日本の「難民問題」を知る、考える、アクションする「難民アシスタント養成講座」<10/31(火)申込〆切>

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日本に逃れてきた難民を支援する「認定NPO法人 難民支援協会」(所在地:東京都千代田区、代表理事:石川えり)は、2023年11月11日(土)・11月18日(土)の2日間にわたり、難民アシスタント養成講座を開催します。

今年は、4年ぶりの対面とオンラインでのハイブリッド開催です!

ウクライナの人々を含め、シリアやアフガニスタンなど、今世界には1億人をこえる人々が、紛争や迫害などにより故郷を追われています。

そして、ここ日本にも、多くの国々から、難民の人々が逃れてきています。コロナ禍での入国制限も解除され、来日して難民申請する方が急増しています。しかし、日本の難民認定基準は非常に厳しく、2022年には難民申請者が3,772人、日本で政府が「難民」と認定し、在留を許可したのは202人、わずか2%に留まります。難民を取り巻く厳しい状況は、難民認定の少なさだけではありません。十分な公的支援もなく、困窮する難民の方々が多くいます。また、2023年6月には入管法改正案が国会で可決されましたが、難民申請者にとって懸念の多い内容となっています。

難民アシスタント養成講座は、日本における難民の置かれた状況や支援の取り組みについて学べる講座です。受講生同士での意見交換の機会もあり、2日間を通じて、難民の置かれた現状を知り、難民受け入れに前向きな社会のためにどのようなことができるかを考え、一人ひとりのアクションに繋げるきっかけを見つけていただきたいと思っています。

◆プログラム一覧

  1. イントロダクション 田中志穂/JAR 広報部

  2. 支援者の視点から見た難民認定制度の基本 関聡介氏/弁護士

  3. 日本の難民保護の実情と課題:法的支援の現場から 駒井知会氏/弁護士

  4. 難民の生活上の課題と生活支援の実践 新島彩子/JAR 支援事業部 マネージャー

  5. 非正規移民・難民をめぐる排除の歴史と今 髙谷幸氏/研究者(社会学)

  6. 国民/外国人/難民ー国際人権法の視座 阿部浩己氏/研究者(国際法学)

  7. 共生に向けた難民の就労 可部州彦/JAR 定住支援部マネージャー

  8. 難民の方によるトークセッション 難民の方

  9. 移住者コミュニティと難民支援:地域での実践 近藤花雪氏/社会福祉法人日本国際社会事業団 プロジェクトコーディネーター

  10. グループディスカッション

難民支援の第一線で活動する弁護士やスタッフなどの講師陣が、日本における難民問題について様々な視点や立場からお話します。また、難民問題を「難民」だけの領域でなく、「移民・難民」に関わる課題ととらえ、今回は新しい講師を2名(社会学者の高谷幸さん、国際法学者の阿部浩己さん)もお招きしています。

9コマの講義とディスカッションの2日間。ここでしか学べない、ここでしか出会えない。今回は、2日目のみ、久しぶりとなる会場参加もお選びいただけます。先着順になりますので、ぜひ早めのお申込みを!学生の方には割引もあります。皆さまのご参加お待ちしています。

◆詳細&お申込み

【イベント終了】難民アシスタント養成講座(44期)
2023年の難民アシスタント養成講座は終了しました。 こちらに開催報告を掲載していますので、ぜひご覧ください。 今年の難民アシスタント養成講座は、ハイブリッド開催です! 難民アシスタント養成講座は、日本の「難民問題」を知…

◆開催概要

日程:11/11(土) ・11/18(土)全2日間

時間:9:30-17:30(予定)

受講料:

11/11オンライン・11/18会場参加  一般14,000円、学生7,000円

2日間オンライン参加   一般12,000円、学生6,000円

※難民の方の話、グループディスカッションを除き、講義は一定期間アーカイブ視聴可能。

開催方法:

11/11 オンライン開催(Zoom)のみ

11/18 会場・オンライン(Zoom)のハイブリッド開催

応募締切: 2023年10月31日(火)

主催:認定NPO法人 難民支援協会

本講座には、毎年学生や会社員から、研究者、行政書士、ソーシャルワーカーや医療従事者など、幅広い職業の方々が参加され、参加の動機も様々です。

オンラインでの交流会やディスカッションの機会を通して、同じように難民問題に関心のある方とも知り合い、意見が交わされています。

昨年の開催の様子はこちら:https://www.refugee.or.jp/report/activity/2022/12/ashiyoureport43/

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