系統用蓄電池事業の開始およびプロジェクトファイナンスの組成について

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三井住友ファイナンス&リース株式会社(代表取締役社長:橘 正喜、以下「SMFL」)の戦略子会社、SMFLみらいパートナーズ株式会社(代表取締役社長:寺田 達朗、以下「SMFLみらいパートナーズ」)は、出光興産株式会社、株式会社レノバ、長瀬産業株式会社と共同出資により系統用蓄電池事業(以下「本事業」)を行う合同会社姫路蓄電所を設立し、同社とプロジェクトファイナンスの融資関連契約を締結したことをお知らせします。系統用蓄電池事業向けプロジェクトファイナンスの組成は本邦初※1となります。

本事業は、送配電ネットワークに直接接続し、時間帯に応じて充放電を行うことで、天候や時間帯の影響で発電量が変動する再生可能エネルギーの主力電源化を支える調整機能を担うとともに、電力系統の安定化やさらなる再生可能エネルギーの導入拡大に寄与します。兵庫県姫路市の出光興産兵庫製油所跡地の遊休地において、本年8月より設置工事を開始し、蓄電システム出力15MW・蓄電容量48MWhの規模の蓄電所として2025年10月の事業開始を予定しています。

 

本事業は、一般社団法人環境共創イニシアチブが公募する「令和4年度補正再生可能エネルギー導入拡大に資する分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金(系統用蓄電システム・水電解装置導入支援事業)」の採択を受けています。

 

SMFLみらいパートナーズは、太陽光・バイオマス・水力など多様な再生可能エネルギー発電事業の展開、オンサイト/オフサイト発電事業によるCO2フリー電力の提供、省エネルギー支援サービスなどの事業を展開しています。また、SMFLは、再生可能エネルギーや省エネルギー機器の設備投資にリースをはじめとするさまざまなファイナンスサービスを提供しています。SMFLグループは、企業の脱炭素経営を支援するさまざまなソリューションをワンストップで提供することで脱炭素社会の実現に貢献していきます。

 

※1 SMFL調べ

 

【事業概要】

      
【本事業のビジネススキーム】

 

 

以上

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