2023年7月20日(木)、日本駆け込み寺に専用相談室「青少年を守る父母の連絡協議会」(略称 青母連〈せいぼれん〉)を設置する。
公益社団法人日本駆け込み寺は、夏休み直前の「救う」強化として緊急対策を講じます。
2023年7月20日(木)、日本駆け込み寺に専用相談室「青少年を守る父母の連絡協議会」(略称 青母連〈せいぼれん〉)を設置して、玄秀盛が担当します。
コロナ禍収束と反比例して、日本駆け込み寺の無料相談には、いわゆる〝ホスト問題〟の相談が著しく増加傾向にあります。その内容も複雑化の一途をたどっています。
法律の網をかいくぐる、セーフティネットからこぼれ落ちる問題として顕在化しています。相談者は、首都圏や関東圏だけでなく、北陸地方や四国地方まで全国さまざまな地域から相談があり、いくつかの相談機関を経て、日本駆け込み寺へたどり着いた例もあります。
〝ホスト問題〟とは、青少年(25歳以下)、特に少女らが一部の悪質なホストによって、売掛金を背負うはめになり、経済的、精神的、身体的に追い詰められている問題です。従来の社会人、学生生活に戻れない状況をつくりだしています。それは、青少年当事者の経済的、精神的、身体的な破綻だけではなく、家族や親子間の崩壊をも招いています。
売掛金の滞納によって、消費者金融や家族などから借金をくりかえし、返済に充てています。そして、多くの少女は、結果的に性産業へ従事せざるを得ない状況になっています。その具体例は枚挙にいとまがありません。日本駆け込み寺事務所周辺にある売春地帯に立つ少女の実態は、日本駆け込み寺のアウトリーチ活動でも明らかです。
日本駆け込み寺には、〝ホスト問題〟に悩む電話相談が1日2件以上あり、今年のコロナ禍明け、解決に向けて具体的に動いた事例は、38件を超えています。
相談者は、ホストにはまってしまった当事者からではなく、多くが保護者・父母で占めます。
その〝焦り〟〝疲弊〟は深刻かつ喫緊の社会的課題です。
少女はホストにはまり、気づけない精神状態です。また、保護者・父母らは、ホスト業界のシステムや売掛金の「罠」、法的を含めたの解決ノウハウがありません。家族として望まない結果、つまり手遅れになってしまい、慚愧の念に堪えない父や母を何人もみています。
この状況を改善、解決そして情報発信と情報共有をすべく、横断的な組織として連絡協議会を設置して活動することにします。相談者が問題を解決できる道筋をつくることと合わせて、社会的解決にも取り組むセンターとして活動します。
手遅れになるまえに「青少年を守る父母の連絡協議会」(青母連)に連絡をください。
「青少年を守る父母の連絡協議会」は、日本駆け込み寺事務所内に設置します。
◆相談への流れ
①事前申込 メール、LINE、電話によって電話相談日時を予約
②電話相談 電話にて相談。希望者は③の面談予約(月〜金 13:00〜16:00)
③面談相談 事務所に来所して面談相談 担当:玄秀盛
④解決への活動
メール seiboren@nippon-kakekomidera.jp
専用ダイヤル 03-5291-5335
青母連(青少年を守る父母の連絡協議会)
担当:玄秀盛
法律顧問:弁護士 加藤隆太郎(第一東京弁護士会)
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お問い合わせは
公益社団法人 日本駆け込み寺
03-5291-5720
月〜土曜日/10:00〜20:00
https://nippon-kakekomidera.jp
〒160–0021東京都新宿区歌舞伎町2丁目42-3 林ビル1F