SDGs QUEST みらい甲子園事務局は、この春全国11の地域で開催されたみらい甲子園の最優秀賞受賞チームの交流の場として、8月26日(土)にオンラインにて全国交流会を開催しました。
本イベントは2019年から毎年地域で実行委員会と各地域メディアと共に開催してきたみらい甲子園初の全国交流会となり、各チームよりアクションアイデアを発表していただき、受賞チームが決まりました。
見事グランプリに輝いたのは、鹿児島県立種子島高等学校 RRPU班
審査方式は2022年度みらい甲子園全国未開催地エリア15の高等学校のご協力により総勢100名の高校生が予めプレゼン動画を視聴して投票、さらに7名のアドバイザーによる投票に加えて、当日の審査員が熱いプレゼンテーションを審査し加算採点。
参加した11の最優秀賞チームは、予め各地域の実行委員のアドバイスにより、プランをブラッシュアップし発表。そのライブプレゼンを審査するのは、本年度初開催地域の各実行委員長等が最終的に判定。全国の高校生投票やアドバイザー投票に当日審査員の票を加算し、グランプリが決定しました。
グランプリに輝いたチームは、試行錯誤を繰り返しながらも廃棄されたパッションフルーツ殻から和紙を作る事に成功し、商品化した地域循環事業のSDGsアクションプランです。
また、本交流イベントはみらい甲子園の全国交流オフィシャルスポンサーであるサントリーホールディングス株式会社及びMIRARTHホールディングス株式会社のご支援により開催し、それぞれの企業のSDGsの取組みの発表のほか、特別に企業賞の発表もありました。
・サントリー賞は
▶︎▶熊本県立熊本農業高等学校 養豚プロジェクトチーム
SDGs目標12を起点とした食品廃棄物から 国産飼料開発を進め持続可能な畜産経営を目指すプラン。
・MIRARTH賞は
▶︎▶︎北海道岩見沢農業高等学校 ムロヨワシチーム
SDGs目標9を起点とした豪雪地帯の雪と籾殻を活用したゼロカーボン農業生産地域を目指すプラン。
受賞された高校生チームには副賞として
グランプリチームにはみらい甲子園が進める北海道美幌町で行う植樹祭に招待、各企業からはそれぞれ記念品が贈呈されました。
SDGs QUESTみらい甲子園は2025年大阪関西万博にて全国交流会開催を目指しており、本交流会後半にはこのEXPOにて高校生が世界に発信すべきテーマを話し合うグループワークを行い、日本国際博覧会協会からもご講評頂きました。
2023年度のみらい甲子園は、いよいよ9月10日(日)よりエントリー受付を開始します。
今年度の開催は19エリア、32の都道府県約4,800校に通う生徒を対象に、地域や世界の課題探究からSDGsアクションアイデアを募ります。
全国各地域でメディア、企業、自治体、大学など多様なセクターの応援で開催するみらい甲子園。
今よりより良い未来に変えるSDGsアクションを生み出すよう全力で取り組んで参ります。
詳しくは
オフィシャルホームページ
・お問い合わせ
SDGs QUEST みらい甲子園事務局:株式会社TREE 内
メール: info@sdgs.ac
企画・総合プロデュース:SDGs.TV