SUNDREDはパソナグループが開催するWell-beingをテーマにした複合型イベント「Awaji Well-being Week 2023」の一環として、同イベント、ならびに11月7日の「Awaji Well-beingビジネスコンテスト」にも共創パートナーとして参画し、SUNDREDの新産業共創プロセス、リビングラボ開発・運営ノウハウ、インタープレナーのコミュニティ、MIRACLE(Medical & Healthcare Innovation Realizing CircLE)の有識者ネットワークを活用し、サイエンスをベースにしたWell-being産業のコンセプトづくりや、淡路島でのWell-being産業のインキュベーションを推進します。はじまりの島、淡路島から、SDGsおよびその先の、一人ひとりの、社会の、地球のWell-beingが実現するリジェネラティブな社会の実現を目指します。
■「Awaji Well-being イノベーションフォーラム2023」概要
当イベントは「一人ひとりの、社会の、地球のWell-being」をテーマに、自然が与えてくれる豊かな恵みを含むすべてのいのちに感謝し、「ありがとう」が響きあう世界「Natureverse」(※1)が示す「より良い」未来社会のイメージを共創し、分野を超えて知識を創造し共有することを目的に開催されます。
2025年大阪・関西万博におけるパビリオン「PASONA Natureverse」のエグゼクティブプロデューサーであり、SUNDREDが代表法人を務めるMIRACLE(Medical and Healthcare Innovation ReAlizing CircLE)の発起人でもある大阪大学名誉教授 澤芳樹先生や、ウェルビーイング学会 副代表理事 東京大学・慶應義塾大学教授の鈴木寛先生、スタンフォード大学 主任研究員 池野文昭先生をはじめ、第一線で活躍する分野を超えた有識者・実践者が登壇します。未来社会の要素となる「医療・ヘルスケア」「食・農」「働き方・生き方」の未来像、およびそれを実現していく手段としての「リビングラボ」(※2)について対話を行います。
日時:2023年11月6日(月)10:30-17:00(予定)(懇親会~19:30予定)
場所:兵庫県立淡路夢舞台国際会議場(兵庫県淡路市夢舞台1番地)
主催:株式会社パソナグループ
共創パートナー:MIRACLE(代表法人 SUNDRED株式会社)
テーマ:一人ひとりの、社会の、地球のWell-beingの実現に向けた分野を超えた対話
詳細: https://www.pasonagroup.co.jp/awaji_well-being_week/forum/
お申込み: https://aww-bcforum2023.peatix.com
※1 Natureverse:Nature×Universe。パソナグループが2025年大阪・関西万博のパビリオンのテーマにも上げているコンセプトで一人ひとりの、社会の、地球の Well-being が実現した世界、ありがとうが響きあう世界をイメージしています。
※2 リビングラボ:多様な関係者が集う場で、実現したい未来のイメージや、解決すべき社会課題を共有し、関連する知見や技術・ノウハウ、ソリューションを集約し、新たな結合(イノベーション)を構想・実証・実装することによって地域や社会の活性化を推進していくための仕組み。
本フォーラムと、翌11月7日(火)に開催する「Awaji Well-being ビジネスコンテスト2023」とあわせて、参加者・登壇者を巻き込んで淡路島における「Natureverse」実現に向けた仲間づくりを行います。あわせて、「Awaji Well-being ビジネスコンテスト2023」におけるピッチイベントに参加する起業家・企業を9月15日(金)まで募集しています。詳細は下記をご確認ください。
■「Awaji Well-being ビジネスコンテスト2023」概要
開催︓2023年11⽉7⽇(⽕)
場所︓兵庫県⽴淡路夢舞台国際会議場(兵庫県淡路市夢舞台1番地)
内 容 ︓ (1)“Well-being(「からだ」「こころ」「きずな」)”をテーマにしたピッチイベントの開催
(2)“新産業の創出”などをテーマにしたパネルディスカッション
URL ︓https://www.pasonagroup.co.jp/awaji_well-being_week/contest/
主催 ︓株式会社パソナグループ
共創パートナー ︓MIRACLE(代表法人 SUNDRED株式会社)
■「Awaji Well-being ビジネスコンテスト2023」ピッチイベント応募概要
対象 ︓「⼀⼈ひとりの、社会の、地球のWell-being」を実現するための新しい産業(Well-being産業)の
創出を⽬指すスタートアップや企業
募集テーマ ︓「からだ」/ スポーツや医療、健康などをテーマにした事業
「こころ」/ アートやエンターテインメント、学びなどをテーマにした事業
「きずな」/ エネルギーや移動、環境、⾷、農などをテーマにした事業
⽇程 ︓2023年8⽉4⽇(⾦)募集開始
2023年9月15日(金)募集締切
2023年10月初頭 ファイナリスト決定(予定)
2023年11⽉7⽇(⽕) コンテスト開催、グランプリ決定
特 徴 ︓最優秀賞・優秀賞受賞者は、以下特典が受けられます
・パソナグループが淡路島で展開する事業との連携や、淡路島における実証実験の⽀援
・パソナグループが淡路島で運営するオフィスの利用、出資の検討、等
<昨年度受賞者の推薦コメント>
■株式会社トータルブレインケア(本社:兵庫県神戸市)
代表取締役社長 河越眞介氏
昨年度当イベントでの(こころ部門)にて最優秀賞受賞をきっかけに、パソナグループの株式会社All Japan Tourism Alliance社の「あわじeスポーツジム」に “CogEvo®” +“TANO”が採択され事業連携がスタートする他、大阪・兵庫・神奈川等様々な自治体での連携や実証の実績を重ね、内閣府地方創生推進室「行政と連携実績のあるスタートアップ50選」に掲載されました。MIRACLEの代表法人SUNDREDの戦略提携先でもあるキュレーションズ株式会社と共同で新会社(Cognitive Solution株式会社)の設立にも至りました。又、東京大学メンタルヘルス講座との共同研究により、今後健康経営やヒヤリハット分野等、淡路島など高齢化が進む地域全体で「脳体力トレーナーCogEvo」の導入を行うことで、 地域住民の方々と自治体、 企業、 医療機関が相互補完し合う、 真に豊かな社会の実現に寄与していきたいと考えています。
■ユナイテッドシルク株式会社(本社:愛媛県松山市)
代表取締役社長 河合崇氏
昨年度当イベントでの(きずな部門)での優秀賞受賞をきっかけに、愛媛で展開しているスマート農業の養蚕版であるスマート養蚕の展開を淡路島で行い、「Awaji Silk」を地域共創プロジェクトとして新たに創造できないか、パソナ様、MIRACLE様との打ち合わせを重ね、候補地の確認、協業先を見つける動きをしてきました。そこからさらに考えを昇華させ、「シルクアライアンス」として、全国にスマート養蚕の協業先を複数見出すことができました。シルクはこれまで輸出産業であり、欧米、アジアへの輸出ができると考え、受賞後、海外出張を重ね、新たな取引先を見つけ、日本のシルクの輸出を徐々に実現させています。創業期からの目標である、シルクでバイオ・ヘルスケア産業への貢献を、MIRACLEの提唱するサイエンスにもとづくWell-Beingの考えで実現していきます。
■SUNDRED代表取締役 留目 真伸からのメッセージ
足りないものが明確で効率良くそれを生産・流通・普及させていくことが重要だった20世紀のパラダイムを超えて、一人ひとりの、社会の、地球のWell-beingがあらゆる産業の目的となっていく時代への大転換が始まっています。
2025年の大阪・関西万博では「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに「未来社会の実験場」として、Beyond SDGsの「実現すべき未来」の具体的なイメージについて世界中の人々がアイデアを交換し、アジェンダを共創し、発信していくことを目指しています。
パソナグループも「Natureverse」をパビリオンのテーマとし、自然が与えてくれる豊かな恵みを含む、すべてのいのちに感謝し、「ありがとう」の気持ちを共有していくことで、一人ひとりの、社会の、地球のWell-beingが実現していく、未来社会のコンセプトを提案しています。
「Awaji Well-beingイノベーションフォーラム2023」では、大阪・関西万博に先駆け「一人ひとりの、社会の、地球のWell-being」をテーマに、分野を超えた多様な有識者・実践者との対話を通じて、「より良い」未来社会のイメージを共創していくことを目的としたいと考えます。
現代は、各分野の課題が明確だった20世紀とは違い、あらゆる社会の単位における「実現すべき未来」を、分野を超えて共創していく新しい時代です。「Natureverse」を切り口に、有識者・実践者たちが最先端の知見やアイデアをぶつけ合い、新たな知識を創造していくとともに、淡路島を「Natureverse」な世界を実現するための「リビングラボ」にすべく取り組んでいきます。
■MIRACLE(Medical & Healthcare Innovation ReAlizing CircLE)について
大阪大学名誉教授 澤 芳樹先生を発起人とし、SUNDREDが代表法人を務めるウェルビーイングな社会の実現に向けた活動。ウェルビーイングの実現のための医療・ヘルスケアの未来像、21世紀型社会を構想し、医療・ヘルスケア イノベーション エコシステムの共創・社会実装を推進するとともに、イノベーションの加速を通じて一人ひとりの、社会のウェルビーイングの実現を推進していく取り組みです。
共感で繋がる各領域の専門家・プレイヤーが集い、社会起点・目的志向のオープンな対話をもとに、データ基盤の整備、人材育成、研究シーズやスタートアップのインキュベーション、リビングラボの開発などを進めていきます。専門家・プレイヤーがビジョンを共有し繋がりを共有していくことでさらなる繋がりを創出し、対話・共創とプロジェクトの実践を通じ、新たな知識の創造・蓄積を加速していきます。SUNDREDが開発してきた、対話を元に社会起点で新たな価値創造を行い新産業を共創する「新産業共創プロセス」や、立場を越えて社会起点で活動する人材が集まるインタープレナー・コミュニティ、各所のイノベーション活動を集約して社会実装を行うリビングラボの開発プロセスなどを活用し、MIRACLE構想を推進。国内外のイノベーションの場や活動とも連携の上、サイエンスに基づく「Open well-being Innovation」の社会実装を推進していきます。
URL:http://miracle-innovation.jp/
■SUNDREDのIndustry-Up as a Service(エコシステムビルディングサービス)
SUNDREDは100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」として、アカデミアの研究とプロジェクトの実践を通じて開発した「新産業共創プロセス」にもとづき、社会起点の目的を実現する新産業の共創に取り組んでいます。その最大の特徴は個社単独での新規事業の開発ではなく、新産業の共創を通じて新たな事業機会・投資機会の創出を進めていくというコンセプトにあります。社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、新産業のナラティブとスコープ、要素をまとめたアジェンダを形成、エコシステム仮説に落とし込み、その中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、エコシステム構築を進めていきます。
目的・アジェンダの共創を加速するソリューション「Future Board」、新産業のエコシステムの共創を推進する「新産業共創スタジオ」、組織の壁を越えて目的・エコシステムの共創をリードする「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化、多様なインタープレナーが集うリビングラボ等の「対話・共創の場」の開発・運営を通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・エコシステムの構築・社会実装を加速しています。
Industry-Up as a Service
■これからの社会を牽引する「インタープレナー」について
SUNDREDは新しい時代における価値創造を牽引する人材として「インタープレナー」の開発に取り組んでいます。インタープレナーとは、組織の枠を超えて社会起点で発想し、オープンでフラットな対話を通じて目的を共創し、仲間とリソースを集めてプロジェクトを進め、所属する組織も動かして組織にも貢献し、目的を達成していく「社会人」のことです。全てのセクターに顕在・潜在している「インタープレナー」達が、新しい時代の価値創造の仕組みを理解し、自らの生き方について考え、動き出していくことによって新産業の共創が加速されると考えています。
SUNDREDのインタープレナー・コミュニティは、大企業、中小企業、スタートアップ、政府系公務員、自治体職員、大学研究者、医療者、教育者、プロフェッショナル、学生など各セクターから集まったインタープレナー約1,800人が参集・参画し、新産業のテーマや「実現すべき未来」について継続的に対話を行っています。令和3年度には経済産業省関東経済産業局と共同で「令和3年度 越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」を推進し、「インタープレナー(越境人材)」の育成についての政策提言を実施しました。今後もSUNDREDでは「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化を加速し、インタープレナーが活躍する環境を整備していくこと新しい時代の価値創造を推進していきます。
インタープレナー
■会社紹介
企業名:SUNDRED株式会社
設立:2017年3月設立
代表者:留目 真伸
本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
オフィス:東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
事業内容:100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」。「新産業共創スタジオ」を運営し、エコシステムのデザインを起点に成長領域にリソースを集約し、新産業を共創していく 。