ボーナスの平均額が高いのは建設業【業種別のボーナス平均額調査】

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日本労働産業ユニオン(所在地:東京都渋谷区、URL:https://jli-union.com/)は、全国20~59歳の会社員男女500名を対象に「ボーナスの金額調査アンケート」を実施しました。

今回のアンケート調査結果は全4回に分けて各項目の結果を発表いたします。

調査結果

  1. 業種別平均額ランキング

  2. 都道府県別平均額ランキング

  3. 年齢別平均額・勤続年数別平均額

  4. 転職時にボーナス金額を重要だと考える人の割合

第1回である今回は、各業種におけるボーナス金額の違いを明らかにしました。それぞれの業界の異なる特性や要因がボーナスの平均額に反映されていることが分かります。

1. 業種別平均額ランキング

平均109万円で建設業が1位に輝きました。一級建築士など資格やスキルを保有していると、ボーナス金額を含めて年収が大幅に上がりやすく、これがボーナス平均額を高めた要因と言えるでしょう。

金融業は2位にランクインしました。安定しているイメージのある金融業は、業種内で個人ごとのボーナス金額に大幅に差異があるわけではなく、ボーナスの金額も安定して高い傾向があるようです。

3位は不動産業という結果になりました。不動産市況に大きく左右されるため、市場の動向がボーナスに大きな影響を与えます。また、営業成績など個人のパフォーマンスも大きく影響するため、人によってボーナス金額の幅が開いているようです。

4位の製造業は、景気循環に敏感で、業績に連動することが多いため業績や景気が好調な時期にはボーナスが増額される傾向があります。

最後に、IT・情報通信業が5位という結果になりました。この業界は急速な技術の進化と競争が激しいため、高いスキルと実績が報酬に繋がります。プロジェクトの成功や成果に応じたボーナスが支給され、専門知識とスキルの向上が求められます。しかし、高度なスキルを持っている方はフリーランスとして独立することも多い業界のため、全体のボーナス金額は他の業種と比べて低い結果となったと考えられます。

調査結果まとめ

今回の調査結果は、転職やキャリア戦略を考える際の重要な指標となるでしょう。

業績や景気に応じたボーナス制度は、各業界ごとに異なるため、将来のキャリアプランを練る上で参考にしてみてください。

【調査概要】
調査名:業種・年収別のボーナス金額に関するアンケート
調査対象:20~69歳の会社員男女500名
調査地域:全国
調査期間:2023年8月29日~2023年9月10日
調査方法:インターネット調査

日本労働産業ユニオンについて

日本労働産業ユニオンは、職場で発生する様々な不安を解消するために設立されました。

主な活動内容は、団体交渉権を元にハラスメント、不当解雇、賃金問題など労働者の権利を守ることや、労働問題についてメディアを通して情報発信を行うことです。労働者の方はもちろん、経営者層に向けても日本の労働に関する情報を発信していくことで、労働環境の改善に貢献していきます。

【団体概要】

団体名:日本労働産業ユニオン

組織形態:労働組合

所在地:〒151-0061 東京都渋谷区初台1-9-3

設立日:2022年7月1日

団体URL:https://jli-union.com/

退職代行サービスURL:https://torikeshi.jp/

【本リリースに関する問い合わせ】

広報担当:山口

問い合わせ先:kanri@jli-union.com

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