アドビ、Adobe Fireflyを搭載した最新バージョンのAdobe Expressの一般提供を開始

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・Adobe Firefly(ベータ版)を搭載し、AIファーストの思想で設計された最新バージョンのAdobe Expressの一般提供を開始
・日本語を含む100以上の言語のプロンプト入力をサポート
・動画の「背景削除」「トランザクションの追加」を実装し編集機能を強化
・Adobe ExpressをAdobe Creative Cloudプランに組み込み、Adobe Photoshop、Adobe Illustrator、Adobe Acrobatの充実したワークフローをサポート
・企業はAdobe Expressを導入することで、クリエイティブチームの生産性を向上させ、マーケティング部門ではより迅速かつ手軽にブランドに沿った独自コンテンツの作成が可能に

アドビ(Nasdaq:ADBE)(本社:カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、Adobe Express(https://www.adobe.com/jp/express/)の最新バージョンの一般提供をデスクトップ版にて開始しました。Adobe Expressの最新バージョンでは、生成AI機能Adobe Firefly(ベータ版)を搭載し、AIファーストのオールインワンのコンテンツ制作アプリとしてクリエイティブな表現に革命をもたらし、あらゆるスキルレベルのユーザーが優れたコンテンツを素早く、手軽に、楽しくデザインし、共有できるよう支援します。

AIファーストの思想で設計された最新バージョンのAdobe Expressには、写真、デザイン、動画、ドキュメント、生成AIの分野でアドビが提供する人気ツールのパワーと精度を受け継ぐ画期的な新機能が集約されており、魅力的なSNS動画コンテンツの作成、画像の修正、PDFの読み込みと編集、素晴らしいデザインのレイアウトなどの作業が素早く簡単に行えます。

Adobe Expressは世界中のあらゆるスキルレベルの何百万ものユーザーによって、魅惑的なSNSコンテンツ、引き込まれるような動画、視覚的に美しいPDF、デジタルカードやチラシ、読書感想文や履歴書など、多様なコンテンツの作成に活用されています。生成AI機能 を受け持つAdobe Fireflyが、日本語を含む100以上の言語のプロンプトをサポートしたことで、世界中のAdobe Expressユーザーは高品質な画像の生成、魅力的なテキスト効果の作成、ワークフローの合理化、生産性の向上などを、Adobe Express内ですべて完結できるようになりました。これらのAIを活用した新機能は、現在デスクトップ版に続いて、近日中にAdobe Expressモバイル版でも対応を予定しています。

アドビのAdobe Expressおよびデジタルメディアサービス担当シニア バイス プレジデントのゴビンド バラクリシュナン(Govind Balakrishnan)は次のように述べています。「画期的な新機能と生成AIをAdobe Expressの中核に据えることで、ユーザーがより手軽に、楽しく、コンテンツ制作ができる、AIファーストのオールインワンツールへとアップデートしました。最新バージョンのAdobe Expressは、アイデアをより魅力的なコンテンツへと変える方法に変革をもたらすものと考えています。このような心が躍るイノベーションの搭載はまだ始まったばかりです。画像作成、デザイン、動画、オーディオ、PDFなど多岐にわたって、今後も機能を拡充してまいります。」

Creative Cloudメンバー向けAdobe Express
Adobe Expressは、学生、クリエイティブプロフェッショナル、コミュニケーター、スモールビジネス、エンタープライズを問わず、あらゆるユーザーにとって最適なアプリです。ほとんどのAdobe Creative Cloudメンバーシップには、Adobe Expressの有料版であるプレミアムプランが最初から含まれているため、Adobe Creative CloudメンバーはAdobe ExpressからAdobe PhotoshopやAdobe Illustratorのクリエイティブアセットに直接アクセスして編集したり、リンクされたファイルをAdobe Expressに追加し同期したまま作業することができます。さらに、Adobe ExpressでPDFを読み込み、デザイン性のあるテキスト、画像、背景、ブランドロゴなどを追加して、あらゆるドキュメントをレベルアップさせることができます。Adobe Expressを使えば、リアルタイムでの共同編集やコンテンツ作成、SNSへの投稿、デザイン(コンセプト)のレビューなどのタスクも迅速に行うことができます。

エンタープライズ向けAdobe Express
Adobe Creative Cloudエンタープライズ版にはAdobe Expressが含まれており、各アプリケーションや、Adobe Experience Cloudに含まれるアドビのCMSソリューションであるAdobe Experience Manager(https://business.adobe.com/jp/products/experience-manager/adobe-experience-manager.html)との統合を通じて、クリエイティブプロフェッショナルとマーケター間のワークフローの橋渡しをします。これらのシームレスな統合はクリエイティビティの民主化をデザインチームだけでなく全社的にもたらします。組織はコンテンツの作成とコラボレーションを通じて(https://www.adobe.com/jp/news-room/news/202303/20230322_adobe-express-for-enterprise.html)高速かつスムーズなコンテンツ供給体制を確立できます。

また、最新バージョンのAdobe Expressエンタープライズ版を使えば、組織内のあらゆる従業員が、美しく投稿に適したコンテンツを生成できるようになります。

プルデンシャルのバイス プレジデント兼グループ クリエイティブ ディレクター ブリジット エスポジート(Bridget Esposito)氏は次のように述べています。「Adobe Expressのおかげで、当社のクリエイティブ担当者は価値が高くインパクトのある仕事に集中できるようになり、他のチームはパワフルで使いやすいデザインツールを仕事に活用できるようになりました。」

カールツァイスAGのデジタル ブランド エクスペリエンス マネージャー クリスティナ レーナルト( Christina Lehnert )氏は次のように述べています。「デジタルの世界ではブランドの一貫性を保ちながら正しく表現することはとても重要であり、当社では多くのグローバルチームにタスクを分散して作業を行っています。Adobe Expressを使用することで、ブランドの統一性がとれた卓越したコンテンツを、柔軟な方法で作成することができています。」

Creativity for All: すべての人に「つくる力」を
スモールビジネスのオーナー、個人事業主、ソーシャルインフルエンサー、学生など、あらゆる人々が、優れたコンテンツの計画から投稿予約、プレビュー、公開までをすべて1か所から簡単に行えるようになりました。さらに、世界中の5,600万人以上の学生・教職員がすでにAdobe Expressを活用しており、リアルタイムでコラボレーションを行ったり、魅力的なデジタルポートフォリオを構築したり、共有プロジェクトからチラシ、フラッシュカード、アニメーション動画などを作成したりしています。

Adobe Expressの最新機能
新しいオールインワンのコンテンツ編集アプリ: インパクトのあるデザイン要素、魅力的な動画や画像、見栄えのいいPDF、アニメーションや、その他の人目を引くコンテンツを、InstagramやTikTokなど各SNSに対応した形式で作成可能に
Adobe Fireflyの生成AI機能:日本語を含む100以上の言語に対応したテキストプロンプトを使って、将来的に商業利用にも安全なカスタム画像やテキスト効果をすばやく生成
Adobe Creative Cloudアプリケーションとの綿密なワークフロー連携: Adobe Express内でAdobe PhotoshopやAdobe Illustratorのクリエイティブアセットに直接アクセスして編集したり、リンクされたファイルを追加して作業することが可能に
動画と複数ページに対応した新しいテンプレートとデザインエレメント:Adobe Expressの新しいテンプレートやエレメントと、2億点近くの最大規模のアセットコレクションを誇るAdobe Stockを活用し、ロイヤリティフリーの画像、動画素材、オーディオ素材、約22,000種類のフォント、アイコン、背景、シェイプなどを組み合わせてクリエイターがより多くのインスピレーションを探求することが可能に

さらに強化されたAI機能:クリエイターはデザイン制作を効率化し、コンテンツに最適な追加要素をすばやく見つけられるほか、自分のスタイルに合わせてパーソナライズされたテンプレートの提案を受けられるため、SNS投稿、動画、ポスター、チラシなどの作成が容易に
クイックアクションの充実:画像や動画の背景削除、動画のトランジションの追加、音声によるキャラクターのアニメーション化、画像のGIF変換、PDF編集といった機能により、際立つコンテンツを手軽に作成
・リアルタイムの共同編集、シームレスなレビュー、コメント機能:制作プロセスを迅速化
アニメーション「フェード」、「ポップ」、「フリッカー」、「バンジー」:テキスト、写真、動画、アセットの新しいコンテンツとしての活用を可能にします。Adobe Character Animatorの機能を搭載した「音声でキャラクターを動かす」により、録音済みのセリフに唇やジェスチャーを同期させ、キャラクターを作成することが可能に

価格と提供時期
Adobe Express デスクトップ版は無料でご利用いただけます。なお、モバイル版も近日中に提供を開始する予定です。Adobe Creative Cloudをご契約の場合には Adobe Expressプレミアムプランが含まれており、Adobe Expressの有料コンテンツや機能をご利用いただけます。また、エンタープライズ向けのAdobe ExpressとAdobe Fireflyも現在提供中です。

※当資料は、2023年8月16日に米国本社から発表されたプレスリリースを翻訳し、一部ローカライズしたものです。

■「アドビ」について 
  アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。Creative Cloud( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html )は、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。Document Cloud( https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html )では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloud( https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html )は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( https://www.adobe.com/jp/sensei.html )を活用しています。

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。

アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

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