【M&A成功事例】家族経営会社の継承への不安をM&Aで解決 株式会社翠豊、「第三者割当増資」で事業拡大を実現。「M&Aベストパートナーズ」

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製造、建設・不動産、ヘルスケアに特化したM&A仲介を行う株式会社M&Aベストパートナーズ(本社:東京千代田区 代表:齋藤)は、岐阜県加茂郡白川町で大断面集製材加工・建設業等を営んでいる株式会社翠豊(すいほう)(本社:岐阜県加茂郡、代表:今井)のM&Aの支援をいたしました。今回は業界では珍しい「第三者割当増資」という株式の一部出資を受ける形で継承問題を解決した事例です。このたび、事例ページを公開しましたので、ご報告いたします。
M&A後の代表者の今
今回のM&Aは、「第三者割当増資」という株式の一部を出資してもらう契約を締結。親会社からの協力が得られるようになったこともあり、受注は途絶えず順調に進んでいます。設備投資や人員更新の予定もあり、未来は明るくなりました。代表・今井潔志氏自身、引退後の余生を安心して考えられるようになり。最も自分に合った暮らしを模索しています。

譲渡企業の事業紹介
翠豊は、昭和47年9月に製材業務店として創業し、昭和61年に大断面集成材加工を始めたことで業績を伸ばし、平成4年4月に有限会社、平成10年3月に株式会社翠豊となりました。順調な事業の傍ら、今井氏は、後継者不在への不安からM&Aを検討し始めました。

M&Aの概要
譲渡企業 株式会社翠豊
業種 大断面集製材加工・建設業、山林および丸太の売買、植林・育林・除伐・間伐・伐採業務、太陽光発電設備工事および太陽光発電事業
M&Aで達成した内容 事業拡大・同族経営からの離脱
M&Aアドバイザー 前田 泰一

<概要>
後継者不在の不安から、M&Aへの期待を寄せてた今井氏。検討の末、MABPの前田泰一と2021年1月頃に初対面を果たし、契約を決めました。紹介された木造耐震設計等を手掛ける企業とのトップ面談を2021年7月に実施。当初は100%株式譲渡の予定でしたが、今井社長が不在では事業は成り立たない点から先方がらスキーム変更の申し出があり、「第三者割当増資」という株式の一部の出資を受ける契約形態に合意しました。
インタビューに関する詳細:https://mabp.co.jp/story/5644/

M&Aに至る背景
翠豊は大断面集製材加工を得意とし、約30年前に世界中でどこも導入していなかった工作機械を当時、最も進んでいたメーカーに製作依頼して導入するなど、先進的な取り組みも実施。近年は東急・表参道の「サニーヒルズ南青山」の案件をはじめとして、同業他社では対応がむずかしい案件も請け負っています。事業は順調でしたが、今井氏の心に徐々に不安が起こってきたのが会社継承のことでした。父が完全に引退した65歳の年齢に自身も近付いたこともありました。息子や社員への継承に思いを巡らすこともありましたが、現実味がなかったため、検討し始めたのがM&Aでした。

M&Aの決断
今回担当したMABPの前田泰一に初対面したのは2021年1月頃のことでした。前田の発言やMABP公式ホームページの記載内容を他社と比較した結果、MABPに任せることを決意。木造耐震設計等の企業を紹介され、2021年7月にトップ面談に進むことを決めました。当初は100%株式譲渡を検討していましたが、社長が急にいなくなってしまうと、うまく継承されないとの懸念からスキーム変更となり、「第三者割当増資」という株式の一部を出資してもらう契約形態となりました。
株式は50%が先方からの出資となるため、完全子会社に。今井氏は当初、理解できずにいましたが、前田から一つ一つ丁寧に説明されるにつれて、納得していきました。相手方は、創業の地を同じくし、互いによく知る関係であったことで、交渉はスムーズに進み、2022年10月に最終契約に至りました。

詳細:https://mabp.co.jp/story/5644/
他案件:https://mabp.co.jp/story/

 

会社概要
会社名:株式会社M&Aベストパートナーズ
所在地:〒100-0005  東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル8F
代表取締役社長:齋藤 達雄
事業内容:中堅中小企業におけるM&A仲介
URL:https://mabp.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/mabp_official
 

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