地域課題の解決を目指す 「地域デザインファクトリー」 2023 第4弾 藤沢市「旧東海道・藤沢宿」PRポスターを制作します!

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プロフェッショナル人財の育成を通じて、クリエイターに新たな働き方を提案する株式会社クリエイターズマッチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:呉京樹、以下、「クリエイターズマッチ」)が主催する『Rethink Creator PROJECT』は、2022年より実施している自治体の課題を地元クリエイターの手で解決を図る「地域デザインファクトリー」を、「Rethink PROJECT」の協賛のもと実施いたします。2年目となる2023年の第4弾は、藤沢市にご協力いただき、「旧東海道・藤沢宿」のPRポスターを制作します(2023年 の第1弾:宮崎市、第2弾:福岡市、第3弾:鹿児島市)。

■第4弾テーマは藤沢市「旧東海道・藤沢宿」! 9月12日(火)にキックオフミーティングを開催します。

 「地域デザインファクトリー2023」の第4弾テーマは、藤沢市「旧東海道の藤沢宿」です。

藤沢市には年間約1700万人(2022年)もの観光客が訪れていますが、その9割以上は日帰り客となっています。南北に長い藤沢市では、人気の観光地 江の島を擁する湘南海岸地域を訪れた観光客に、以北地域に広く回遊してもらうことで、市内滞在時間の延長を目指しています。今回は、最も湘南海岸地域に近くアクセス良好な東海道エリアから、市の礎を築いた「旧東海道・藤沢宿」への誘客を図ります。

 現在の藤沢橋・藤沢本町周辺を核とした藤沢宿は、東海道の江戸日本橋から数えて6番目の宿場で、江の島道・鎌倉道・八王子道・厚木道があったことから流通の中心地として栄え、浮世絵にも多く描かれました。約1.3kmの街道沿いには、間口が狭く奥行きがある建物や敷地構成が現存し、江戸時代当時の様子がうかがえます。また蔵のあるまち姿を偲ばせる店蔵が僅かながらに残り、奥道には由緒ある神社仏閣が立ち並びます。そんな旧東海道藤沢宿及びその周辺地域の活性化及びにぎわいを創出するため、2016年には「ふじさわ宿交流館」がオープンしました。

 藤沢市の湘南海岸地域を訪れる観光客層に向け、「旧東海道・藤沢宿」の魅力をどのように発信していくかを市内在住・出身クリエイターが同市関係者と共に検討していきます。

 9月12日(火)に開催するワークショップを皮切りに、藤沢市在住・出身のクリエイター3名が協力し、「Rethink(=視点を変えて考える)」をしながら、「藤沢宿を目的に観光したくなる」ポスターを制作します。

 完成したポスターは11月下旬ごろ、クリエイターから藤沢市に贈呈後、JR藤沢駅や小田急電鉄の駅構内等で掲示される予定です。

〈参加クリエイター紹介(順不同)〉

MM(エムエム)さん  イラストレーター/アートディレクター

藤沢市在住。絵を描く母と婦人靴のデザイナーの父の元に生まれる。子どもの頃から毎日工作時の時間がありものづくりが大好きになる。

 17歳の時に新潮社nicolaでイラストの仕事をスタート。原宿の店舗にグッズが並ぶ。18歳から本格的にグラフィックを学びイラストレーターとしてのキャリアをスタート。イラストの他にもグッズの企画デザイン、パッケージデザイン、映像制作などを行い、企画したグッズは全国展開している店舗で売り上げ1位になるなど好評を博す。ブランドのアートディレクターなども行い近年ではハワイにあるPEANUTSのオフィシャルショップを手掛ける。絶対的にかわいくてクスッと笑える、こどもからオトナまでが笑顔になれるモノづくりが得意。

三浦悠介(ミウラ ユウスケ)さん  株式会社フジマニパブリッシング 代表取締役

藤沢生まれ藤沢育ち、藤沢市在住。地域情報誌フジマニの創業編集長とコワーキングスペースNEKTONのオーナーと湘南経済新聞の編集長。幼少から本が好きで、物書きを志すが仕事にするには難しいと考え、高校卒業後イタリアンレストランでコックになる。調理場で働きながらも別の分野を学びたい意欲が生まれ、天野祐吉氏主宰の広告学校でコピーライティングを半年間学ぶ。卒業後の2003年に19歳で地元湘南エリアにフリーペーパーを創刊。広告企画デザイン・イベント企画運営業も並行しながらコピーライティングや記事執筆を続ける。2015年にコワーキングスペース運営事業に進出。現在直営4店舗、フランチャイズ2店舗。

略歴:

・2002年 湘南の高校卒業後「小説家」の夢を諦めイタリアンのコックに

・2003年 今は無きマドラ出版が運営する「広告学校」で半年学ぶ

・2003年 19歳でフリーマガジン「フジマニ」起業。2009年に法人化

・2015年 NEKTON COWORKING創業。2021年までに7店舗(現在6店舗)

・2018年 事業譲渡を受け「湘南経済新聞」の運営開始

 ・現在|広告販促,デザイン,編集,WEB制作,文筆コピー,映像,イベント企画屋さん

長田 由夏里(オサダ ユカリ)さん   フォトグラファー

藤沢市出身、神奈川県在住。カメラマンの父と美容師の娘として藤沢市に生まれ育ち、父の影響で5歳から一眼レフカメラを撮影し始める。

2003年 藤沢西高等学校 卒業

2006年 阿佐ヶ谷美術専門学校 視覚情報デザイン科 卒業

その後写真館で勤務。

2016年 10月PhotoMerryShonanとして起業

2017年 7月 江の島スタジオOPEN

地域密着スタイルで地域のイベント撮影、地域情報誌の撮影などにも携わる。

2023年屋号を長田写真工房に変更

<今後の流れ>(予定)

① キックオフミーティング

日   程:2023年 9月12日(火) 13時〜17時     

場   所:藤沢市役所内

参加者:地元クリエイター3名(上記)、小田急電鉄社員、JR東日本鉄道社員、藤沢市職員ほか

②デザイン案の提案会

日   程:10月中旬〜下旬      ※オンライン開催

③贈呈式

日   程:11月下旬(予定)   場所:藤沢市役所内(予定)

『Rethink Creator PROJECT』地域デザインファクトリーについて  

  2022年より実施している「地域デザインファクトリー」では、セミナーやコンテストに参加経験のある”地元を愛する心”や”地域活性に向けた想い”を持ったクリエイターの皆様と共に、地元が抱えている課題をクリエイティブの力で解決することを目指しています。昨年は全国7地域の自治体・クリエイターと連携してポスター作品を制作・納品し、実際に地域課題の解決のために活用いただいております。

  2023年は、これまでセミナーを開催した自治体からの要望を受けたエリアを中心に、全国7地域での実施を予定しており、宮崎市からスタートいたしました。参加方法等については、これまでセミナー・コンテスト等へご参加いただいた方をはじめ、本プロジェクト公式webサイト(https://rethink-creator.jp/)からユーザー登録いただいた方へ随時ご案内いたします。

■『Rethink Creator PROJECT』について

 株式会社クリエイターズマッチが提供するカリキュラム【ワークショップ型セミナー/アイディア重視のコンテスト/自治体と連携した制作活動】を通じ、“視点を変えて考え(Rethink) – 考えを形にし(Creative)- 伝えることができる人財(Rethink Creator)を生み出していく”プロジェクトです。日本の各地にRethink Creatorを生み出し、それぞれの地域の課題を地域のRethink Creatorが地元産業のリソースとして解決する「クリエイターの地産地消」により、地域創生の実現を目指しています。『Rethink Creator PROJECT』の思想は、「Rethink PROJECT」を体現したものであり、その想いの共感によって、2023年度も取り組みを行っています。

株式会社クリエイターズマッチ

代表者:代表取締役 呉 京樹(ご けいじゅ)

所在地:東京都渋谷区笹塚1-64-8 Daiwa笹塚ビル8F

設  立:2007年8月1日 資本金: 100,000,000円

業務内容:プラットフォーム事業「thinc」/広告制作・サイト運用事業/AdFlow事業   

URL:http://c-m.co.jp/

■〈協賛〉Rethink PROJECT について

Rethink PROJECTは、JTがパートナーの皆さまとともに行う地域社会への貢献活動の総称です。私たちは、心みたされるよりよい明日の実現に向けて、Rethinkをキーワードにこれまでにない視点や考え方を活かしながら、地域社会の様々な課題に向き合っていきます。プロジェクト詳細については、以下公式オンラインページをご覧ください。 

Rethink PROJECT webサイト:https://www.rethink-pjt.jp/

日本たばこ産業株式会社

代表者:代表取締役 寺畠 正道(てらばたけ まさみち)

所在地:東京都港区⻁ノ⾨4-1-1 設立: 1985年4月1日 

資本金:100,000,000,000円

業務内容:たばこ事業、医薬事業、加工食品事業  

URL:https://www.jti.co.jp/

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