ABEJA、栃木銀行が展開する個人向けサービスにおけるDXを支援

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 人とAIの協調により「ゆたかな世界を、実装する」株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役CEO:岡田 陽介、以下「ABEJA」)は、2021年11月より、株式会社栃木銀行(本社:栃木県宇都宮市、取締役頭取:黒本 淳之介、以下「栃木銀行」)が展開する個人向けサービスのDX支援を開始し、2023年5月より、本格的に営業最適化に向けた取り組みを開始いたしましたので、お知らせいたします。

 ABEJAは、「ABEJA Platform」を基盤に顧客企業の基幹業務のプロセスを変革し、ビジネスの継続的な収益成長の実現に伴走する「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。2012年の創業時よりABEJA Platformの研究開発を進めており、これまで多種多様な業界・業態のデジタル変革をABEJA Platform上で実現してきました。ABEJAの事業モデルは、ABEJA Platformを基盤とし、DXに必要な工程をフルマネジメントサービスで請け負うデジタル版のEMS(Electronics Manufacturing Service)です。顧客は、デジタル版EMSを採用することで、DXに必要な全工程に対応できる最先端の「製造機械」と「製造ノウハウ」を活用することが可能となります。これにより、自社で開発・維持するよりも迅速な実装が叶い、最新の技術を継続的に利用できるとともに、コストダウンとリスク回避、ケイパビリティの強化を実現できます。また、「Human In the Loop」をはじめとする高度なノウハウやアプローチを用いて、デジタル変革のキーとなる「人とAIの協調」を実現し、これまで、戦略的かつ効率的に300社以上の顧客の基幹業務を変革し、さらにはビジネスモデルの革新に取り組んでいます。

 この度の栃木銀行との取り組みは、同行が進める金融事業のDX推進の一環であり、各営業担当者のナレッジやスキルに依存していた営業の最適化を目的としています。栃木銀行が保有する勘定系データ(個人情報を除く)や過去の営業状況の交渉履歴などを、ABEJA Platform上で学習することにより、特定銀行商品と親和性の高い顧客の予測を行うための仕組みを構築し、すでにコールセンターなどでの活用が進められています。これにより、従来は、各担当者のナレッジやスキルに頼っていた対象顧客の選定業務が自動化・最適化され、営業活動が効率化されたことにより、成約率向上にもつながっています。また、栃木銀行のお客さまにとっても、最適なタイミングで、最適な商品の提案が可能となったことにより、お客さまの利便性向上も期待されています。

 

 ABEJAは、栃木銀行の個人向けサービスのDX支援を皮切りに、今後、同行が展開する他領域の金融事業においてもDXを進めるべく、両社で取り組んで参ります。

 ■ 株式会社栃木銀行について

本 社:栃木県宇都宮市西2-1-18

設 立:1942年12月

代 表:取締役頭取 黒本 淳之介

事 業:金融事業

URL :https://www.tochigibank.co.jp

 ■ 株式会社ABEJAについて 

本 社:東京都港区三田一丁目1番14号 Bizflex麻布十番2階

設 立:2012年9月10日

代 表:代表取締役CEO 岡田 陽介

事 業:デジタルプラットフォーム事業

URL :https://abejainc.com

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