流行や業界の変化にあわせて、DX化を目指す企業は次々と増えています。しかし、人材不足が根深い課題として残っているのは事実です。
そこで、システムの導入や改修の支援・サポートができる人材は貴重な存在です。
ニーズが高まっているため、実際に支援者として活動している方やこれから本格的に始めていきたい方もいるでしょう。
では、導入支援をする方は、どのような悩みを抱えているのでしょうか。
そこで今回、kintone情報メディア『伴走ナビ』(https://bansonavi.com/)と共同で、全国の導入支援者103名を対象に「システムの導入支援」に関するアンケートを実施しました。
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業務システムの導入支援で悩みがある方は90.3%!
まず、「業務システムの導入を支援するにあたって悩みはありますか?」と質問したところ、
ある:90.3%
ない:9.7%
という結果になりました。
9割以上の方が導入支援に関する何らかの悩みを抱えていることがわかりました。
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具体的な悩みでは『システムについての知識をわかりやすく伝えられない』の回答多数!
では、具体的にはどのような悩みを感じているのでしょうか。
そこで、「具体的に抱えている悩みを教えてください。」と質問したところ、
システムについての知識をわかりやすく伝えられない:33.0%
担当者に導入後のイメージを持たせられない:17.5%
見込み客への提案が上手くできない:16.5%
案件がなかなか獲得できない:9.7%
相談できる相手が周りにいない:8.7%
最新情報やトレンドを支援に活かせていない:7.8%
その他:0%
特に悩みはない:6.8%
という結果になりました。
導入支援をしてもらう側の企業目線では、安心してお任せできるかがとても重要なポイントです。
業務システムを活用して、企業にとって重要な顧客データや従業員の情報を管理するため、しっかりと信頼してもらうことが大切になります。
そういった意味で「わかりやすく伝えられない」「イメージを持たせられない」といった課題感が多く見受けられました。
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苦戦していること第1位は『導入後の運用サポート』!第2位は『営業』!
では、実際に導入支援で苦戦していることをお聞きしました。
そこで、「業務システムの導入支援に関して苦戦していることを教えてください。」と質問したところ、
導入後の運用サポート:25.2%
営業:18.4%
顧客とのコミュニケーション:16.5%
商談・クロージング:14.6%
提案内容のバリエーション:10.7%
最新・トレンド情報の収集:7.8%
最新・トレンド情報の提案への組み込み:3.9%
その他:2.9%
という結果になりました。
導入後の運用サポートがもっとも多い結果となりました。実際に支援し始めた後の悩みが多いようです。
また、導入支援をする前段階となる営業や顧客とのコミュニケーション、商談・クロージングといった悩みも非常に多く見られる結果となりました。
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導入支援で活躍するために『業務システム運用の成功事例』が必要との回答多数!
では、どのようにすれば導入支援を上手くできるのかについてお聞きしました。
そこで、「業務システムの導入支援で活躍する人材になるためにどのような情報が欲しいですか?」と質問したところ、
業務システム運用の成功事例:24.3%
業務システム導入の成功事例:22.3%
DX化やシステムに関する最新情報:20.4%
業務システムでできること:20.4%
業務システムの拡張方法:5.8%
案件情報:4.9%
その他:1.9%
という結果になりました。
業務システムの導入や運用に関する成功事例があれば、上手くいきそうといった回答が多く挙げられました。
成功事例があれば、数字をもとに導入前後の変化が見えやすく、取り入れた後のイメージもしやすいでしょう。
また、『DXかやシステムに関する最新情報』『業務システムでできること』といった、魅力を伝えるための情報を求める方が多いことがわかりました。
■その他、業務システムの導入支援で欲しい情報を聞いてみました。
・システム導入に豊富な実績を持つサポート企業の情報が欲しいです。(40代/副業)
・さまざまなシステムの最新情報が欲しいです。(20代/副業)
・業務システム運用の失敗事例とその対応内容の情報です。(50代/個人事業主)
・顧客の業界に関する専門的な業務知識が必要と考えています。(20代/会社員のみ)
・先方へアプローチするための成功事例やマニュアルが欲しいです。(30代/副業)
全体的に、顧客側にメリットを伝えられる情報がもっと欲しいという方が多いとわかりました。
また、売り込みに苦戦するために、マニュアルや分かりやすい資料が必要だと考えている方も多数いるようです。
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【まとめ】システムの導入支援でもっとも苦戦していることは運用後のサポートだと判明
今回の調査で、システムの導入支援に関して悩みを抱えている方が『90.2%』、特に『導入後の運用サポート』で苦戦しているとわかりました。
導入支援で活躍するためには、いかに相手から「安心してもらえるか」「信頼してもらえるか」が重要です。
「自信を持って伝えられる」「説得力のある資料や実績がある」「最新情報やトレンドもしっかりとおさえられている」など必要な要素はさまざまです。
また、導入後の支援であたふたしてしまうと、クライアントを不安にさせてしまうでしょう。
そうした事態を防ぐために、しっかりとスキルアップや情報収集を怠らずにしていくことが大切です。
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kintoneでDX化を目指すための情報メディア『伴走ナビ』
伴走ナビ(https://bansonavi.com/)は、kintoneを導入する中小企業が100%で業務改善・利益率アップなどの目標を達成するための情報メディアです。
本メディアは、kintone構築や運用、改修内製化までを一気通貫で支援するペパコミ株式会社が運営しています。
■そもそもkintone(キントーン)とは
kintoneとは、サイボウズ株式会社が運営するデータベース型業務システム構築クラウドサービスです。快適かつ柔軟に、スピーディーで低コストに業務改善を実行でき、累計20,000社以上・毎月500社以上が導入しています。
【kintone8つの特徴】
・プログラミング不要で柔軟性の高い改修の実現
・必要な機能を組み込むだけでオリジナルのシステムが完成
・慢性的な人材不足や煩雑になったEXCEL、集計作業の解消
・最小限の機能だけでスモールスタートが可能
・顧客・案件管理(SFA)や見積もり/発注管理といった管理システムの構築
・アンケート集計やマッチングといった集計・活用システムの構築
・豊富な拡張機能でスムーズな連携の実現
・担当者の育成により、後に社内で改修が可能に
kintoneの知識をベースに、プロ人材の育成やシステムでできることなど、あらゆる悩みを解決するための情報を発信。社内で重要となるさまざまなデータ管理がkintoneで完結するため、システムを活用した仕組み化もしっかりと行えます。
伴走ナビを活用すれば、システムの知識を増やしながらメリットを理解し、上手く活用するスキルを身につけられるでしょう。
もちろん、役立つ最新情報やトレンドも伴走ナビでしっかりとおさえられます。
kintoneの導入支援者は、導入や運用の支援をしていくために、ぜひ伴走ナビを活用してください。
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調査概要:システムの導入支援に関する調査
【調査期間】2023年10月9日(月)~2023年10月17日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】103人
【調査主体】MEDIA PRESS(andmedia株式会社)×伴走ナビ
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■伴走ナビ概要
kintoneでDX化を実現するための情報を届けるメディア。
■andmedia株式会社概要
・代表取締役:鳥越 凌
・〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町27−14
■MEDIA PRESS概要
独自のリサーチでユーザーに価値ある情報を届けるメディア。