食品物流の三友通商株式会社と『食品向けワンストップ物流サービス』で協業開始

この記事は約4分で読めます。

物流サービス事業ならびにITオートメーション事業を展開する株式会社関通(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長 達城 久裕)は、九州をはじめとした全国の食品流通に特化した運輸・倉庫業を手掛ける三友通商株式会社(代表取締役:寺﨑秀嗣、本社:福岡県筑紫野市、以下三友通商)と、「食品向けワンストップ物流サービス」の協業を開始いたします。

■協業の背景とその狙い

食品関連の市場規模とEC化率について

食品、飲料、酒類は市場規模では最大規模となっておりますが、EC化率は3.77%と低く、今後大きな成長が見込まれます。ここに三友通商と関通が協力して取り組むことで、様々なソリューションの提供ができると考えております。

両社のお客様へのさらなるサービス提供

現在、関通へ冷凍冷蔵のお問い合わせを多く頂いており、冷凍冷蔵倉庫についてほぼ満床になるなど、お客様からの引き合いを多く頂いております。その中で現在の冷凍冷蔵の輸送は、選択肢が少なく、運賃においても高騰しております。

三友通商は、冷凍冷蔵の輸送インフラや冷凍冷蔵倉庫のキャパシティーを強みとし、関通は、庫内オペレーションのノウハウやWMS等のシステムを強みとしています。この両社の強みを掛け合わせることで、三友通商では、既存のお客様のEコマース等の対応の実現、関通では冷凍冷蔵での共配網の構築など、両社のお客様に対して冷凍冷蔵物流サービスの範囲を拡大させ、様々なニーズに対応できる体制を整えることができ、スムーズな物流サービスをご提供します。

また、今後の食品、飲料、酒類の市場規模の拡大とEC化率の向上に向けた対応を可能にし、両社のビジネスチャンスを広げることが可能となります。

冷凍冷蔵の共配網の構築に着手

冷凍冷蔵の配送は、冷凍食品の技術向上が進む中、温度管理が必要な配送において、ドライバー不足や配送リードタイム、インフラの依存などの課題もあります。その中で、三友通商と関通で冷凍冷蔵の共配網を構築することにより、これらの課題をクリアするだけでなく、コスト面でもメリットを出せると考えております。三友通商は、南は九州から北は盛岡までの配送網を持ち、北王流通様との共配網(注1)に続き、さらに冷凍冷蔵の共配網を拡大させていきます。

■三友通商株式会社について

三友通商株式会社は、1971年に創業された冷凍冷蔵食品輸送会社です。本社は福岡県筑紫野市にあります。主な事業は、冷凍冷蔵食品の輸送、倉庫保管、販売です。輸送は、大型トラックから電気自転車、冷凍コンテナ、航空機などを利用して幹線輸送から定期便や共同配送、ラストワンマイルに対応しております。倉庫保管は、冷蔵、冷凍、常温の倉庫を保有しています。販売は、自社直販、卸売、小売などを行っています。三友通商株式会社は、冷凍冷蔵食品輸送のリーディングカンパニーとして、全国にネットワークを展開し、輸送、倉庫保管、販売で、お客様のニーズに応えています。

・三友通商株式会社について

URL:https://mitomo-tusyo.co.jp/

■株式会社関通の冷凍冷蔵配送センターサービスについて

株式会社関通が提供する冷凍冷蔵配送センターサービスは、ケースピッキングだけでなく、バラピッキングにも対応しており、バラピッキングでは年間約50万点の出荷実績があります。また、関東関西にて冷凍冷蔵倉庫を持ち、お客様の販売拡大に対応した様々な販売形態にも対応、法人向けや個人向けの物流業務だけでなく、冷凍食品の定期便配送への対応実績も豊富にあります。

・冷凍冷蔵配送センターサービス 詳細

URL:https://www.kantsu.com/service/freezer

関通の今後の成長戦略については、下記をご覧ください。

2024年2月期第1四半期決算説明会

URL:https://youtu.be/WplK1TBIyMI

注1:北王流通株式会社との協業に関するリリースはこちら

URL:https://www.kantsu.com/news/5824/

タイトルとURLをコピーしました