- 多くの場所で見かける募金活動多くの場所で見かける募金活動多くの場所で見かける募金活動
日本では、様々な場所で募金を見かけます。特に、駅前では頻繁に募金活動を行っているのを目にします。コンビニのレジ横には、数円のお釣りを募金できるように、募金箱を設置していることが多く、だれでも募金をすることができます。小学校の時には「赤い羽根募金」に募金したことがあるという方は多いと思います。
- 募金といえばユニセフ
募金といえば、「ユニセフ」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ユニセフは1946年12月11日に誕生しました。
公益財団法人日本ユニセフ協会のホームページによると、「第二次世界大戦の影響をうけた国々では、多くの子どもたちが、家族を失い、家を焼かれて町をさまよっていました。そうした子どもたちに人道的支援を届けるための組織として、第1回国連総会でユニセフの設立が採択されました。」と書かれています。
また、「5歳未満で命を落とす子どもの数は過去25年間で半減し、初等教育を受けられない子どもの割合は1990年から2014年までに40%以上減りました。」と書かれています。
この通り、募金によって、様々な人の人生が救われていることがわかります。
- 募金をしたことがあるのは約9割
【調査】
質問:あなたは募金をしたことがありますか?(対象:1,000名)
「あなたは募金をしたことがありますか?」という質問に対しては、87.7%の方が「はい」と回答をしました。約9割が、募金を経験したことがあるみたいです。
- 募金をしたことがある場所は様々
【調査】
質問:どこで募金をしましたか?(複数回答可、回答数:2,063)
「どこで募金をしましたか?」という質問に対し、「イベント」が16.1%とトップになりました。次いで、「コンビニ」が12.3%、「スーパー」が12.1%となりました。
24時間テレビによる募金イベントなどで募金をした方も多いのではないでしょうか?
- 支援をしたいという気持ちが1番
【調査】
質問:なぜ、募金をしましたか?(対象:1,000名)
「なぜ、募金をしましたか?」という質問に対しては、「支援をしたいと思ったから」が約半数の50.7%でトップ。次いで、「社会貢献のため」が10.3%で2番目、「小銭があったから」が6.8%で3番目となりました。
- 1回にする募金は100円~500円未満が多い
【調査】
質問:1回にいくら位、募金をすることが多いですか?(対象:1,000名)
「1回にいくら位、募金をすることが多いですか?」という質問に対して、最も多かったのは、「100円~500円未満」で30.5%。次いで、「50円~100円未満」が18.3%、「10円~50円」が13.6%となりました。0.1%と少ないですが「50000円以上」募金した方もいるようです。
- 募金は何を重要視する?
今回のアンケートでは、「募金をする上で、重要なことはなんですか?」(対象:1,000名)という質問をフリー回答で実施しました。
その中から、回答をいくつかピックアップしてご紹介します。
「活動内容に共感が持てること」
「募金先が信用できるか」
「正しい用途で使われるかどうか」
「団体の信用性」
募金をしている団体や活動内容、使い道などに信憑性があるかどうかというような内容がほとんどでした。また、「自分にも子供がいるので子供がらみの募金は目留まりしたことがあります。」というように、自分の身近なものに置き換えて考える方も多いようです。
- 募金詐欺には要注意
募金活動は、すべて「何かのため」、「誰かのため」におこなわれています。しかし、表向きでは、「誰かのため」としながら、お金を騙しとる詐欺が横行しています。
フリー回答では、信憑性・信頼性について重要視している方が多かったので、騙されないように意識しているかと思います。
最近では、コロナウイルスに関する募金詐欺もあるようです。また、「東日本大震災」のように大きな自然災害が起きた後は、募金活動が活発になります。
募金をする際に、怪しいと感じた際には、団体名をインターネットやSNSなどで調査することをおススメします。
- 100円でできることとは?
最後に日本ユニセフ協会のホームページより、100円でできることを3つご紹介します。
・はしかから子どもを守るためのワクチン 2回分
・病気にかかりにくくしてくれる栄養素ビタミンAのカプセル 60錠
・1錠で4~5リットルの水をきれいにすることができる薬 316錠
(出典:日本ユニセフ協会ホームページ「ユニセフってなあに?」)
本当に困っている方々に、必要なものが行き届くように、できる行動をしていきましょう。
- 1000人アンケート
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