スローモビリティは、ラストワンマイル、商業施設内、観光地などでの導入が期待されており、自治体などからの導入希望をいただくケースも増えています。2023年9月現在、OpenStreetは100以上の自治体と移動領域に関する協定締結・連携を行なっており、今後はその延長として各自治体とともに社会的な役割を担って歩行領域を快適に移動できるサービス提供していきます。
■業務提携にかける両社の想い
・豊田鉄工
豊田鉄工はこれまで全ての人が安心で安全に移動できる社会を目指し、スローモビリティの開発を行ってきました。より多くの人や物を、より早く目的地まで運ぶことが今までのモビリティに課せられた課題でしたがスローモビリティという今までとは違う選択肢により、新たな価値を創造したいと考えております。
高齢者や妊婦、障がいのある方はもちろんのこと、重い荷物を持っている時や、歩くには少し大変な距離を移動する時、そんな状況下においてより安心で安全に移動できるスローモビリティは現代社会に貢献できる移動手段だと考えております。
歩行者と同じ道を歩行者と同じ速度で移動できる為、人との共存が可能となり、コミュニケーションツールとしても活用できる新たな乗り物として、スローモビリティの価値を伝えていきたいという想いで開発から生産まで行っております。
今回、OpenStreetと業務提携することで、豊田鉄工がこれまで培ったノウハウにOpenStreetのシェアリングのノウハウを融合することで、より多くの方に利用していただく機会が増え、気軽に移動できる喜びを体験し、スローモビリティの新たな価値観を発見してもらえるとことができると考えております。
・OpenStreet
OpenStreetは、シェアモビリティサービス「HELLO CYCLING」「HELLO MOBILITY」において、電動アシスト自転車・e-Bike・原付スクーター・超小型EVを提供してきました。モビリティインフラの発展とともに、短距離移動の目的の多様化や利用者の増加が進んでおり、この傾向は新型コロナウイルス感染症の流行以後、顕著です。
この度、豊田鉄工と共同開発するスローモビリティによって、都市ライフをより便利で持続可能なもの且つ、新たな移動体験を提供するための取り組みとして、シェアモビリティサービスへの展開を目指します。この新しいモビリティをシェア化することにより、都市の住民や訪問者は、コンパクトで環境に配慮したスローモビリティを手軽に利用することができるようになります。
また、将来的にはモビリティへエッジAIデバイス(カメラやセンサー)などを搭載することにより、歩行領域の走行空間データをリアルタイムに取得し、ウォーカブルな街づくりへ貢献します。さらに自動運転技術を搭載したモビリティをサービスへ導入することで、より安心・安全に移動できる交通環境を構築します。
■「HELLO CYCLING」「HELLO MOBILITY」について
ご利⽤にあたっては、アプリのダウンロードが必要です。会員登録後、ステーションの検索や、モビリティの利⽤予約から決済まで、一連の手続きを簡単に⾏ことができます。
■豊田鉄工株式会社について:https://www.tiw.co.jp/
豊田鉄工株式会社は、1946年の創業以来、「愚直に、地道に、徹底的に」を行動の原点として、自動車プレス部品を中心に、植物工場での野菜の生産や、パーソナルモビリティの生産など幅広い分野に挑戦し持続的な社会を目指しております。これからも笑顔があふれる心豊かな社会の実現に向け、ものづくりを通じ新たな価値の創造と提案によりお客様・地域社会に貢献してまいります。
■OpenStreet株式会社について:https://www.openstreet.co.jp/
OpenStreet株式会社は、自転車活用推進法の後押しやユニークな水平分業型の地域パートナーモデルにより国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」および、シェアモビリティプラットフォーム「HELLO MOBILITY」の展開などを通じてラストワンマイルにおける多様な移動手段を提供し、MaaS促進を目指します。
【お問い合わせ先】
■豊田鉄工に関するお問い合わせ
豊田鉄工株式会社 広報担当 E-mail:comove@tiw.co.jp
■「HELLO CYCLING」「HELLO MOBILITY」に関するお問い合わせ
OpenStreet株式会社 広報担当 E-mail:pr@openstreet.co.jp