企業。2018年にパウチセル型のプロトタイプを完成させ、2019年に電動アシスト自転車やドローンへの実装に成功、クラウドファンディング等で国際的に販売を開始。現在会社の運営と研究活動を欧米にシフトしつつ、活動の場を拡大中。具体的活動としては英国政府の支援による現地法人立ち上げに始まり、ニューヨークのビンガムトン大学、ウォーリック大学、そして英国バッテリー産業化センターとのコラボレーションを推進しています。

目下の目標は自社の持つ技術を人工衛星・船・その他の乗り物に使いサステナブルなソリューションを提供すること。究極的には電気アクセスの国際的な不平等を是正することで世界に貢献する。電線が行き渡らなくても、ソーラーパネルとパワーバンクの組み合わせでどこにでも電気が普及することが重要と認識し、結果的に医療および教育の普及そして農業の発展に貢献することを目指しています。

■PJP Eyeの独自技術「Cambrian(TM)バッテリー」について

最新技術を尽くしたPJP EyeのCambrian(TM)バッテリーは、これまでのカーボンバッテリーの常識を覆す革命的なバッテリーです。その背景にあるのは、昨今の二次電池が抱える課題の数々。二次電池は、性能や利便性を優先するがゆえにレアメタルを膨大に使用するため、環境負荷、労働問題、資源依存の観点で問題が山積しているのです。それらの課題解決を可能とするために生まれたのが、Cambrian(TM)バッテリー。その主な特長は、「高い安全性」「コスト削減につながる急速充電」「約20年も持つ長寿命」「レアメタルではなくコットンを使用」「独自のサプライチェーンを確立」の5つ。その他にも、Cambrian(TM)バッテリーは様々なメリットを有しています。

独自の技術を用いて生み出した新時代のこのバッテリーをさらに進化させ、様々な用途に適応させることで、私たちの掲げるソリューションの実現に向けて企業一丸となって成長を続けていきます。

関連URL

https://ecolife-stage.org/
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/00300158.html
https://pjpeye.tokyo/

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