SmartHRは、Oktaが展開する7,500以上の事前連携アプリテンプレート群「Okta Integration Network(https://www.okta.com/jp/okta-integration-network/)」(OIN)とのSAML連携、SCIM連携(*1)にいち早く対応し、OktaとSmartHRを利用するお客様は、従業員が所属する部署や役職などの人事情報に基づいてアプリケーションの割当・解除の自動化を実現してきました。今回、新たにOkta Workflowsのコネクター連携が加わることで、より細かいレベルでの人事情報を連携できるようになります。例えば、ユーザーの在籍状況や契約種別、事業所などの人事情報を新たに取得できるようになりますので、SCIM連携だけでは十分でなかった人事情報に基づくアカウント管理の自動化が実現します。これにより、IT管理者や人事担当者の負荷を大幅に削減することができ、過剰なアクセス権限付与やアカウントの解除漏れによる情報漏洩のセキュリティリスクを低減できます。
株式会社SmartHRの代表取締役CEO、芹澤 雅人 氏は、次のように述べています。「SmartHRは、Okta様とのSAML連携によるSSO設定の利便性の向上に続き、SCIM連携にも対応することで、人事システム主導型によるアプリケーションのプロビジョニングを実現してきました。近年、各社が利用するITサービスの数は増加傾向にあり、IT管理者の負担は大きくなっています。今回、Okta Workflowsとのコネクター連携が実現したことで、アカウント管理がより効率的かつ安全になることを大変嬉しく思います。」
Okta Japan株式会社の代表取締役社長、渡邉 崇は、次のように述べています。「SmartHR様が、Okta Workflowsのコネクター連携に対応したことで、部署や役職などのリスト情報から複数のOktaグループを自動作成できるなど、SCIM連携だけでは活用できなかった属性情報に基づいたユーザーアカウントの管理が可能になります。労働力不足や生産性向上が大きな課題となる日本社会でこうしたアカウント管理の自動化の取り組みは今後さらに重要になっていくと考えています。」
*1:SCIMは、System for Cross-domain Identity Managementの略称で、複数のクラウドサービスやシステム間でアイデンティティ情報のやり取りを自動化するための標準規格です。ユーザー情報をもとにしたアプリケーションの割当・解除の自動化などを可能にします。
SmartHRとOkta Workflowsのコネクター連携イメージ
クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について
「SmartHR」は、労務管理クラウド5年連続シェアNo.1(※)のクラウド人事労務ソフトです。
雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。さらに、「SmartHR」に溜まった従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」などのタレントマネジメント機能により、組織の活性化や組織変革を推進し生産性向上を支援します。
また、他社システムとの柔軟な連携により個社でのカスタマイズ可能性を高め、勤怠情報や給与情報など様々なデータの一元管理も可能。アプリストアサービス「SmartHR Plus β版」によって、様々な機能を持つアプリケーションとの連携も実現しています。
「SmartHR」は、企業の生産性向上を後押しし、すべての人が働きやすい環境づくりに貢献します。
※:デロイト トーマツ ミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2022年度版」労務管理クラウド市場・出荷金額(2022年度見込) https://mic-r.co.jp/mr/02640/
・「SmartHR」サービスサイト:https://smarthr.jp
Oktaについて
Okta は、独立系アイデンティティ管理のリーディングカンパニーとして、あらゆる人があらゆる場所で、あらゆるデバイスやアプリで、あらゆるテクノロジーを安全に利用できるようにします。最も信頼されているブランド企業は、Oktaを信頼して安全なアクセス、認証、自動化を実現しています。OktaのWorkforce Identity CloudとCustomer Identity Cloudの中核には柔軟性と中立性があり、ビジネスリーダーや開発者はカスタマイズ可能なソリューションと7,500以上のアプリケーションとの事前統合により、イノベーションに集中し、デジタル変革を加速させることができます。私たちは、アイデンティティがお客様のものである世界を構築しています。詳しくは以下をご覧ください。