実施3年目となる今年の参加企業・団体は、現段階で14企業・団体を上回り、参加業界も多様化し、応援の輪が広がっています。また、新たな啓発パートナーとして、Z世代であるクラーク記念国際高等学校 東京キャンパスと横浜キャンパスの有志の生徒、若手リーダーである京丹後青年会議所、メディア横断連携として東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)なども加わります。今年はSNSだけでなく、教育機関やメディアなど、様々な場所で発信することで、がん治療研究へのさらなる応援の声を集め、理解を促進します。また、医師・研究者とともにがん治療研究に関する情報をわかりやすく発信するなど、正しい理解の啓発にも取り組み、みんなの力でがん治療研究を応援します。
deleteCは、個人、企業、組織、世代、業界などの立場を越え、がんを治せる病気にしたい、という想いを自由に意思表示することで、誰もががん治療研究を応援できる仕組みをつくり、がん治療研究への寄付と啓発を通じて、1日でも早く「がんを治せる病気にする日」を手繰り寄せることに貢献します。
※昨年の#deleteC大作戦2021 の様子
「#deleteC大作戦」は、「あつまれ、想い」をスローガンに掲げ、SNSでの1投稿が100円、1リアクション10円ががん治療研究への寄付に繋がるアクションです。昨年は、2万件の投稿、79万回以上のリアクションが行われ、計5,000万アカウントへリーチしました。3回目となる今年は、9月3日~9月30日に実施します。その投稿開始日の9月3日16:00より、オンラインイベント「deleteC大作戦会議」を開催します。deleteCを応援してくださるさまざまな方々と想いを繋ぎ、9月3日17:00に、参加者とともにCを消し、想いを掲げ、一斉投稿を行います。SNSのタイムライン上に「がんを治せる病気にしたい」という想いを溢れさせ、広く発信します。
日本では、毎年100万人以上が新たにがんに罹患し、生涯 2人に1人はがんにかかる(※1)と言われるなか、世界の研究者達が日々研究を続けています。「がんを治せる病気にしたい」という私たちの想いに共感してくださる方々とともに、deleteCは、ふだんの暮らしの中で、数年後、10年後の未来を変えるがん治療研究という「希望の種」を応援します。寄付先のがん治療研究は、2023年1月末に予定している、イベント「deleteC 2023 -HOPE-」において発表します。
(※1)「最新がん統計」国立研究開発法人国立がん研究センター https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
■「#deleteC大作戦」実施概要
【名称】#deleteC大作戦
【期間】2022年9月3日(土)~9月30日(金)
【概要】SNSでの投稿や拡散が寄付に繋がる(参加方法については、後述の「参考①」参照)
- 【参加パートナー企業・団体】サントリー食品インターナショナル株式会社様、カルビー株式会社様、株式会社グラフィコ様、コクヨ株式会社様、サイボウズ株式会社様、JBCCホールディングス株式会社様、セメダイン株式会社様
- 【啓発パートナー企業・団体】一般社団法人京丹後青年会議所様、株式会社SouGo様、学校法人創志学園クラーク記念国際高等学校様、株式会社ブルームダイニングサービス様、株式会社Y.S.C.C.様、ヴァスト・キュルチュール株式会社様
- 【メディアパートナー】東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)
※ 現在、参加を検討中の企業・団体も多く、今後参加企業・団体数が増える見込みです
■オンラインイベント「deleteC大作戦会議 2022」(9月3日17:00一斉投稿)概要
【イベント名】deleteC大作戦会議 2022
【日時 】2021 年9 月3日(土)16:00~17:00
【参加方法】オンライン
【参加URL】https://www.delete-c.com/post(特設サイトにて順次公開)
【想定プログラム】
・deleteC代表理事挨拶(deleteC代表理事 小国士朗)
・deleteC大作戦 今年の目標発表
・deleteCを応援して下さる方々と想いを繋ぎ、一斉投稿等
【用意するもの】
イベント内で対象商品からCを消す投稿を実施します。
特設サイトを参考にご用意下さい(8月30日に特設サイトで公開予定 https://www.delete-c.com/post)
※状況により配信時間が変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
■参考①:#deleteC大作戦への参加方法
「#deleteC大作戦」に賛同する企業のブランドの商品やロゴに関連する「C」の部分を自由なカタチで消した画像や動画を、「#deleteC大作戦」と「#参加企業名、あるいはブランド名」(※2)をつけて参加者がSNS(Twitter、Instagram)で投稿すると、1投稿あたり100円が、がん治療研究への寄付・啓発費用として参加企業からdeleteCに贈られます。また、参加者が、参加企業の公式アカウントが発信する画像や動画をリツイート/シェア/いいね/再生をすると、1リツイート/1シェア/いいね/1再生/あたり10円が、がん治療研究への寄付・啓発費用として、参加企業からdeleteCに贈られます。(※2)投稿の際のハッシュタグについては、8月30日に詳細公開予定のdeleteC特設サイトをご確認下さい。【特設サイトURL】https://www.delete-c.com/post
■参考②:#deleteC大作戦2021の様子
【プレスリリース】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000065179.html
【#deleteC大作戦 2021 FINALweek「とどけ、想い。」official PV】https://youtu.be/LLUw6SzOiio
【特設サイトURL(※8月30日に2022バージョンに変更予定)】https://www.delete-c.com/post
■deleteC代表理事 小国士朗コメント
2回目となった昨年の「#deleteC大作戦2021」には、2万件を超える投稿、のべ5,000万人に情報をお届けすることができました。本当にありがとうございます。投稿の中で、「今年もこの時期がやってきた!」というコメントが非常に多く見られました。僕たちは「9月と言えば、#deleteC大作戦」と言ってもらえるような、新しい寄付・応援の“文化”をつくりたいと思っています。10月のハロウィンにみんなで仮装をして楽しむように、2月のバレンタインにチョコを贈りあうように、「9月は、#deleteC大作戦」という新しいアタリマエを生み出したい。そうすれば、まだまだ日本ではハードルの高い寄付という文化や、ふだんの暮らしからは距離のあるがん治療研究という存在をぐっと身近に感じてもらえるのではないかと思っていたこともあり、「今年もこの時期がやってきた!」という声はとても嬉しいものでした。
もちろんそんな世界を実現するにはたくさんの人の力が必要です。3年目となる今年は、飲料、文具、お菓子、日用品、アプリなど、自分の暮らしの中にある“あの会社”や“あの商品”が参加してくださいます。 参加者の方々がどんなの投稿をしてくださるのか、今から楽しみです。
ある企業の方に「なぜ自社の大切なCの文字を消すという判断ができたのですか?」と聞いたことがあります。すると「自分たちの大切にしているCが社会の役に立つのであれば、やるのが当たり前だと思っただけです」との答えが返ってきました。今回参加してくださっている企業の大半が、本業でがんに関わりはありません。意味や意義や理屈で考えたら、協力するには躊躇して当然だと思うんです。それなのに、3年連続で参加してくださっているある企業の方に、参加する理由について聞いたところ、「ノリです」としか答えてくれない(笑)。なんて素敵なノリだろうと思います。
deleteC大作戦をもっとたくさんの人に
僕は「CSR、CSVの次は、CSAじゃないか」と言っています。これはCasual Social Actionの略で、ソーシャルアクションと呼ばれるものは、もっともっと軽やかにカジュアルにできたほうがいいと思っています。社会課題を前にして、うーむと理屈や意義にとらわれすぎて動けなくなるよりも、もし自分にできることがあるのであれば、まずはやってみちゃえばいいんじゃないかと思います。「#deleteC大作戦」を客観的に見ていても、そういう軽やかなアクションの連鎖がやがて大きなうねりになり、社会の風景を変える力になるんじゃないかという予感がしています。
「あかるく、かるく、やわらかく」。これは、deleteCがもっとも大切にしている価値観ですが、今回参加してくださるみなさまと同じ価値観を共有しながら、昨年をはるかに大きく上回るよう、みんなで一緒につくっていければと思っております。
■deleteCについて
deleteCは、個人、企業、組織などの立場を越え、がんを治せる病気にしたい、という想いを自由に意思表示することで、誰もががん治療研究を応援できる仕組みをつくり、がん治療研究への寄付と啓発を通じて、1日でも早く「がんを治せる病気にする日」を手繰り寄せることに貢献します。
具体的には、プロジェクトに参加する企業・団体・自治体・個人が自身のブランドロゴや商品、またはサービス名からCancerの頭文字である「C」の文字を消したり、deleteCのロゴやコンセプトカラーを使うなどしたオリジナル商品・サービスを制作・販売・提供します。購入金額の一部はdeleteCを通じて、医師・研究者が推進するがん治療研究に寄付(※3)されます。
毎年9月には「#deleteC大作戦」と題し、SNS投稿・拡散が寄付に繋がる啓発の取り組みを実施し、毎年1月末にワールドキャンサーデーに先駆けて開催する「deleteC -HOPE-」にて、がん治療研究を推し進める医師・研究者に寄付をお渡しします。2022年は、新たにがん治療研究をさまざまな形で応援する「推し研!」コンセプトも発表しました。
寄付先となるがん治療研究については、公募を実施し、がん臨床試験の専門的知見を有する医師のほか、プロジェクト参加企業、deleteC医療リサーチチームといった多様な視点を持つメンバーで選考委員会を構成し、公正なる審査のもと、寄付先を決定します。選出したテーマの動画・プレゼン資料などの情報コンテンツを制作・発表し、deleteCがさまざまなメディアを通して幅広く情報発信します。現在は、参加企業100社、寄付者5,000名を超える方々に支持されており、これまでに6名の医師・研究者を支援しています。(※3)寄付金は、がん治療研究及び、啓発コンテンツ制作費などdeleteCの活動に充てられます。
■取り組みの背景
deleteCは、「がんを治せる病気にしたい」という想いのもと、2019年2月に活動を開始しました。日本では、毎年100万人以上が新たにがんに罹患し、生涯 2人に1人はがんにかかり、3人に1人が命を落とす(※4)と言われています。早期診断・治療の時代が到来したものの、がんは相変わらず国民の死亡原因第 1 位です。このようながんを、治せる病気にするために、日本のみならず世界の研究者達が日々研究を続けています。
現在、最先端医科学による治療研究の着実な積み重ねにより、不治の病と言われていたがんの治療成績は年々向上しています。特に1990年頃から、分子標的薬・ゲノム医療・免疫療法など、個人の遺伝子・細胞等を分析し、個人に最適な治療を提供する「精密医療(Precision Medicine)」が現実となり、今やがん罹患患者が長期間「がんと共に生きる」ことは珍しくない時代がやってきました。研究成果は10年生存率のポイント向上にも繋がっており、日本における全がんの10年相対生存率は60.2% (2021年12月24日時点)(※5)となっています。
deleteCは、医師・研究者の方々と対話を重ねる中で、その一つひとつの研究こそが、現状を変え、数年後、10 年後の未来を変える「希望の種」だと気付きました。deleteCは、誰もがふだんの暮らしの中で、がん治療研究という「希望の種」を応援できる仕組みを作り、「がんを治せる病気にする日」を一日でも早く手繰り寄せるため、活動を進めています。
(※4)「人口動態調査」(がんによる部位別死亡者数等)厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/gan_toukei.html
(※5)「院内がん登録2009年10年生存率」(2021年12月24日発表)国立研究開発法人国立がん研究センター
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2021/1224/index.html
【法人概要】
団体名 : 特定非営利活動法人deleteC
設立 : 2019年9月5日
代表 : 代表理事 小国士朗
事業内容:(1)ロゴ等を活用したがん啓発事業
(2)がん啓発イベント事業
(3)がん医学研究に対する寄付・助成事業
(4)がん医学研究に関する事業提供・啓発事業
(5)その他その目的を達成するために必要な事業
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