世界最大規模のスタートアップ・コンテスト「Extreme Tech Challenge (XTC)」、日本大会優勝のbitBiome社とBionicM社がXTC世界大会に参加

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XTC JAPAN運営委員会(本部:東京都千代田区、幹事:春日伸弥)は、グローバル課題に技術で取り組む起業家のための世界最大規模のスタートアップ・コンテスト「Extreme Tech Challenge(以下「XTC」)」の日本大会「XTC JAPAN 2023」優勝企業のbitBiome株式会社と「XTC JAPAN 2022」優勝企業 BionicM株式会社が、2023年9月18日(現地時間)に米国サンフランシスコ、シリコンバレー銀行のエクスペリエンスセンターで行われるXTC世界大会に招待され参加することをお知らせします。

 また、2023年9月21日には、XTC JAPAN 2022優勝企業 BionicM株式会社が、カリフォルニア州パロアルトにてXTC JAPAN Night(IT-Farm主催、オンライン配信あり)に登壇し、グローバルベンチャーキャピタルからネットワーキング支援を受ける予定です。

※ なお、2023年の世界大会、XTC JAPAN Night(IT-Farm主催)は招待制のため、XTC JAPAN運営委員会が窓口となりメディア招待席を用意いたします。またXTC JAPAN Night(IT-Farm主催)はオンライン配信がございます。

  • 2023年のXTC世界大会はシルコンバレー銀行のエクスペリエンスセンターにて開催

XTC世界大会は、2022年は数千人が来場する大規模なコンテスト形式で開催されてきましたが、2023年の2023年世界大会は、カンファレンス形式に変更し、密度の濃い交流やビジネスマッチングを重視するイベントとして招待制にて開催されます。

 この招待制のカンファレンスとスタートアップ ピッチコンテストを通じ、グローバルベンチャーキャピタルや企業による事業・資金調達のためのネットワーキングやビジネスマッチングが行われます。(以下、XTC2022の模様)

  • ディープテックとAIを米国半導体産業の2人の名経営者・投資家が語る

本イベントでは、Young Sohn氏、Lip-Bu Tan氏による、 ディープテックとAIに関するトークセッションが、Victoria Slivkoff (XTCエグゼクティブマネージングディレクター、 Walden Catalyst Ventures エコシステム責任者)がモデレーターのもと行われます。

XTC2022の模様

Young Sohn:Walden Catalyst Ventures 共同創業者・マネージングパートナー、XTC 共同創設者

創業パートナーであるLip-Bu Tanと共に15年間で600億円以上の資金調達を実現し、2021年にディープテックファンドWalden Catalystを創業。これまでサムスン電子コーポレートプレジデントCSO、シリコンバレー上場企業2社のCEO(Inphi、Oak)、ARM・Cadence・Cymer (ASML)などの取締役を歴任し、現在もHARMAN International会長を務める。Berkeley Lights、Fungible、Zoom Video、Graphcore、TTTech Auto等の革新的企業に投資実績をもつ。

Lip-Bu Tan:Walden International 会長、Walden Catalyst Ventures 創業者、Cadence Design Systems 執行会長

 シリコンバレー&欧州で600億円規模のアーリーステージ・ディープテックファンドを運用。米国半導体産業の名経営者・投資家として、これまでチーム全体で30年以上に渡り500社以上の出資と124件のIPOを実現してきた。

さらに、同日には、XTC がSamsung Electronicsの協賛により、資源循環と気候変動イノベーションの分野のピッチコンテスト「Climate & Circularity Tech Startup Challenge」が開催されます。そのピッチコンテストのファイナリスト上位 5 社によるピッチ ショーケースも開催されます。

  • 「XTC JAPAN」優勝企業として参加・登壇される2社

bitBiome株式会社

代表取締役社長CEO 鈴木 悠司(すずき ゆうじ)氏

<bitBiome株式会社とは>

 bitBiome株式会社は、単一細胞レベルのゲノム解析を実現する独自技術によって、8億のゲノム情報を格納した世界最大級のデータベースと世界最速レベルの酵素探索改変プラットフォームを構築しており、バイオものづくりを大きく加速します。

bitBiome株式会社|ビットバイオーム株式会社
bitBiomeはシングルセルゲノム解析にて未知の微⽣物の全ゲノムを1細胞レベルで解読し、新規微生物の発見や、微生物機能をゲノム情報から解明していきます。

BionicM株式会社

代表取締役社長 CEO 孫 小軍(Sun Xiaojun)氏

<BionicM株式会社とは>

 BionicMは電気の力で動く能動型ロボティクス義足を開発するスタートアップです。階段の交互昇段や着席状態からの起立など健常者同様の快適なモビリティを実現し、安心して自由に移動できる喜びを提供します。既に日本と中国で販売を開始し、今後は米国や欧州で医療機器としての認証取得と販売開始を目指します。

BionicM | Robot artificial leg

  • 「XTC JAPAN 2024」は、2024年3月1日(金)ベルサール汐留の『JAPAN INNOVATION DAY 2024』会場内で同時開催

来年のXTC日本大会XTC JAPAN 2024は、先端テクノロジー関連事業者の展示交流、ビジネスカンファレンスイベント『JAPAN INNOVATION DAY 2024』と同時開催。JAPAN INNOVATION DAYと連携することで、スタートアップのさらなる成長を促す場を目指します。

 2023年11月中にピッチエントリー募集開始の予定です。詳細はXTCJAPANのサイトおよびニュースレターにてご案内します。

XTC JAPAN - 社会起業家のピッチイベント 「XTC JAPAN」
XTC JAPANは、「グローバル課題の解決」をテーマに、SDGsを通じてスタートアップが世界のビジネスと直結できるピッチコンテスト XTCの日本予選です。グローバルな社会課題や自然科学の問題に立ち向かうスタートアップが世界で戦う足がかりとなります。

  • 世界100ヶ国から毎年3,000社以上が参加する Extreme Tech Challenge (XTC)とは

 XTCは人類のグローバル課題にテクノロジーで取り組む起業家を発掘・支援する世界最大級のピッチコンテストです。毎年100ヶ国から3,000社以上が参加し、過去の世界大会はサンフランシスコのTechCrunchやパリ・Vivatechなどの大イベント内で開催。過去のファイナリストは累計約5,000億円の資金調達を実現し、うち36%は女性起業家によるスタートアップです。

 XTCのテーマは農業・食糧、環境・エネルギー、新素材、教育、実現技術、バイオ技術、デジタルヘルスケア、フィンテック、交通、スマートシティの10カテゴリ。グローバルVCや大企業などパートナー70社以上による共同運営で、世界大会出場スタートアップはパートナーVC&企業による事業・資金調達の手厚いサポートとネットワーキングが受けられるのが特長です。

  • XTC JAPAN運営委員会 概要

組織名:XTC JAPAN運営委員会

所在地:東京都千代田区平河町2丁目5番3号 Nagatacho GRiD 2F (株式会社ガイアックス内)

設立:2019年12月

共催:株式会社ガイアックス・株式会社アイティーファーム

URL: https://xtc-japan.org

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