【実証実験結果報告】「テックタッチ」連携で「クラウドサイン」の運用効率化・利用度向上が実現可能に

この記事は約7分で読めます。
様々なWebシステムにノーコードでナビゲーションを設置可能なSaaS「テックタッチ」(https://techtouch.jp/)を開発・提供するテックタッチ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:井無田仲、以下、当社)は、弁護士ドットコム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内田陽介、以下、弁護士ドットコム)が提供するWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」との実証実験が完了したことをお知らせします。

■取り組みの背景

DX推進に向けた取り組みの一環として、官民問わず契約業務の電子化が進められています。電子契約サービス「クラウドサイン」の画面上に操作ナビゲーションとして「テックタッチ」を活用することで、電子契約の普及をさらに前進させることを目指し、弁護士ドットコムと当社の2社による取り組み開始に至りました。

 

■弁護士ドットコム、テックタッチとの実証実験の概要

電子契約を締結する際、企業によって独自の承認経路の設定や項目への入力ルールが異なります。「テックタッチ」で、デジタルガイドの入力画面上への表示や段階的な入力補助を行うことで、「自社の運用ルールの従業員への更なる浸透」「ユーザーの心理的負担の軽減」「正しいデータ入力によるガバナンス強化」を実現できるのか検証しました。

「クラウドサイン」を導入中の一部企業に対して、企業の運用ルールを設定している箇所を中心に「テックタッチ」のナビゲーションを実装し、操作時間の短縮やデータ入力精度の向上につながるか調査しました。

※関連記事より抜粋 (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000048939.html)

期間

2022年5月〜2023年2月

取り組み内容

「クラウドサイン」の一部ユーザーに対して、操作補助ツールとして「テックタッチ」を提供。以下のようなA/Bテストまたは、ユーザーへのアンケートを実施し、テックタッチの効果を測定した。

ABテストでは、同一の操作フローにおいて「テックタッチ」を使わず、自社で作成した入力マニュアルを参照して操作する場合と、「テックタッチ」を利用して操作する場合での操作時間や入力ミスの発生率を比較した。アンケートでは、ユーザーに対してテックタッチのナビゲーションの満足度を調査した。

 

■弁護士ドットコム、テックタッチとの実証実験の結果

「クラウドサイン」を利用中の東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:寺田光宏、以下、東急建設)、三菱地所株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役 執行役社長:吉田淳一、以下、三菱地所)のユーザーにご協力いただき、実証実験を行いました。

東急建設では、ABテストを行った結果、従来15〜20分かかっていた入力操作が10分以下に短縮(46%削減)、操作ミスは50%改善しました。ユーザーは入力画面上の操作ナビゲーションによって直感的に作業を進められるようになり、操作時間が大きく削減されました。また、実証実験に参加いただいたユーザーからは「マニュアルを見なくても良いので楽になった」「絶対にあった方がいい。画面ごとに注意書きが出てくるので、入力ミスをしなくなる」といった回答がありました。

三菱地所では、クラウドサインを使用しているユーザー向けにアンケ―トを実施した結果、「たまにしか使わない自分にとっては、使い方を忘れがちなのでガイドがあるほうがありがたい」「登録忘れ、誤入力防止にとても役に立っていると思う」「操作に慣れていない方はとても分かりやすい。「よくある質問」等、充実していたので活用したいと思った」などの回答がありました。「クラウドサイン」内のFAQ等、システム内の各種機能をユーザーに入力時に案内することで、利便性の更なる向上にも期待できるということが分かりました。

 

この実証実験により、「クラウドサイン」における「テックタッチ」の実装には一定の効果が認められ、契約の電子化および、DXの推進にむけた定着支援には有効であるという結論を得ることができました。

 

東急建設 コーポレートデジタル推進部・グループリーダー 遠藤晃氏

「今回の実証実験では、クラウドサインを過去に数回利用したことがあるくらいの方を対象にして、利用マニュアルを参照しながら登録を行ってもらい、その次にテックタッチのガイド・ナビゲーションに沿って登録をしてもらいました。結果は上記に記載の通り、操作時間で「46%」の削減効果がでました。当社では、テックタッチを導入することによりITシステムに関する教育や紙マニュアル整備プロセスを抜本的に見直すアイテムとして大変期待しています。今回の実証実験の結果は早くも効果が目に見えてでており、大変嬉しく思っております。これからも多くのITシステムでテックタッチを利用していき効率的な業務遂行を実現し、かつ、誤入力防止にも効果をだしていきたいと考えております。

三菱地所 DX推進部・マネージャー 小野翔平氏

当社は、DXにより生活者が暮らしやすさを実感できる新しいまちづくりを目指し、来街者やテナントの皆様への様々なデジタルサービスの提供を推進しています。今回クラウドサイン含め3つのシステムにテックタッチを適用し、仮説通りの効果を出すことができ、また想定以上の機能追加スピードにも感銘しております。今後はモバイル展開や分析機能などの進化も取り込むことで、数多くのユーザーが迷わず速やかに、より良いUX体験ができる世界観を実現してまいります。

この度の取り組みによって明らかになった「テックタッチ」の効果を多くの企業様に実感していただくため、2023年3月15日には従業員数1,000名以下の企業様向けに、「テックタッチ for クラウドサイン」をリリースしました。詳しくは特設ページ(https://cs.cloudsign.jp/techtouch-for-cloudsign_trial)をご覧ください。

 

■クラウドサインについて
クラウドサインは、契約の締結から管理までデジタルで完結させる契約マネジメントプラットフォームです。電子署名法に準拠した電子署名とタイムスタンプによって円滑かつ、安全な契約締結を実現します。また自然言語処理技術を用いたAI契約書管理機能、契約書の振り分けのオートメーション化を実現したスマートキャビネット機能など、様々な契約管理機能により、過去に紙で締結した契約を含め一元的に検索・期限管理ができます。電子契約市場においては2015年の提供開始以来、企業や自治体などで幅広く導入されている、No.1 ※のサービスです。※株式会社富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2021年版」(電子契約ツール2020年度実績)市場占有率

 

■ノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」について

テックタッチは「すべてのユーザーがシステムを使いこなせる世界に」をミッションに掲げるスタートアップです。あらゆるWebシステムの入力をアシストするDXプラットフォーム「テックタッチ」を提供しています。大手企業や自治体・官公庁などに導入され、ユーザー数は200万人超。2022年にグッドデザイン賞などを多数受賞し、2023年には経済産業省が選ぶJ-startupにも認定されました。国内シェアNo.1の「テックタッチ」を通じ、日本のDX推進を後押ししていきます。
 

<テックタッチで設定したナビゲーションの例>

 

【テックタッチ株式会社 会社概要】

・企業名  :テックタッチ株式会社

・所在地    : 〒105-7105 東京都港区東新橋一丁目5番2号汐留シティセンター5階

・代表者   :井無田 仲

・事業内容 :デジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」の開発および提供

・企業サイト:https://techtouch.jp/

※記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

 

■ニュースリリースに関するお問い合わせ

<サービス導入に関するお問い合わせ>

テックタッチ株式会社 営業担当:西野

URL:https://techtouch.jp/contact

 

<取材のお問い合わせ>

テックタッチ株式会社 広報担当:中釜・奧田

pr@techtouch.co.jp

 

タイトルとURLをコピーしました