■「Box Customer Award Japan 2022」概略
「Box Customer Award Japan 2022」は、ビジネスで成果をあげたBox活用法を、ユーザー同士で共有し合うオンラインイベントです。今回で3回目を迎える同イベントは、ビジネス部門4社とテクニカル部門4社、計8社のファイナリストが集結。ユーザー自身が独自のBox活用事例をプレゼンテーションし、独創性・熟練度・ 再現性の3つの軸で審査が行われ、Box審査員とイベント視聴者の投票によって各部門のアワードが決定。(※Box JAPAN HPより抜粋)
今回、フライクはその「ビジネス部門」において受賞いたしました。
■フライク社のプレゼン内容
中堅・中小企業向けERPシステムの組み立て方
〜APIを駆使してBox × 他SaaSツール連携で徹底利活用〜
今年で創業4期目を迎えるフライクは、積極的にIT投資を行い、今では30ものITツールを導入しています。多くのツールを連携させて業務にあたる中で、その中心に据えたのはコンテンツクラウドのBoxでした。容量無制限で、社内外のメンバーとともにセキュアな環境でコンテンツを運用できることで、安心して日々の業務にあたることができます。Boxを中心にした総合業務システムをいかに構築してきたのか。中堅・中小企業が今すぐにでも始められる方法を紹介します。
【プレゼン資料(DL可能)】
Boxを中心としたシステム連携図〜Salesforce・HubSpot・freee連携でもっとBoxを使いこなす〜
■受賞時のコメント(代表取締役 大瀧 龍)
まさか自分が受賞できると思っていなかったので鳥肌がたちました。自分が受賞したという気持ちより、わが子が受賞したような“Box愛”が伝わった嬉しい気持ちでいっぱいです。一つのシステムで経営課題を解決するのが難しくなってきている。そんな時に複数のシステムをつなぐAPI連携にぜひチャレンジしてみてほしいです。
■受賞に際し
主に以下の3つの点が評価され、今回の受賞につながりました。
- Boxをレゴのように組み立て、他のITツールと連携をさせている
- ITシステムを日常業務フローに取り入れている(二度手間・二重入力などが発生する可能性を極力なくしている)
- 他の企業が真似をしやすいようなBoxの利活用をしている
フライクは「システムで、夢を現実にする。」というビジョンを掲げ、さまざまなITシステムを社内で活用・連携しています。
「フライクだけでノウハウを独占するのではなく、それらを他の企業にも広げ、将来的にはすべての企業がITシステムを武器に変革してほしい。」というフライクの倫理観が、プレゼンをご覧になった皆様に少しでも届いたのなら幸いです。
■今後の展望
今後フライクでは、下記領域におけるBox連携開発に着手して参ります。
①HR領域
【利用ITツール】
Box × Gmail ×Salesforce
【業務フロー×システム組立】
- 求職者からメールで頂戴した職務経歴書、履歴書をBoxに自動格納
- Salesforceで選考状況を管理
- 不採用と判断した場合には、自動的にBoxに格納してある職務経歴書や履歴書データを削除
②プロジェクト管理領域
【利用ITツール】
Box × Asana ×Salesforce
【業務フロー×システム組立】
- 開発プロジェクト受注後、Salesforceより押下すると、AsanaとBox環境が自動作成
- Asanaのプロジェクト(タスク)と連携し、Boxのプロジェクトフォルダを自動生成
- Box × Asana × Salesforceで作成資料や納品物がタスク(Asana)と連携し情報の一元化
さらに、現在ITシステムの連携を試しながら作成している「システム組立連携図」を、より完成形に近づけていきたいと思っております。
引き続き、フライクはBoxをはじめ、さまざまなITシステムを使った連携活用方法を模索し、「描いた未来、一直線」に前進して参ります。
■参考資料
Boxの利活用方法に関しては、以下のブログも併せてご覧ください。
▼【大賞受賞】BoxCustomerAward2022ビジネス部門
https://flyke.co.jp/contents/blog/10817/
▼Salesforce×Boxの神連携!絶対に見てほしいシステム組立連携図とは
https://flyke.co.jp/contents/blog/10321/
■動画「【前編】BoxCustomerAward2022ビジネス部門で大賞を受賞した内容について徹底解説!」