新型コロナ感染症の影響が長引くなか、今現在も減収や失業などにより経済的に困窮し、生活に不安を抱える方々の孤立・孤独の問題は深刻さを増しています。課題を抱える方々を支えるため、全国各地の社会福祉協議会、NPO法人、当事者団体等の多様な組織がさまざまな課題の解決に向けて活動しています。
中央共同募金会及び全国の共同募金会では、こうした課題を解決するために活動する、全国230余りの民間団体を支援するため、赤い羽根共同募金ホームページの特設サイトにおいて緊急募金を受け付けます。特設サイトでは、活動団体が地域にどのような課題があり、支援を必要としている方々の詳細を掲載して募金の協力を呼びかけています。自分の支援したい地域課題テーマを選んでインターネットから募金できるしくみです。多くの方々に活動団体へご支援を賜りますようご協力をお願いします。
■期間:2023年1月1日(日)~3月31日(金)
■特設サイトはこちら https://www.akaihane.or.jp/furusapo/#3
◆どの活動も「いつか」「いずれ」ではなく、「今」支援を必要とするものばかりです。
多くの方のご支援、ご協力をよろしくお願いします!
■ひとり親家庭の子どもたちの学習支援
■児童虐待を防止する活動
■悩みを抱える若者を支える電話相談
■障がい者の社会参加を促す活動
■不登校や引きこもりの子どもたちの居場所づくり
全国各地の社会福祉協議会、NPO法人、当事者団体等、多様な組織から寄付先をお選びいただけます。
1:虐待に至った親の回復支援で子どもの健康な育ちをサポートします MY TREE ちば・千葉県
厚労省が公表した「児童虐待相談対応件数(速報値)」によると、令和3年度相談対応件数は207,659 件と過去最多を記録しています。現在、MY TREEちばでは、子どもを虐待してしまう母親の回復のためのプログラムを実施しています。子どもの虐待の解決には、母親、父親の回復支援が欠かせません。
深刻な虐待に至っている状況をなんとかしたいという声が、母親そして父親から届いています。
子どもたちの豊かな育ちを守るために、ご支援をよろしくお願いします。
2:「女川いのちの広場」未来のいのちを守り続ける! 一般社団法人 健太いのちの教室・宮城県
東日本大震災で多くの犠牲者がでた女川町において、震災の記憶を記録し、災害から命を守り抜くため、震災の教訓を伝え続け未来のいのちを救うために活動しています。
いのちの広場は、女川で起こった事象を伝えるだけでなく、災害が起こった時に「避難するという決断」をし、「命を守れる避難行動を選択」し、「命を守り切る」ための事前の備えができるようになるため震災の教訓から学べる場所にしたいと考えています。
今回の事業で、「命を守り切る」ためのメッセージパネルを設置します。
3:障害児の子育て支援~実家のようにホッとできる居場所の運営 NPO法人iitoko・群馬県
障害児を支援する制度は充実しつつありますが、家族を支えるしくみはまだほとんどありません。当法人は障害のある子どもを育てるお母さんが実家のようにホッとできるよう居場所の運営をしています。
お子さんの障がいの状況によってお母さんたちはさまざまな悩みや困りごとを抱えています。お母さん同士が情報交換したり、iitoko カット(感覚特性をもつ子のヘアカット)など、さまざまな障害特性を理解し合って気兼ねなく参加できるあたたかい場所が必要です。
今後の活動を継続するため、私たちの活動を応援してください。