企業向けデータ利活用セミナーの開催について

この記事は約5分で読めます。
浜松市では、個人情報等の機密を含まない行政情報を、二次利用・商業利用が可能なデータとして公開する「オープンデータ」化を推進しております。
この度、オープンデータの利活用テーマとした2種類の市内企業向けセミナーを、「浜松市実証実験サポート事業」の採択企業である合同会社長目との連携により、以下の通り開催します。
1.セミナー概要
(1)企業におけるデータ利活用入門セミナー【経営層向け編】
近頃、企業のDXやデータの利活用というワードをよく聞きます。しかし、なぜ必要なのでしょう?本セミナーではその理由からスタートし、データの種類とその使い道、どのようにデータを活用して自社の価値を高めるかのイメージをご解説します。自社のデータ利活用戦略のヒントに、本セミナーをぜひご活用ください。

(2)DXにおけるPython活用入門セミナー【DX人材向け編】
本セミナーではPythonを使って、次のようなことを行います。

  • ウェブ上にあるデータを取得する
  • そのデータを整形する
  • 必要なデータのグラフを作成する
  • グラフを載せたパワーポイントの資料を作成する

人力でデータを探し、そのグラフを作り、パワポの資料にのせてカタチにするのは、非常に時間のかかる作業です。そのような仕事が多くなると、時間がそれらに取られ、創造性を使って価値を生み出す仕事の時間が無くなります。そのような作業はPythonで自動化し、価値を生み出す部分に時間をとれるようにする……本セミナーではそういったことを行いたい方に対して、その方法をお教えします。今回は総務省が発表する家計調査のデータを取得して使います。プログラミングを未経験の方もお気軽にご参加ください。聞くだけの参加の方も大歓迎です。
※プログラミング環境にはGoogle Colaboratoryを使います。GoogleメールのIDとパスワードをご準備の上、ご参加ください。

  • 日 時:令和4年11月30日(水)15時15分~17時
  • 会 場:浜松商工会議所 10階 A会議室 
  • 対 象: データ活用を試みている経営層の方データ人材育成を検討している人事関係者の方資料作成の多い経営企画の方DX人材を目指す方
  • 参加料:無料
  • 定 員:20名 ※先着順 
  • 申込先:https://dx-opendata-hamamatsu.peatix.com/ または https://chomoku.com/hamamatsu-dx-python/
  • 問合先:合同会社長目: https://chomoku.com/contact-us/
  • 主 催:合同会社長目・浜松市

2.参考
(1)オープンデータについて
総務省ではオープンデータについて以下の通り意義・目的を定め、定義しており、浜松市でもこれに倣って行政情報のオープンデータ化を推進しております。

■オープンデータの意義・目的
1.国民参加・官民協働の推進を通じた諸課題の解決、経済活性化
2.行政の高度化・効率化
3.透明性・信頼の向上

■オープンデータの定義
国、地方公共団体及び事業者が保有する官民データのうち、国民誰もがインターネット等を通じて容易に利用(加工、編集、再配布等)できるよう、次のいずれの項目にも該当する形で公開されたデータをオープンデータと定義する。
1.営利目的、非営利目的を問わず二次利用可能なルールが適用されたもの
2.機械判読に適したもの
3.無償で利用できるもの

 出典:総務省HP「地方公共団体のオープンデータの推進」(https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/opendata/

(2)浜松市のオープンデータ利活用事例
浜松市におけるオープンデータの利活用事例は市ホームページにて掲載しております。(https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/opendata/jirei.html

(3)「浜松市実証実験サポート事業」について
全国の飛躍的に成長が期待されるスタートアップ等が、浜松市の全面的バックアップを受けて、浜松市をフィールドに実証実験プロジェクトを実施する事業です。「浜松市実証実験サポート事業」、及びスタートアップ支援に関することはスタートアップ推進課(053-457-2825)までお問い合わせください。

(4) 合同会社 長目について
京都市に籍を置く、ITコンサルティング会社。メインの事業はデータの受託分析で、課題設定から、AIモデルの作成、レポーティングまで、データ分析の全工程を扱う。オープンデータを題材としたプログラミング教育やセミナーを実施。

タイトルとURLをコピーしました