このたび、令和5年7月末に竣工し、10月から供用を開始します。
新たな消防本部庁舎では、大規模災害発生時であっても消防機能の継続性を確保するため、免震構造を採用し、消防司令センターを一体的に整備したほか、緊急消防援助隊等と連携強化するため、屋上にヘリコプターの飛行場外離着陸場(ヘリパッド)を整備しました。
ついては、市民の皆様を対象として、普段入ることができない消防本部庁舎の内覧会を開催します。
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開庁日
令和5年10月10日(火)
※消防司令センターは11月9日(木)運用開始
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新庁舎建物概要
(1)所在地
横浜市保土ケ谷区川辺町2番地20 ※上記番地は10月10日(火)から適用
(2)構造及び面積
・地上7階/地下1階/屋上(飛行場外離着陸場)
・1階柱頭部中間層免震構造
・建築面積約1,530㎡ 延床面積約11,410㎡
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新庁舎の主な特長
(1)消防機能の継続性強化
大規模災害時にも消防本部機能を継続させるため、免震構造を採用するとともに電力供給や通信体制を二重化したほか、ライフラインが途絶した場合でも、7日間稼働できる非常用発電機燃料タンク、受水槽、雑排水槽等の容量を確保しました。
また、風水害時の浸水対策として、機械室や非常用発電機などの重要機器を上階に設置しました。
(2)迅速かつ機動的な消防本部機能の強化
消防司令センターを「本部運営室」や「本部会議室」と一体的に整備することで、災害時に消防司令センターで収集した情報や、航空隊・災害監視カメラ等の映像情報をリアルタイムに活用し、迅速な災害対応方針の決定と指揮命令を行います。
また、庁舎屋上に飛行場外離着陸場(ヘリパッド)を整備することで、大規模災害発生時に緊急消防援助隊等の円滑な受入と連携強化を図ります。
(3)SDGsの達成に向けた取組
本市の建築物環境配慮制度である「CASBEE(キャスビー)横浜」で最も評価の高いSランクになるよう建築物の省エネルギー対策、周辺の街並みとの調和、緑化対策などに取り組みました。
また、雨水の雑用水への利用や、直射日光を遮りながらも室内に自然光を取り入れることができる「ライトシェルフ」を採用することにより、自然エネルギーを活用しています。
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市民内覧会(事前申込制)
(1)日時
令和5年10月1日(日) 10時から16時まで(最終受付:15時)
各回100名(先着順)、1時間毎スタート、計600名
(2)内容
免震装置、エントランス、本部運営室、執務室、消防司令センター等を見学
(3)申込方法
申込みは9月8日(金)から24日(日)まで横浜市電子申請・届出システムで受付けます。
※詳細はHPをご覧ください。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/bousai-kyukyu-bohan/shobo/oshirase/shiminnairankai.html
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今後の改修予定
現消防司令センター(横浜市保土ケ谷区川辺町2番地9)は新庁舎へ移転後に改修工事を行い、緊急消防援助隊受援室等を整備します。